149cmの世界 ＃自己紹介
私は身長149cm。
ずっと親戚中から「せめて、あと5cm高かったら良かったのにねー。」と言われてきた。
身長149cmだとね、確かに困ったこともいっぱいあるの。
ズボンの裾は絶対長い
上着の袖もだいたい長い
ひざ丈スカートはミモレ丈になる
マキシ丈ワンピースは もはやおばけ
手袋も指先があまる
小学6年生の身長とかわらない
だけど もちろんどこに行っても大人料金
SSサイズの靴は 需要がないから最上段に陳列されている
レディースのスニーカーは23cmからだから 好きなデザインが買えない
パンプスの21.5cmはすぐ売り切れるし あってもデパートで高額
すぐチビ扱いされる
久々に人に会うと「え？こんなにちっちゃかったっけー？縮んだ？」と言われる
「どこにおったと？」（どこにいたの？）とイジられる
大体の人に 肩にひじが置きやすいとイジられる
映画館で前に男の人が来たら 何も見えない
コンサートや講演会では常にもみくちゃ
人混みで迷子になると なかなか合流出来ない
自分より背の高い小学生が近くにいると ちょっとビビる
自分よりちいさい大人に合う機会は ほとんどないetc…
でもね、見方を変えれば良いこともあるの。
例えばね
シングルベッドでも まあまあゆっくり使える
キッズサイズの靴でも余裕で履ける
アウトドアブランドの服は 子供用だとかなり安い
電車の席も小スペース空いてれば座れる
ん？
やっぱりメリット少ないかな？（笑）
でもね、私ズルい女だから、たまにあざとガールになっちゃうんだ。
本屋さんとかお店で、欲しい物が届かないところにあるとね、
近くの男の人に、トントンってしてね。
「あのー、あれが欲しいんですけど、ちょっと高くて届かなくって。。。」
って言うの。
するとね、大体の人が嫌な顔せずにね、なんならむしろ、ちょっと誇らしそうにニコニコしながら さっと取ってくれるの。
うふふふっ。
あざとい女でしょ？
でもね、149cmの世界で生きるのは、なかなか大変なのよ。
だからたまには、ちょっとくらい ぶりっ子しても いいよね？♡
ひとつ言えるのは
自分が小さいと 空も海もすべてが大きい。
自分が小さいと その分世界が広いんだ。
だから149cmの世界も そんなに悪くないよ♪
作者：flyhigh(ふら)
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