記事一覧
マイ国家の建設を前向きに検討しよう
はじめに そういえば、国家が成立し得るには、一体どのような条件を満たしている必要があっただろうか。いま、その条件の一例として、ゲオルグ・イェリネックの「国家の三要素」や、モンテビデオ条約の四要素を挙げることができる。
それで、1933年のモンテビデオ条約第一条には、以下のような記述が存在している。
つまり、「国際法上の人格としての国には、Ⓐ永続的住民Ⓑ明確な領域Ⓒ政府Ⓓ外交能力、の存在が要求
いろいろな喩 48連
はじめに 修辞法(レトリック)は、ことばを豊かに使うための表現技法である。たとえば倒置法とか、反語とか、押韻とか……そしてこの記事の主役、比喩(譬喩)とかが含まれている。比喩には、直喩や暗喩、諷喩や提喩などのいろいろな喩が知られている。
というわけでこの記事では、そういう最後が「喩」で終わる単語を「世界から48個抜粋」というかたちで見ていくことにする。なお、それらが本当に比喩の一種であるかは
死体と霜を個展に飾る
残念ながら、ひとはいつか必ず死んで、ブヨブヨしたよくわからない、美味しくもない(であろう)肉塊になる。残念ながら、自分にとっては、死んだ後にはなにも残らない。仮に、何か素晴らしげな達成によって、数百年数千年先でも名前が知られるようになったとしても、それで、それになんの意味があるのか。死んだ状態で一体なにを感じるというのか。そもそも、名前が知られたからといってそれがなんだというのか。なるほど、幸福
もっとみる逆に、現代社会に於ける宗教の必要性
近代社会で宗教が衰退していくだろうという考え方を「世俗化論」という。
それはさておき、2010年から2050年までに各宗教の信者数がどのように推移していくかという予測として以下のような研究が知られている。
少なくともこのpewresearchによる研究では、近い未来では無宗教者(unaffilliated、非加盟)の割合は減少していくと予測されている。これの主な理由の一つは、予測される人
すべての“自殺がいけない理由”を棄却しよう
ふとそれを想起して辺りを見回すと、「自殺はいけない」という言説がうかんでいるのを眺めることができる。人類(反芻動物ではない)が有史以来無数に繰り返してきた言説のうちの1つだ。それは「人殺しだから」「神の意図に逆らう行為だから」などの理由とともに提示されるが、それらは、少なくとも僕にとっては、かれらの生理的嫌悪感に後付けされたかのような致命的でないものとみえることが殆どである。それで、本当にそうだ
もっとみるひとりアカペラ素数カラオケRTA
ひとりアカペラ素数カラオケRTAを行います。これはその名の通り、伴奏なしのひとりカラオケで採点歌唱を行い、点数を1000倍した数値が素数になるまでの時間を競う競技です。残念ながら実際の競技状況の動画を添付ないし投稿することはできませんが、今回は代わりにスクリーンショットを付しておきます(スクリーンショットなら大丈夫というわけではありませんが、まあ大丈夫でしょう)。
今回使用した機器はJOYS