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日記#620 後ろを振り向かず登園する我が子に寂しさを感じた

2024.12.2
今朝はママに代わって
長女を幼稚園へ送り届ける役割を任命された。

普段の朝であれば、長女と顔すら合わせることなく
私は仕事へ行ってしまうわけだが
今日、久しぶりに私と登園する長女。
いつもと違う特別感に
朝からテンションが上がりとても喜んでいた☺️

我が家は
幼稚園の学区外?と言うこともあり
通園バスが来ないため
幼稚園までは車で行く必要がある。

準備ができた長女を車へ乗せ幼稚園へ向かう。

道中、
長女は親切にも
幼稚園までの道のりや登園方法を
私へ丁寧に教えてくれた。

私が分からないだろうと見込んで
彼女なりの優しさ
そして、「私はパパよりも知っている」という
マウント感が伝わってくる瞬間だった🤣

予定通り無事、幼稚園へ到着。

ただ私は、この後こんなにも寂しい出来事が
起きるなんて予想もしていなかった。

それは駐車場から手を繋いで
玄関まで送り届けた時に起きた。

今まで「パパ!パパ!」と言っていた長女だが
玄関近くで先生を見つけるなり
「おはようございます!」と
私から手を離し歩き出す。

私が
「いってらっしゃい♪」と言っても
「うん!」と前を向いたまま
こちらを振り向かず
さらに歩き出す。

(最後にこっち、向くかな〜?)

私の心の中の気持ちなんて気付きもせず
一度も振り向くことなく
一目散に行ってしまう後ろ姿。

そして、見えなくなる…。


えっ、なんか寂しい。

年少さんくらいなら
「行ってきます!タッチ!」
くらいあっても良くないか?

「バイバイ👋!」
くらいの手を振ってくれても良くないか?

玄関で
「幼稚園行きたくない!」と
グズられるのは嫌だけど
それでも、ドライ過ぎるのも
何だか寂しい。


けれど、子どもはこうやって
親元から逞しく歩き始めるのかな。
あまりの寂しさに、我が子の後ろ髪を
引きそうになってしまった私の心。

私も成長しなくては…。


立派に成長している我が子の存在を認め
私たちは
手を引くことでも
後ろ髪を引くことでもなく

後ろ姿を見守ること
背中を押してあげることが
役割になってきたのかと感じた。

本当はもう少し
並走したい気持ちはあるけど
ほんの少しだけ
長女は先へ行ってしまった。

これからまだまだ寂しい想いを
することが増えるかも知れないが
その時こそ私は
グッと堪えて後ろから応援したいと思う。


ただ、今日だけは
寂しいと想う気持ちを許して欲しい。



今日も良い一日でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます🐜
来世も人間であれるよう日々徳を積んでいきたいと思います

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