ギダギド・デダデラバ
『壊胎』を読みました。
「あのゆるキャン△の
むつーさんがこんなホラーを?」
と驚きました。
壊胎
黒十字 (著), 東西 (イラスト),
むつー
キャンプ場で
のんびりしていた彼女が、
今度は読者を恐怖のどん底に
叩き落とすなんて、
まるでダイスの出目が一気に
1から100に変わったような
ものです。
登場人物たちは、
まるでTRPGのプレイヤーが
操っているかのように
個性豊か。
特にNPC(ノンプレイヤー
キャラクター)
たちがプレイヤーキャラクター
並みに深掘りされている点が
素晴らしい。
「このNPC、
次のキャンペーンで
使えるんじゃない?」
なんて考えちゃいそうです。
ホラー、ミステリー、
SFが絡み合う展開は、まさに
クリティカルヒットの連続。
船内での3人と
異形の存在のにらみ合いは、
まるでダイスを振るたびに
ハラハラドキドキ。
「次のページ、
1d100で決めようかな」
なんて思っちゃいます。
むつーさんの真骨頂、
例えば、極度の緊張感の中で
突如飛び出す
「ギダギド・デダデラバ」。
その瞬間、
次の恐怖の波に引き戻される。
このジェットコースター
みたいな展開、
クトゥルフ神話TRPGの
醍醐味ですよね。
『壊胎』を読んで、
改めてTRPGの魅力に
気づかされました。
シナリオさえ
しっかりしていれば、
どんなメディアでも楽しめる。
そう、たとえそれがホラーの
舞台であっても!
むつーさんの『壊胎』、
TRPGファンはもちろん、
ホラー好き、SF好き、
そして何より「お腹の中身」
に興味がある方にも
おすすめです。
読み終わった後は、
思わず自分のお腹をさすりながら
「今日も平和だ」
と安堵の息をつくこと
間違いなし。
さあ、あなたも『壊胎』の世界に
飛び込んでみませんか?ただし、
飛び込む前に、
念のため消化器系の健康診断を
受けておくことをお忘れなく!
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自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より