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歌詞まとめ

(ミスとかもそのまま)


m̄y̠ɡ̈hł̠ n̊jy̰at̰jy̰ẗwa̽f̈wy̽ø̽wi̤k̯wi̤a p̠i̤r̯o̠ñhł̽s s̯y̤t̟a̤k̰hu̽ m̈he̠ir̠o̠t g̠wu̽ ź̑wy̽ś̯o̠.
d̽wa̠ad̤y̤m̯i̠t̰he̽nr̯ja̰p̟hi̠, r̤jḭed̯wo̰g̊jł̰a d̟wy̰k̠o̤t̯wi̤a b̊jo̽d̤he̽ f̰ja̽unn̊je̽n̑ho̽k̊jł̰.
d̤ha̽ad̯wy̰s̊jy̰az̠we̽s̯ji̤ x̯ju̠ «d̊wu̠ẗha̽anm̽we̤r̯wo̤u» n̑wł̽, t̄hy̤f̯y̽m̈wo̤at̃je̤nv̊e̤d̰hi̽ m̄jo̤t̯a̽nć̈he̤š̰jo̰es̥wł̠.
ń̊hł̤d̊jo̰a, ć̽wo̤s m̯wy̤ag̃ł̰ t̯hy̠m̰ja̽ip̈hi̤t, t̥y̠ø̈ji̤ak̽hi̠ ẍa̠t̰hi̽nf̃jo̤m̊ho̤n̊jł̰a.
m̠wy̰g̟ł̰ n̰wy̠ut̰jy̽ẗwa̰g̥y̰ć̤wy̤a ń̟wł̰t̰jy̽iẍha̤m̥i̠ p̈ja̤ać̟wo̰ z̊jł̰ap̰jḭr̈wo̽n̯ł̤nš̽u̽k̈wi̤a, n̯ł̤d̊hy̠v̰ja̽af̊wy̤š̯he̤k̊ji̽ ć̰hy̽n̊ł̤nt̽ha̤d̰jy̽in̰wu̽m̊jḭx̯wo̰n̯ł̤ p̰ho̽r̰wa̠šk̰wo̤er̃jo̤s̊hł̤nc̤he̽ac̠a̤q̯wo̤as̯wł̰, ø̰ji̽it̯wḛnñjy̰am̰wy̽f̯wy̰f̠a̤r̯wi̤a ć̯jy̽n̽wł̤.
f̯hy̤v̰jy̽b̈ho̽ig̊ja̽nb̈he̽t̊ja̰af̽wo̤g̯wł̤a, m̰wy̠k̰hł̤ang̟wo̰m̃jo̽ag̽hł̠ v̈hu̠r̊ji̽uq̊ju̽b̠hi̽ q̰ja̰anb̠wṵm̈ṳm̈wo̰s̯jł̤.
m̽u̽ń̑o̤g̰hł̽ ś̰wł̠ć̰wo̤ukła qeanvafyveøi, dadyqłberi cexefe, gynyqłberi.
mygł xysyšeki ćynł.
kłkrya t̑wy̰k̃jł̰anc̑we̽ø̤wu̽g̃jo̤g̊wł̤a m̟wa̰x̰jy̽epuareaqi boremosł ru ćydłe.
m̯wy̰g̃jł̰a d̈wi̠s̤je̤c̤wi̠a r̯je̤g̊wi̠a ć̟wy̰n̰jł̽e.

k̠wu̽n̯a̠šx̽we̠ab̑ja̤b̽o̠r̽he̠m̯jo̤nt̯hy̠v̈jy̰em̈wa̽b̽wi̤.
ć̯wa̤d̟ha̽ab̊wo̠, c̥ja̠n̊ho̤is ź̟wy̠f̥jo̠m̊jo̤g̟hł̽a t̑ja̤g̯y̽m̄a̤ex̰y̰k̑jo̤t̃ji̠at, c̰jḛẍwe̽f̈we̽nk̯wo̰q̯i̠s̽wi̠a, ń̠ł̠t̃y̽, v̰e̠iz̈wa̽, m̠a̠š̠wo̽k̯ł̤ns̽wo̤an̰wo̽n̥ł̰ ś̤ł̤f̰ho̽m̟wo̰k̤jł̰e ẗa̽ẍhy̤im̠e̤r̊we̽k̰wi̽ d̟a̤ś̤wṳab̄e̽.
ś̯jł̤p̯hi̠r̰jo̽g̤hł̽a n̽ł̤d̈y̤t̯ho̠c̊ja̰at̯i̤ k̃wi̠ar̯o̰k̑ł̤nk̈ha̽ip̊jo̽n̟hł̠, q̊ja̰at̠wi̽, d̄jo̠k̟wi̠i p̠wi̽ž̄jo̠n̟wł̠, v̰hy̽b̊ju̽q̟ho̠m̯wi̽i.
b̟wł̰ik̈ł̽ø̯hi̠k̊jo̰a, n̊wỹm̰wy̽v̊jḛd̟e̤ r̈ha̤ž̯wi̤e š̊je̠k̯i̤, ń̰hł̽t̤hy̤n̯hy̠aš̯ho̤g̊a̤p̰ha̽nṽji̤m̊hi̤u, ć̑jy̤g̽ł̽ v̯ja̽if̯y̤k̑ṳn̈i̠ k̰hł̽sr̃jy̤ f̊wa̤ir̊je̽, f̑hy̽k̃o̰ẗwi̤u ń̰jł̽ẗwy̰m̃a̤ś̃wy̠iń̠jł̤ m̰hy̽n̤jł̠nc̈a̠d̃wo̠is̠jł̤, m̰hy̽k̤jł̠ng̈o̠m̃wo̠i c̑je̠t̑a̰m̤he̤nv̰ja̽f̰hy̽v̟y̤k̤wu̠in̟he̠nk̃jo̠t̰hi̽.
k̽wł̤p m̟wy̤ig̈ł̠ n̈wł̰d̯hy̠p̊wi̠iȓji̠ m̽wa̤iś̟wy̰iń̈ł̽, f̯ha̠r̊jḭa ś̠y̤p̯wi̤er̥o̰n̊wł̤a?
ź̽wa̤p̯hi̤r̰jo̽n̤hł̽ant̥wł̠v̈jy̤aš̠je̠k̰hi̤, f̊jy̰v̽hy̽aø̈wi̽k̟ji̤ ć̠wa̤am̽wa̤ś̃ha̠g̃ł̰s ẍhł̠r̤ja̰x̠ha̽ad̑ji̠ m̰ha̽ś̑ju̽k̟a̽ m̈ha̤ź̑jṳk̽we̠t.
m̈he̽er̤wo̽ q̰we̽p̽jo̠k̯ha̠ f̯ha̠k̰jy̰epiaria pes zafiri mynłt.
mygł xysyšeki ćynł.
kłn mygł ćytaki goko ćynłe?
m̯wy̰g̃jł̰a d̈wi̠s̤je̤c̤wi̠a r̯je̤g̊wi̠a ć̟wy̰n̰jł̽e.

“łr̯wy̽g̊jł̰a n̰wy̽x̯ł̠ø̑wu̽s̥ḭ p̤wi̤ar̽wo̤n̯hł̤s m̰jł̽f̤ho̽am̯jo̰g̠hł̤ x̯hł̠ø̊jṵas̑ji̽ ć̥y̰n̤wł̤at”
“t̟wṵt̰jo̽g̈hł̽y łb̈o̽m̈ha̤ ń̃jł̰at̽hy̠ t̯y̠as̰jy̰m̈wu̽an̈wi̽ r̤wy̽s̯ł̰, k̰wł̤ap v̯wy̽v̤je̽id̊ji̽ d̽ha̽ac̯wu̽t̊jo̰ań̯wł̤-n̥e̠n̊wa̤ ś̰hu̽n̄a̤?”
“x̯wy̤r̯wa̤y, łć̯wy̰g̊jł̽ f̰he̽k̯ji̠g̯hi̤ d̊ja̰ad̊wy̰, c̈wa̰t̠wo̤r̯wi̤ b̤hi̽aš̠wo̠ń̈ł̰ n̠he̤p̈a̤a”
“ć̯jy̽g̠hł̤ p̯ho̠r̊ja̰a”
“n̯jy̠c̊wy̤f̈ho̽łž̟wḭ g̊ja̰aš̽he̤k̯a̤ynb̠wo̠g̯ho̠n̊jł̰a”
“m̤wy̽g̠wł̰ n̠y̤t̯wa̤ad̈jy̤s̈jy̤ g̃he̽c̑u̽q̠i̤ r̰hł̽f̠o̽m̟ho̠s̰jł̰y”
“łn̑y̠p̰hi̽r̈i̽ r̈jł̠ax̄o̠r̠u̽ć̟ho̠”
“t̊jł̰aẍwy̽g̠wł̽ n̤wy̽p̈wi̠r̤ji̤ s̟wi̤łb̈o̤n̊wł̰i n̤je̤m̤hu̠r̊ja̰a”
“t̽ha̠g̈y̠a, s̰we̽z̑o̤g̯wł̠a d̤wṳt̽ha̠y šeakoe”

n̰jł̽d̈wy̰, xebaboremogłnnygłvame a̯wa̰åja̰ äwa̽a̯a̠a̽wa̠.
n̰jł̽d̈wy̰a c̟wi̤d̈je̠ rygł xłsezi kłsnł, ȃja̽ḁwa̠åwa̤ åja̽äha̽a̰ja̽?
mygł tynymyqereki ćynłnvamonł, nłdy, vafyśoruti cexefońł boma.
źaty tumogł pori vłdy bomi……
āa̠äwa̽ a̰wa̽a̟wa̠a̰ja̠āwa̤ a̯ja̽a̠ha̤a̯ha̠a̰ja̽, āa̠äwa̽ ãja̤åa̤a̰ha̽a̠ha̤a̯ha̠a̤ha̽ a̰wa̽a̠wa̤a̯wa̤ a̯ja̽a̽wa̤a̯ha̤a̰ja̽äha̽, åja̽a̽ha̽ a̟wa̰åja̰ a̠wa̽ȃja̽åa̠āa̤ãwa̠.
p̽a̤d̈wy̰i, r̯wy̽g̊jł̰a s̤wy̽m̯a̠x̑wy̽ń̰wi̠n̰wi̤a ź̄j̰łs̤ho̤m̯ho̠ń̰jł̰e.
n̰jł̽d̈wy̰, kłtgł maxyfari kłsnł? n̰jł̽d̈wy̰, kłsgł nygłvami?

n̄ł̠d̈wy̽łm̄ja̽x̽wy̤c̯he̤x̊jḛaf̽wi̽ “v̠i̠m̠wo̽k̊jł̰nc̯a̰z̰wo̤y”, s̰je̽anb̟e̠t̰wa̠f̃ho̽g̰jł̽ n̈wy̰ć̰he̽q̤je̤v̤wi̠a, ś̠jo̰q̈wḭa g̟wo̰m̰jo̽n̰hł̽ x̰wa̽ž̠ṳć̯wo̤iń̰wł̽s n̑y̤g̯ł̠t̤ha̽aź̊jṵp̈i̤ c̄ḛt̽ja̤am̰je̤t, r̠ho̤k̰ji̽o, m̟wa̰x̊jy̽d̰he̽s̟hi̤ r̯e̽m̤ho̠n̠jł̽-f̈hi̽ir̽ho̠n̯jł̠ś̄o̠q̰ha̽s m̊jy̰g̈ł̤ ś̄o̰q̽hi̤ n̊jḛaf̤jo̠m̃o̠ań̑jł̽t.
m̠hy̤g̑ł̤ t̄wy̤ef̠wy̠ø̯hu̠s̊jḭa ć̽wy̤n̯wł̤ašp̊je̽nn̤hy̽ić̑jy̰š̤we̽k̑jo̠n̠ł̤.
t̯y̽f̑hy̤t̊jḛaz̤wi̤ t̽we̠a m̊jy̽ń̤hł̽.
n̰jy̽it̽jy̽f̯wy̰c̊ja̰ad̃i̤ t̑e̽ r̽ja̤až̑jo̠n̠jł̤.
n̯hł̤ad̟wy̰ q̊je̽ep̈ji̽, v̠wḛd̑jḭ, r̯e̤c̑a̤k̈wi̠a, ś̯a̤d̑y̤, ć̰hy̠g̰jł̰ š̤hy̽ap̠i̠r̯i̤ b̈jo̤am̯wa̰!
“r̤ji̤b̤we̠ant̟ja̠d̥y̠m̑ha̠x̰jy̽ẍha̽im̽i̤ v̊we̽iȓjṵd̊jo̠n̈o̽n̑wł̠a m̽wy̠k̃hł̤, v̰ji̽d̤hu̽af̠o̤ẗwa̰ š̑e̠k̈wo̤ r̰hł̽f̯o̽m̽o̽s̑wł̤.”
t̯wa̰d̰jy̽f̈hi̽er̰jo̰g̈wł̽as ś̠wṵña̰nt̃jy̤p̊wi̤r̤hi̽a ẗwu̽d̊jḛat t̊a̽ f̰wy̤ź̠hṳń̈hi̽.
t̠wy̠f̯y̤v̰hy̽p̟ji̠ac̈wi̽ s̠wy̽r̠we̤g̯wo̤an̥wł̠ f̈ja̤n̈wo̽s̠wł̽.
t̠wy̰f̯jy̠v̯wy̤ar̯e̠p̽hi̠ t̊ja̽ ń̰hi̽n̽wo̤z̯hł̤ m̰je̽ar̥o̰k̤jł̤e.
ń̃ł̰t̃jy̤ f̊wa̤ad̟wy̰ø̰ji̽k̤hi̽a m̊ja̤aš̊jo̰k̈ł̤ns̄o̰n̽wo̤n̈hł̽e.
n̰jł̽d̈wy̰i, m̽hu̠ẍje̠ d̃ha̽d̯y̠t̽wy̠m̰ha̽b̟ji̠a, k̽ł̤sn̊wł̽ ć̑y̤t̯wy̠ac̟we̽f̠i̤?
……m̯hy̤g̰jł̽e d̈wi̠s̤je̤z̤wi̠a r̯je̤g̊wi̠a ć̟wy̰n̰jł̽a ẗje̤ẗje̤e.

僕はそれまで夢というものを見た事が無かった。夜に眠れば少しの無を経て朝になり、面接などで「将来の夢」などを訊かれればその場凌ぎの回答で適当にはぐらかしてきた。その日は久しぶりの休日だったが、自然と、いつもと同じ時間に目が覚めてしまった。何をすべきだろうか?何かし忘れていたことなどはあっただろうか?と、自然と、思索の迷路に迷い込んでいくことになった。
ある日ふと目を覚ますと、人が落ちていくのを目にしていた。そんなものを気にしている暇はないはずだったけれども、良心が魔を刺し、手を差し伸べよう、と考えてしまうと、既に手遅れだった。息も絶え絶え、篠突く晴れが身を焦がしていた。いつかの影は強く焼き付いてしまって、もう何回洗っても落ちないらしい。視界には限界がある。背後の空想は次第に肥大化していく……それに気づくと次第に背筋や首元へと這ってくるが、上手く視界に収めることはできないらしかった。何も手につかなくなってしまうような幻想、背後のそれの中にいるのは一体誰だ?一体何処に引き摺り込もうとしているんだ?
そんな気がしてしまうのだ。そんな気がしてしまうのだ。
いつだってこの脳内はそんな騒擾で満たされている。
僕はそれを忘れることにした。僕はそれを忘れることにした。

耳鳴りとともに目を覚ましていた。苦諦、もしかするとその人が来ているのかもしれないと期待して何度か確かめてみるも、甲斐なく、だれかの足音を反芻し続けている。何かが首筋を伝わり、滴り落ちて、足をとられて沈んでいく。耳鳴りとともに目を覚ました。耳鳴りは10000ヘルツと15000ヘルツだった。折角早く起きれたのにいつの間にか寝てしまっていたらしい。
再掲、やむなく立ち止まって考えてみても、生き急いでいるわけでもないが、どうしてもそれが纏わりついて、自分が嫌でここまで歩いてきても、体はずっと付いてきてしまうのだ。次の停車駅もわかりやしない現在、どれだけ時間が経っていたとしても、当然、現状は変わっていないらしい。暗峠と閉眼幻覚?やあ浮遊感、真っ逆様ですか?
僕はどうしてこんなところにいて、こんなことをしているのだろう?そんなことを考えながら、薄ら寒い冷諦が宙にうかんでいるのを眺めていた。そうしてわれに帰って少し踏ん張り、吐き気を抑えて、暫く待って眼を開いても、耳を塞いでも、当然、現状は変わっていないらしい。
ひどく心地の良いこの夢はきっと僕を殺すためにある……足元にあった鍵を拾うと既にそれが大変に錆びてしまっていることに気がついた。
そんな気がしてしまうのだ。このきもちをなんとよぶべきだろうか?使い物にはなりそうになかった。
僕はそれを忘れることにした。僕はそれを忘れることにした。

「お前は誰もがそれに気がついていることに気がついていないようだ」「お前は誰もがそれに気がついていることに気がついていないようだ」
「すべてがお前のせいなのに、それでなぜ幼稚なニヒリズムに逃げているんだ」「すべてはおまえが悪いのに、それでなぜ悟ったふりなんかしているんだ」
「そう、それが滲みるなら左手に持ち替えて」「そう、結局僕の夢なんかは誰にも知られず死んでいくんだ」
「それでいい」「それでいい」
「想定内の苦しみに慣れる必要はない」「もう誰にも邪魔されたくない」「人生は全く予定通りに進んでいる」
「なんの問題もない」「これらに特段深い意味はない」「ずっと昔からその予定だったのだ」
「たぶん、これからの話もただの空想にすぎない」「たぶん、これからの話にもとくに意味はない」

そうしてそうして、また耳鳴りが止まないといったところで目が覚めた
そうしてそうして未だきみはなんと言っているのか、⠀⠀だれを見ているのか?……
僕にはそれを止めると言った発想がなかったので、ひどい悪循環に陥ってしまったのだ。事態が好転するか否かに関わらず……
⠀⠀誰かを恨んでいる訳でもないのに、何も為さない夢想家の癖に、それはなぜか憔悴しきっている。
だから、お前はそこに閉じ込められている。だから、お前はそこに閉じ込められている。
そうしてそうして、だれがなにをしているって?それでそれでなにが止まないんだ?

「ただ一生の辛抱だ」と、呼吸でさえも止まる事なく、いつまでも明けない濫宵に身を委ねて目を閉じて、他人任せの致命的な現実を願っている。「どうにでもなってくれ」と匙を投げてもそうしなくても、結局どっちを選んでも変わり映えなんかしやしない、ありふれた遺憾な終焉が手招いている。
それを考えることすらするべきではないと気づいていた。そんな自分に失望もしていた。居た堪れないのに立ち止まっていたのも気に入らなかった。そうして耳を塞いで逃げ出して、そうか、それじゃあなんか僕が悪いみたいじゃないか!「誰にも創造されずに僕だけの地獄を大事に抱えていたい。」辛うじて冗談で済まされるような空中に漂って、きっと、僕は、僕を引き摺り落とさんとする手を握りしめている。
かつて幼かった希死念慮も大人になってしまった。それでもまだこれがフィクションのつもりでいる。
世界に忘れられるのをただ待っていた。生まれた時には既に死んでいた。夢の中でも微睡んでいた。ふと目を覚ます夢を見ていた。
それでも足元には目を向けているつもりだった。それですぐに終わると思い込んでいた。
それで、次に目を覚ましたら何を拾うべきだったのだろう?それでも、次に目を覚ましたらきっとやらなければならないことがあったのだ。
……僕はそれを全て忘れてしまうことにした。僕はそれを全て忘れてしまうことにした。


そんなふうにしてただ揺らいでいる
まだこんな日を指して言うだけ「浮かんでいる」
まだ見えているまだここにいるから
昨日も傾いている 焼き付いている
もう凪いでいるから


やたら響いている繰返しに関する
回想録と茹だる危殆
いつか末枯れるときに
だれかが掻き消している俄夢

何を思っていてもきっと洗い流せない脳の
狂条件反射、最底辺、覆い隠すんだ、ねえ?

?????????????????

転た響いている笑い声についての質問コーナー
呉れてやらね。
来る厭世観念 尤度32
未だ嗅ぎ回っている熱夢

塞いだ未来にいない屡立 見ていない。
ここが正念場?再生成、賽回転、
僕を貫いて、で??

?????????????????


ふと 歩いていると
目に優しげな色の「お気の毒」に気がついた
「どうでもいいけどさ 次は気がつかないように」
霞んで見えている行方も知らず 歩き続けている
目的もなく只管に

冴えないで風景 見下ろして鳴いている
夕暮を忘れて
明るんで 通り過ぎていく
足元に呼びかけていた

まるで繕っていた靄を映し出す遺影みたいな
残塁続き2、3年 息の余熱を取り 俯いてみている
霞んで見えている明日も知らず 歩き続けている
収穫もなく 鮸もなく

冴えないで風景 見下ろして鳴いている
夕暮を忘れて
明るんで 通り過ぎていく
足元に問いかけていた

見放した風景 焼きついて泣いている
玻璃窓を拭って
日が射して 通り過ぎていく
「ここにいるだけでただ」

冴えないで 風景 見下ろして泣いている
夕立を横目に 明るんだ今日にもう一度
「足元に気をつけて」
曇空と誰もいない彼方 差し伸べないで
「稚く見えてたらいいな」




未だに還らないそれに悖る夢を覚えていて
続きますように 逆らって 幸福を患っている
続:未だ空に在る
続:未だ空に在る
続:未だ空に在る
何処か響いてまた消えていった

陽が歪んだ静謐の中に在る頃日で
目を覚ましたところで
未だ空に在るさまを見つめ空ら冀う
いつか見た光景も、
本当はただの香りにすぎなかったんじゃないか、
とか、思わないこともないか?

ぼくが何処に行ってしまったか 知りもしない 瞢騰
見分けもつかないが 今となっては後の祭りだろう
雨を願い傘を差し、それを憂い臍を噬む
明日よりはまあマシだった今日に空を下している

夢よりはまだ曖昧でいたいぼくが死んでいる画を見ていて
空に在る今日だけきっと!
縋れたって願いやしないかも?
雨を願い傘を差し、それを憂い生きている
ぼくの今日はまあ及第点か
転んだあと 眠っていたとしても 未だ空に在る
続:未だ空に在る
続:未だ空に在る
何処か響いてまた消えていった


𘎤今日𗆙いことばかりして
𘂆𗯨𗐯世界𗦎れていく
𗭼るく𘓠𗹦 𘗒𗂞呼び掛け
「まだ きみが𗜜している𘈞𗨉かせて」
𗤶にも𗸘いこと、𗈋𗆫うだけ

融け出した様 瑣末な伽藍堂
ああそうか、茫鏡depersonal mirror 路傍で膿んだ
映し出したのは
目も当てられないような

𗾔𗂵いて𗒾𗣾𘆣夜中
𗐴をふさいで
いつのまにか𘜍𗰛して今日になって
𗉅𗜸じて
𗥛𗧜まで𗀀されたぼくは、
𘝣りに𘙰ているらしい、
と自嘲した、視界の隅で

透過したってきっと無くなりはしないな
際限ない「碌」の渦が傷を増やすだけ
目を開けて
明らんできた空は疾うに群青を湛えている
陽に射されるだけ


(重い睡気の中から少し身を乗り出してみると、どうやら、音がしない程度の淡い雨が降っている。いまいち体温も上がらないわけだ。時刻は……時計を確認するまでもなく、本来の予定を遂行するためのそれはとうに死んでいることを部屋の空気が伝えていた。昨日も一昨日もそうだったが、ここにあるのは中途半端な慣れで、当為に蔑まれていることにはいつでも気がつけるのだ。

……

 そのまま、輝度を最低にした部屋は依然としてその配置を変えなかった。しかし暫くすると、そろそろ食糧が尽きるといって、眩暈をやり過ごした僕は身体を外へと押し進めるのを始めなければならなくなった。

 実際は、少なくとも今日は外に出さえすればどうってことはなかったし、空を見れば、雨は傘をさすほどのそれではなかった。遠くのアスファルトに目を遣ると、中学生くらいの2人組が帰路にのって、その後ろから青い車が来ている。それに気がついた片方──それは道路脇のほうにいた──がもう片方の腕を引っ張って端に寄り、他愛もないであろう話を続けていった。僕はそれを観たあと、再び下を向いた。

 必要最低限の食糧だけを買って家に帰った時には、もう辺りは暗くなり始めていた。これから夜が始まるらしかった。当然今日も眠れないだろうと推測されるので、大して集中もできない現状でどう時間を潰していくかを考える必要があった。起きた時には多少あったはずの食欲もすっかり消え失せてしまったし、本来やるべきだったことなどはもうだいぶ手遅れだ。僕は、いつか入院していたときの光景を第三者の視点で思い出していた。それと同じような退屈がここに安寧と空白を供えていくのも、やはり第三者の視点で────眺めている。ここは白くない。)

蹲っていた体勢 見下ろしていたって独擅場
洶動を冷ややかに
高座にかけている
白昼夢 生まれついてこの方消えないようで、
当為となって蔑んでみている

暗峠と淡い雨が滲む 湿度が増している
再びここにいる
君を見ているようなふりで
無くなったものに思いを馳せ飽いていた
10時を指した
必要ではなかった

もともとそれが合っていたようで、
心地いい閉塞に身を委ねていた僕のことには
いま気づいている

生涯続いていく まだ続いている心臓が
知らないまま受け入れていくような今も、
こうして綴り続けるんだろう
愛憎を携えて、背中を合わせているような、
こんな粋を撞いて
取り返しは、つかなくなっていくんだろうな

薄くなってきた醒 俄かに吹いていったそうな濫宵
妄想と空噦き 自身の狭間で
生まれついてからこの方消えないようで、
後ろからで、静かに睨んでいるようだ

遍在した分水嶺も当てにならないと宣って
ゴミ箱に棄てた 視界は良好
わざわざフラッシュバックしたそうな状況を
選んでいったんじゃないのかい
誰も答えはしない平安 空虚の起す豊饒

旧態依然 値札も付かない天球が
錆びて軋んでいる
揺らぐ世界でさえ捨て去られ 棚引いていた

煌々とそれは降っていた 雲一つないような暁光は
泣きたそうにして照らし出していた
今も見ている

生涯続いていく まだ浮かんでいる情景を
知らないまま受け入れていくような今も、
そうして綴り続けるんだろう
本当ならきっと抱きしめてやるんだけどな
そんな息を吐いて、
よろしくね、
なんて言って 濤はそっと和いだ


叶わないことを願うなら、あのときそうしていたらどうなっていたのか、とか、そうしなかったらよかった、とかを、教えてくれないですか、甲斐ない光が目を貫いて脳を擦り減らすせいか、吐いても出ない、そうか、窓下に溺れ流れ着いたのは、あれか、死んだも同然、息を殺しても、残念、瞬きを隔てた嘗ての星霜は救われないそうだ、最底辺、なにかを空目して、眩しかった、みたいなかんかくがある見捨てた日々と、目が合うたびに、どこ吹く風と塗り直した壁は歪な形を演じて、車窓を揺らすのだ、ああ、揺り戻しの痛みで忘れてしまったようだ、いつから、いつからだろうか、どうか、体裁と呂律で編んだ網膜は、君も思いつめているのが良かったと思うのだろう、朧朧と、20秒を裂いて、泣き出した、
……それじゃあ文字数が足りることはないな


折に触れて 射す夜は街灯を浮ばせる
背景に影を落とす
憾まないで消えた 終点に在る 夏の堕とす
快腈に耳を澄ます 

泡沫として藍を漂って
悴んだ街を見下ろして
焦点を合わせず世界を漉いた
焼き付いた星が廃る迄

咲いていた不安は手を伸ばす
みる影もないが然れど終わらない
代償に0を映す その先に
瞬く間に 錆び付いていった

頸に触れて 冷感は月を呼び覚ます
雫は霽れを穿つ
海を敷いて二人 錯綜は惨状を偲ばせる
褻れを澱む不覚

映らずに消えた未来像
破れた空に降る星を見て
顔も合わせないまま手を取った
笑おうか

泡沫として藍を彷徨って
懼曇ったこの街の果て迄
已むはない ぼくらは世界に憑いて
差した影を臆るだけ

背景が晴れを毀つ迄
ずっと落ちて息もできない容態
代償に夏が堕わる その前に
瞬く間に 焼け落ちた

泡沫として今を塗り替えて
褪せた視界で歌う迄
かつてあったような残照を鳴らす
空を萌す 月に叢雲


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