聴診器とカメラ
栗原一止の医師としての原点
と、本庄病院の秘められた過
去が明かされる、まさに「神
カル」シリーズの原点とも言
える『神様のカルテ0』を読
みました。
神様のカルテ0
夏川草介 (著)
あらすじ
本作では、一止たちの大学時
代、一止と妻・榛名の出会い、
そして一止が入職する前の本
庄病院の物語が描かれていま
す。
医学部生時代の一止、進藤、
砂山の友情、大狸先生こと板
垣部長と金山事務長の不思議
な関係、そして山岳写真家で
ある榛名の信念など、「神カ
ル」ワールドの裏側が明かさ
れます。
感想
前作までで「3日間寝ない生
活」にも慣れ、「努力しない
患者」との格闘も経験した一
止ですが、今回はついに彼の
「前世」が明らかに!
まるで医療版「ドラえもん0巻
」のような衝撃です。
大学時代の一止たちは、まる
で「医学部版三銃士」。
解剖実習で「これが人体か!」
と驚く姿は、まるでコロンブ
スが新大陸を発見したかのよ
う。
きっと彼らの頭の中では、人
体模型が踊りだしていたに違
いありません。
大狸先生と金山事務長の関係
は、まるで「医療界のトムと
ジェリー」。
白衣とスーツの追いかけっこ
が、病院中で繰り広げられて
いたのでしょう。
そして、一止と榛名の出会い。
「医者と写真家」という組み
合わせは、まるで「聴診器と
カメラ」のコラボ。
二人の会話は、「心音」と「
シャッター音」のハーモニー
だったに違いありません。
結局のところ、『神様のカル
テ0』は、「神カル」シリー
ズのルーツを探る考古学的な
一冊。
読み終わった後は、なぜか「
青春時代に戻りたい!」とい
う気持ちになるかもしれませ
ん。
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