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若い頃に知りたかった

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現在アラフィフである読書好きの私が、生きる上で絶対に揺るがせにできない大事な考え方や哲学を、書き綴っています。メンタルが弱く不安がりで、生きることが怖かった、若い頃の自分へ向けて…
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#二十代

【続編】生きるってなんてバカバカしいんだ!!【シヲンさんへの手紙】 

先日、シヲンさんという方が、わたしの記事『生きるってなんてバカバカしいんだ!! と絶叫した日のこと』を取り上げ、ご自分の想いを書き連ねてくださった。 記事をアップするまで、大分迷われたようだが、スティーブ・ジョブズ氏が遺した言葉  ”stay foolish”  を胸に、勇気を持って私に届けてくれた言葉であった⤵⤵ 私はシヲンさんへの返信として、「コメント欄ではとても書ききれないので、後日、記事としてシヲンさんのことを取り上げさせてください」とお願いしておいたのだが、シヲ

【書く・読む・話す・聞く】 あなたのバランスは、どんな感じ?

私たちは、人から何かを聞いたり、もしくは人に何かを話したり、 本を読んだり、自分の考えを書いたりと、 インプットとアウトプットを繰り返しながら生きていますよね。 「書く・読む・話す・聞く」の4種類の関係性を整理した雑記⤵ あなたのイメージと、だいたい同じでしょうか? それとも違う? 4種の中で、わたしは「書く」と「読む」が圧倒的に好きです。 書くのも、読むのも、「ひとりでする」という点がまず大きい。 それをしながら対話する相手は、いつでも自分。 行為そのものが「静的」

わたしは、どこに消えたのか?

私は、この私として、長いこと生きていますが、若い頃「自分がいない」ことに気づけずに生きていた時期がありました。 自分は、この世界に、存在するのに「いない」。 どういうことかと言うと、 私は自分を消して「相手に合わせる」ということが、やたらと上手な子供でした。 誰に強制されたわけでもなく、親に「そのようであれ」と育てられたわけでもない。 「女性はうまく察して、気配りをせよ」とか「空気を読んで場を調整せよ」とか、当時の文化や風潮の「エキス」が、知らずと私のカラダの中に沁み込ん

夫とのエアコンバトルについて熱く語ろう(笑)

日本に夏が来た。 地域にもよるのでしょうが、連日の蒸し暑さで、早くもバテそうな今日この頃である。 みなさま、せっせと「リモコンピッピ」をしておられるでしょうか? えーと、「リモコンピッピ」というのは、「自分の快適さ」を求めて、我先にと、リモコンをピッピし合う、温度設定の争奪戦のことを言います(笑) 今回は、私たち夫婦の、長年の「エアコンピッピ」をご紹介します。 (どういう話題なんだ……) ***** エアコンバトルは二段構えになっていまして、ひとつめに、まずシンプル

長く生きていることのメリット

歳をとると、日ごとに若さは失われ、肉体や見た目が老化していくのですが、「代わりに」と言っちゃなんですが、良いことも結構あります。 と言うか、良いこともないと、人間は生きておれんだろう(笑) その「良いこと」とはなんだろうか? もちろん人によって異なるだろうから、それらに正解はない。 大人になったばかりのころは、親元から離れて、「自由」を知ったことが「とても良いこと」であったし、歳を経るにつれ、若さゆえの「過剰な自意識」が薄らいでゆくことも、「良いこと」であった。 友人

彼氏だった夫から、言われてショックだった言葉④

今から20年以上も前の、私が20代半ば、夫が30代半ばのころ、私たちは同じ職場で付き合い始めました。 付き合い始めの、ふたりの関係がはじまったばかりの最高潮だったころに、彼氏であった夫がこんなことを言いました。 「誰かと付き合い始めるってことは、別れのはじまりでもあるからなぁ」「人は慣れるし、飽きる生き物だから」 ……なんですと?? 私は耳を疑った。 付き合い始めの、まだまだこれからの、甘ったるい関係のふたりの間で、なぜそんな不穏なことをつぶやくのよ、ひどいじゃない

父の学歴コンプレックスについて聞いてください

50歳間近の私は、ごくたまに、高齢の父とパソコンでメールのやりとりをしています。 母とはもっぱら電話ですが、耳の遠い父とはメールでのやりとり。 そんな父が、私へのメールに、何年にも渡って書いてくることがあるんですよ。 それが「学歴のなさ」に関すること。 私の父は、中卒なんですよね。 家が貧乏で、他の兄弟たちも高校には進学させてもらえなかったそう。 父は早くに実家を出て、一人で生きてきた人でした。 戦後まもなく、日本がまだ貧しかった時代。 父の年代で、同じような境遇であ

人の遅刻を許せない私って実は…

若い頃より私は、人の遅刻が許せない性質であった。 「遅刻する人が許せん……ふざけるな……」 相手への憎悪を伴って、メラメラと怒りに包まれた。 しかし今は、ほぼどうでもよくなってしまった。 その心理的過程をお話しようと思う。 ***** 私が考える遅刻には、2種類ある。 ①1対1での、個人的な待ち合わせの場合 ②会社などの始業時刻に、誰かが遅れてやってくる場合 私はどちらも、はらわたが煮えくり返った。 友人との待ち合わせなどで待たされるのとは違い、会社で誰かが遅刻し

夫から言われて、ショックだった言葉③  

30代前半で、夫と一緒に暮らしはじめて早16~17年になるでしょうか。 子供はおらず、2人で暮らしています。 わたしは一人暮らし歴が長く、実家の家族以外の他者と暮らすのは、夫が初めてで最初は戸惑い、「ふたりはどんな関係になってゆくのかしら」なんて思ったものでした。 そんなある時、夫との何気ない会話の中で、私は何気なく「夫婦って、空気みたいな存在になっていくのかなぁ」と言いました。 「空気みたいな存在」は、私が若い頃より、あちこちでよく聞くフレーズでした。 空気はあって

女の「うわさ話」は、永久不滅なのかい

女はうわさ話が好きですよね……とか書いたら、今時は差別発言なのかしら。 女に限りませんよ!って。確かにそうですね。 私が少女だったころより始まっていた、誰かのうわさ話や陰口。 50歳間近になっても、まだ鳴りやまないことに、もう完全に諦めがつきました(笑) 私は、子供のころより、うわさ話や陰口を自ら発信する人のことを不思議に思っていました。 「陰口なんて、みっともないからするもんじゃない」という感覚ももちろん人並みにはあるんですけれど、しかしそれよりももっと、腹黒い理由が

「自分のトリセツ」をつくったら、断然、生きやすくなりました/後編

前回は、「自分のトリセツ」を作るための、一つ目のヒントをお伝えしました。 今日は二つ目と三つ目を、合わせてご紹介します。 ***** 『自分のトリセツ』を作るためのヒントその② 【②疑って、削る】 大人になるまでに吸収した、いろいろな価値観、常識、考えやとらわれ、こだわりを一度全部疑い、要らないと判断したものを削ぎ落とす 私たちは、誰しもが人間関係の中で生きていますから、親や先生の教え、周囲の友達・知人の行動、世間の目などに自分が引っ張られ、そしてそれに気づかずに、

「自分のトリセツ」をつくったら、断然、生きやすくなりました/前編

若いときの、何がつらかったかって。 「分からないことも、分からない」ってことが、ひとつありました。 分からな過ぎて、分かっていないことにも気づいていないし、分かっているつもりで生きてもいるし…… 外側の世界のことも分からなけりゃ、自分のことなどもっと分からない。 私は、今よりもずっと自己肯定感が低く、不安がりで自信がなく、そのくせ虚勢を張って、強がったりしながら、どうにかこうにか生きてきました。 周りからはキャピキャピはしゃいで楽しそうに見えたかもしれませんが、心の

「私は100%、私のしたいことしかしていない」というキツイ現実

あなたは、「あらゆることを、あなたのしたいようにして生きている」と言われたら、「その通り」と納得できますか。 私は長らく「自分のしたいように? とんでもない」と思って生きてきました。 しかし今は、「確かに私は、あらゆることを、したいようにして生きている」と認めざるを得えない事態となりました。 分かりやすいように、私の例で話します。 私は、母のガン闘病中に自分もガンになりましたが、そんな非常時に無理をして、母の見舞いに毎日行き続けます。 私Bは「休みたい」と切望しなが

ガンになった私が、言われて嬉しかった言葉

私は40代後半。数年前に乳がんに罹患し、現在は女性ホルモン阻害剤を飲みつつ、たまの定期検診に通う者です。 ガンなどの病を患う人に、言葉を掛けるのって難しいですよね。 特に若ければ若いほどに、罹患している人の割合も低いですから、言葉に迷います。 相手のキャラクターや病状にもよるのでしょうが、ガン経験者の私自身でも、果たして病気の相手にうまい言葉を掛けられるのか、自信はありません。 そもそも「絶対に相手を傷つけない、正しい言葉」なんて、存在しないのかもしれませんよね。 結局