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夏野菜とビーツのカレー

noteでは日本から遠く離れた国の方々ともつながることができます。

ブラジル在住のKikkoさん
ブラジルではビーツが安価で手に入りやすいそうです。Kikkoさんのビーツを使ったお料理は、鮮やかで楽しく健康にもよくビーツが手に入ったら作ってみたいと思ってました。

こちらのnoteを参考にしました。こちらのカレーは「#うちのカレー withアイスム」の受賞作品です。

Kikkoさんのところは葉付きのビーツ。これで298円。
酢を入れて皮ごと下茹で10分ぐらい。使わない分はこのまま保存で、赤い茹で汁もとっておきます。
ゴーヤ・人参・かぼちゃ・じゃがいも・オクラ・いんげん・しいたけ・蓮根・ビーツ。

ふだんはこんなに野菜入れないのですが、Kikkoさんカレーは、冷蔵庫の整理もかねているということで、あるもの全部。

玉ねぎをじっくり炒め、生姜・にんにく・セロリを加えます。

玉ねぎが赤いのはビーツの茹で汁です。お料理教室で玉ねぎ炒めのときに漕げないように水を入れてもいいと教えていただいたので、水の代わりです。

お肉は牛すね肉。塩胡椒、小麦粉をふって炒め、圧力鍋で10分。これも茹で汁で。
ゴーヤ・かぼちゃ・オクラ・インゲン・ズッキーニ・レンコンは素揚げ。ズッキーニとレンコンはビーツの茹で汁に漬けてから揚げました。
玉ねぎ・セロリを炒めたものにお肉、野菜を加えオレガノ・ターメリック・フェンネル・カルダモン・コリアンダー・チリパウダーで炒めます。
使った香辛料’(チリパウダーも)
フォンドボーとビーツの茹で汁で煮込み、カレールーを加えます。カレールーは塩分少なめのもの。

素揚げした野菜を盛りつけてできあがり。ビーツの赤が効いていてボルシチ
のような見栄えですが、ちゃんとカレーで辛みがあります。ビーツは甘みがありカレーの香辛料と合いますね。野菜たっぷりでヘルシーなカレーになりました。Kikkoさん、ありがとうございました。

Kikkoさんのビーツ料理は、カレーの他に、みそ汁、スープ、チキンライス、デトックスジュース、サラダ、トルティージャ、ポタージュ、ミートローフ、ハンバーグ、タルトタタン、ビーツのケーキとたくさん工夫されてます。

私もポタージュスープとマリネもつくってみました。

玉ねぎを炒めてじゃがいも、ビーツを加えて煮込みジューサーにかけて牛乳を加えます。
きれいなピンクのポタージュスープになりました。
ビーツのマリネはかんたん酢に漬けただけ。

ビーツは、アスリートにも注目されています。ビーツの成分にある硝酸塩しょうさんえんが血流を増やし、運動のときにムダなエネルギーを使わず、筋肉が疲れにくくなるそうです。

マラソンランナーの大迫傑おおさこすぐる選手がケニアで合宿中にケニア選手がビーツをすごくよく食べている姿を見てご自身もビーツを摂るようになったそうです。

東京五輪2020の男子マラソンで優勝したエリウド・キプチョゲ選手はケニアの方です。

36キロすぎに飛び出したのは、いいタイムが出せていて楽しかったから。走ることに対する愛情で飛び出したのです。 

勝ち負けでなく愛情。

料理も勝負でなく愛情。
Kikkoさんのご家族への愛情、ビーツへの愛情、大江千里さんへの愛情。

わたしもどんなときでも愛情を忘れないでいたいと思いました。


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