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医師だけど、ひとりの人間

泣くな研修医代6巻目
たった半年の物語だけど濃ゆ
い人間関係や、離島で医師が
出来ることが限られている事
がグサグサと刺さった回の様
に思いました。

31歳になった外科医・雨野隆
治が半年間、離島の診療所で
働くことになる物語です。


外科医、島へ 
泣くな研修医6
中山祐次郎 (著)

半年の任期で離島の診療所に
派遣された、三一歳の外科医
・雨野隆治。島ではあらゆる
病気を診なければならず、自
分の未熟さを思い知る。
束の間の息抜きを楽しんだ夏
祭りの夜に、駐在所の警官か
ら電話が。
それは竹藪で見つかった身元
不明の死体を検死してほしい
という依頼だった――。
現役外科医が生と死の現場を
リアルに描く、シリーズ第六弾。

外科医、島へ 
泣くな研修医6
中山祐次郎 (著)
Amazonより

あらすじ
雨野先生は、医師が2人しか
いない小さな島の診療所に派
遣されます。そこでは、専門
外の病気も含めてあらゆる症
状の患者さんを診なければな
りません。

島には大きな病院がないため、
重症の患者さんを治療するの
はとても難しい状況です。
ある日、夏祭りを楽しんでい
た雨野先生のもとに、警察官
から電話がかかってきます。
竹やぶで見つかった身元不明
の遺体の検死を頼まれたので
す。

この出来事を通じて、島の医
師が医療以外の重要な役割も
担っていることがわかります。

離島医療の厳しさ
この本では、離島での医療の
厳しい現実が描かれています。
大きな病院や専門医から遠く
離れた島では、重大な怪我や
病気になると、適切な治療を
受けられないこともある。
そのため、島で大きな怪我を
することは、命の危険に直結
する可能性があるのです。
雨野先生は、限られた設備と
人員で患者さんの命を守るた
めに奮闘します。
彼の経験を通して、読者は離
島医療の課題や、そこで働く
医師たちの責任の重さを感じ
取ることができます。

若い島民が工事中に怪我をし
診療所に運ばれ天野先生に残
した言葉がグサッと刺さりま
した。
その事を離島の島民がよく理
解していると言う事がよく伝
わった言葉でした。

命の大切さを考える
この物語は、医療の現場をリ
アルに描きながら、命の尊さ
や医療の重要性について考え
させてくれます。
雨野先生が直面する困難や、
島の人々との触れ合いを通じ
て、医師という仕事の大変さ
や、やりがいを感じ取ること
ができました。
また、若い方にとっては、将
来の職業選択や、地域医療の
問題について考えるきっかけ
になる一冊だと思います。

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