睡眠の質が高い人は長生きできる可能性が高い!理想的な睡眠とは?
睡眠の質が高い人は長生きできる可能性が高い!理想的な睡眠とは?
睡眠は人生の三分の一を占める重要な行為です。
睡眠不足は生産性や魅力を下げるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
逆に、良質な睡眠をとることで、長生きできる可能性が高まるかもしれません。
ベス・イスラエル・メディカルセンターは睡眠と寿命の関係を調べました。
この研究では、2013年から2018年までの国民健康調査データを用いて、172,321人の睡眠パターンを分析しました。
また、参加者を中央値4.3年間追跡調査も行いました。
その結果、以下の5つの要素が睡眠の質に大きく関わっていることが判明しました。
7時間~8時間の睡眠時間
入眠困難が週に2回以下
中途覚醒が週に2回以下
睡眠薬を使用しない
週に5回は目覚めた時にリフレッシュしている
これらの要素をすべて満たしていた被験者は、まったく満たしていなかった被験者に比べて、全ての死亡リスクが30%低かったです。
心血管疾患やがんなどの特定の死亡リスクも低下しました。
平均余命も男性で4.7年、女性で2.4年長くなりました。
以下、補足
7時間~8時間の睡眠時間
理想的な睡眠時間は7時間~8時間ということです。これより短くても長くてもよくありません。よほどのことがなければ、この時間帯を守るようにしましょう。
入眠困難が週に2回以下
入眠困難とは、ベッドに入ってからなかなか寝付けないことです。これは体や心がリラックスできていないことを示しています。寝る直前までスマホやテレビを見たり、仕事や家事をしたりすると、脳が興奮してしまいます。また、ストレスや不安も原因になります。
寝る前にはリラックスできる習慣を取り入れましょう。
中途覚醒が週に2回以下
中途覚醒とは、夜中に目が覚めてしまい、再び寝付くのに時間かかることです。これは睡眠の質が低いことを示しています。
ぐっすり眠れていないと、休息もできません。
中途覚醒の原因には、寝室の環境や体調、生活習慣などがあります。寝室は暗くて静かで快適にすることも大切です。
睡眠薬を使用しない
睡眠薬を使用すると、一時的に眠りにつきやすくなりますが、人間の本来の睡眠とは異なります。
週に5回は目覚めた時にリフレッシュしている
睡眠の目的は休息です。なので、起きた時に体が休まったと感じるのが良質な睡眠です。
逆に、起きた時に体がダルかったり、疲れが抜けていなかったりすると、睡眠の質が低いことを示しています。
以上が理想的な睡眠の5つの要素です。
どれか一つでも満たしていなければ、今日から改善するように努めましょう。
睡眠は健康の基本です。睡眠を疎かにしないようにしましょう。理想的な睡眠を取ることで、長生きできる可能性が高まるだけでなく、毎日元気で楽しく過ごせるようになります。
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