声が美しい
朗読の魅力を鮮やかに描き出
す心温まる青春ストーリー「
花は咲く、修羅の如く」の第
1巻を読みました。
人口わずか600人の小さな島
・十鳴島から高校の放送部へ
と飛び込む主人公・春山花奈
の姿は、心を強く揺さぶられ
ました。
花は咲く、修羅の如く 1
武田綾乃 (著) むっしゅ (著)
人口六百人の小さな島に住む
少女・花奈は、島の子どもた
ちに向けて朗読会を行うほど
朗読が好きだった。
花奈の“読み”に人を惹きつけ
る力を感じた瑞希は、自身が
部長を務める放送部への入部
を誘う――。
朗読の技術を学ぶことはもち
ろん、普通の学校生活も花奈
にとっては未体験なことだら
け。
放送部のメンバーたちと様々
な“はじめて”を経験し、少し
ずつだけど前に進んでいく。
武田綾乃 (著) むっしゅ (著)
Amazonより
この作品は、朗読が単なる音
読以上の芸術であることを巧
みに表現しています。
花奈の懸命な練習風景を通じ
て、声の持つ力の大きさが実
感できます。
言葉一つ一つに込められた感
情を声で表現する技術は、ま
さに魔法のようだと感じさせ
られます。
放送部のメンバーとの交流も
印象的で、花奈が様々な「初
めて」を経験していく様子は、
自身の成長をも映し出してい
るかのようです。
特に、花奈と薄頼瑞希の関係
性の描写は秀逸で、二人の絆
が物語を通じて深まっていく
様子が丁寧に描かれています。
この漫画は、アナウンサーや
朗読のプロフェッショナルの
技術と才能に敬意してしまう
ほどです。
声で人の心を動かす能力の素
晴らしさを再認識させられま
した。
「花は咲く、修羅の如く」第1
巻は、朗読という珍しい題材
を扱いながらも、青春部活漫
画として非常に魅力的です。
声と言葉の力をテーマにした
この作品は、読者の心に深く
響き、自分の「声」や「言葉」
に対する意識を変えてくれる
珠玉の作品です。
現在、この作品はアニメ化さ
れ、2025年1月7日より日本テ
レビ、BS日テレほかにて放送
中です。
アニメ版も原作の魅力を忠実
に再現しており、毎週火曜日
の深夜25:29（初回は25:35）
に放送されています。
アニメ視聴で、声の美しさと
映像の美しさに感動しており
ます（笑
Kindle版
primeVideo
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自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より
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