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読書できてますか。

読書大好きはしです。

今朝の新聞に、『本読まない 62%』と、見出しが出ていました。

2023年度の国語世論調査では、1カ月に読む本(電子書籍を含む。雑誌・漫画は除く)の数について、「読まない」との回答が62.6%と初めて半数を超え、過去最多になった。18年度の前回調査から15.3ポイント増えた。

北海道新聞2024年9月18日 朝刊

さらに、過去最多の69%の人が「以前に比べて読書量が減っている」と回答。
読書量が増えていると回答したのは、5.5%。
電子書籍の利用は、前回の調査よりも上昇している。


noteでは、読書や本の紹介などの記事をたくさん目にしているし、知人たちも本を読む機会が多い。
反面、夫はまさに「1カ月に1冊も本を読んでいない」
両極端で、本を読む人はたくさん読むし、読まない人は全く読まないのかなと思う。
電子書籍の普及で、電子書籍で読むという人が増えているのも時代を反映していると言えそう。

読書ばなれは、そもそも問題なんでしょうか。
読書の効果についての情報がありました。一部を省略しています。

読書で身につく読解力・情緒力・論理的思考力とは?

■ 読解力とは「情報を取捨選択できる力」であり、「大切なことを見抜く力」でもあります。
ー中略

■ 国語教育において読むことは、言語力を身につけるだけでなく、情緒力や論理的思考力を育てることも担っています。

■ 情緒力:人の痛みや文化の美しさを受け止める力論理的思考力:問いと答えをしっかり結びつける力

読書離れが招くのは知識不足だけではない? 「読解力低下」はなにが問題なのか | NEWSCAST


私が読書を通して体感しているのは、知識を広げたり、小説では主人公に自分を重ねたり、旅行記で行った気分になったりと、学習の機会であり、ストレス発散だったり、自分を見つめるきっかけだったりといくつもの効果を感じています。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか 三宅香帆』

※Amazonアソシエイトではありません。

この本では、仕事を全霊ですると本が読めなくなる。
日本の読書史と労働史から、今の日本は働きすぎている。
自分の趣味の時間が取れていないと続きます。
著者自身も社会人になってから、読書時間が取れず、
このままでいいのかと会社を退職されています。

趣味の時間、読書の時間がとれないような働き方よりも、もっと自分の時間を持てるような働き方をしようというもの。

毎日じゃないけれども、疲れて、帰宅が遅くて、本を読む時間が取れないこと確かにあります。

でも、読書で得られる喜びも効能も知っているから、あえて時間を作ったり、時間配分を考えたりします。
そんな風に読書することで、生活や自分に目を向けることきっかけになったりします。


好きな本はすすめるけど、本は学びであり、趣味・嗜好・娯楽でもあるので、読書そのものを無理にすすめたりはしない。

「本って、いいよ」という発信は続けていきたい。

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はし
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