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仁尾一成
2024年1月8日 10:05
2年ほど前、器屋さんに行って毎日使うお茶碗を買った。一目惚れとか見た目の良さではなくて、軽くて自分の手に馴染む、5割ぐらいの気に入り加減のものをあえて選んだ記憶がある。毎日使い続けると、この派手すぎず質素すぎひん感じが自分にはぴったりあってるなと思う。今ではしっかり自分のお茶碗になってきて愛着もある。物とはこの感覚で接するのが今の俺には気持ちいい。身の回りにある物に対してそんなこと
2021年4月28日 13:25
節約をしないといけないのに物欲がすごい。どうにかならんかなといつも思うけど物欲には勝てないことが多い。こないだも新しい服が欲しい欲求を紛らわすために自分用のセーターを編み始めたり、「こんなんなんぼあってもいいですからね」って言い訳のできるUNIQLOで絶対に必要なインナーの白Tを買ったりで、何とかその欲求を紛らわしたりしてる。東京で暮らしてみたり、大阪に戻ってきたり、今思えば都会で暮ら
2023年3月21日 00:54
ずっと行きたかったレストランに行った。初めに出てきた大根の煮物。綺麗な器に大根の煮物が盛り付けられてある。まずは視覚がうわっ!っと楽しくなった。その後、大根を口に入れた瞬間、大根そのものが持つ水分が口いっぱいに広がった。素材をそのまま活かす味付けと大根の水分で口の中が優しく満たされる感じがした。一切のごまかしがない。自分の口の中にどんな感触が広がればその人は喜びを感じるの