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あんきろうの暗記だい好き 納税者の歴史、源泉徴収は革命的??
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共通テストの頻出テーマに土地支配の変遷があります。これは朝廷の支配から実質上の武家支配へと変遷した前近代の日本史において学問的重要性が高いからだと思います。
でも、この手のハナシは馴染みにくくて、戦国の名将や幕末の英雄たちが好きなあんきろうにも苦手な分野、でも試験には出るのだ!(クドイ。。)
なので、土地支配、とりわけ納税の歴史をまとめてみるね~
1.奈良時代(律令制)
・公民が 国衙(祖、雑徭)と都(庸、調、歳役)に税を収める
2.平安時代(荘園公領制)
・荘園の場合
荘園を管理する荘官が領家に税を収める
・公領の場合
公領を管理する郡司が国司に税を収める
3.鎌倉時代
・地頭請
現地の荘園を管理する地頭が荘園領主に税納入を請け負い、公領分も請け負った。
4.南北朝、室町時代
・守護請
領国を支配する守護が領国内の荘園領主たちに税納入を請け負う
5.室町、戦国時代
・百姓請(地下請)
惣村の責任者(百姓)が、荘園領主に税納入を請け負う
6.桃山、江戸時代
・村請
太閤検地以後、村(村役人など)が、将軍・大名など幕藩領主に税納入を請け負う
って感じかな~時代区分は概ねの目安だから、実際は中間期、過渡期もあったと思うけど、試験対策としてはこの整理で問題ないと思うよ。
どの時代でもきっと徴税にはトラブルが付き物だったと思うなあ。現代はサラリーマンなら源泉徴収!古代、中世に比べれば取りっぱぐれは少ないだろうね~(笑)
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