あんきろうの暗記だい好き 憶えにくい~江戸の経世家まとめ!
儒者に蘭学者に国学者。江戸時代は日本の百家争鳴。その中でも馴染みが薄いのが経世思想家なんですよね~でもその考えはモダンで驚きます。
林子平(1738〜93)
・仙台藩士。長崎に遊学、海外事情を学びロシア南下を知る。
・『三国通覧図説』『海国兵談』を著し海防の急務を説く。
・幕府から世論を惑わすとして版木を没収、禁錮刑。翌年、不遇に没す。
本多利明(1743〜1821)
・民間人として初めて蝦夷地に渡り地理・物産を調査。
・貿易促進、蝦夷地の開発、商工業の奨励など重商主義的思想を説く。
・主著『西域物語』『経世秘策』など。
佐藤信淵(1769〜1850)
・農政・物産・海防から兵学等、その論説は多方面に展開。
・諸国を巡歴して大名に所説を献じた。
・主著『経済要録』『農政本論』など。
大原幽学(1797〜1858)
・農民指導者、経世家
・神、儒、仏の思想を融合し、勤倹・知足安分(足るを知り安んず)を説
き、性学と呼ばれる。
林子平、本田利明、佐藤信淵は過去10年間の共通テスト日本史Bに出ていたよ~経世家、結構な確率かも!
~受験生にご案内
過去10年の共通テスト日本史Bから設問、解答に出てきた用語を拾いまとめました。その数2,244!詳しくは→ 共通テスト8割超えの日本史
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?