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髙村 拓
2021年4月23日 14:16
行動経済学シリーズ #4です 。伝統的な経済学では人間は合理的かつ利己的であるとされていました。しかし、ボランティアに進んで参加する人がいる様に、私たちには利他性も備わっています。この利他性が影響を与え、フェアトレードやエシカル(環境保全や社会貢献)という文化も一般化しています。行動経済学は一人一人の意思決定を説明し、日常生活で実感しやすい理論です。自分の失敗を受け入れるこ
2021年4月19日 17:33
行動経済学はマーケティング分野で活用されることが多いです。その1つに音楽があります。『音楽は人の無意識に働きかける力を持っています。』店内で流れるBGMがアップテンポの場合、滞在時間が短くなります。逆にローテンポの場合、滞在時間が長くなり、一人当たりの購入金額も増えることが分かっています。また、同価格でフランスとドイツのワインが並べられている店頭でフランスの曲を流した場合フ
2021年4月17日 12:10
行動経済学の核として『プロスペクト理論』があります。これは「利益は早く獲得したいけど、損失は先送りにしたい傾向がある」という理論です。人の感情に着目してみて、1000円貰える場合と1000円失う場合では貰える嬉しさより、失う悲しさのほうが3~4倍大きいとされています。人は損失を避けたがる傾向にあります。(損失回避)誰だって損失は避けたいものですよね。だから「必ず儲かる」という
2021年4月14日 16:05
先日、大学の教授に学生の内にしか出来ないことの1つに「1日中勉強すること」があるよ と教えられました。改めて、社会に出ると勉強に充てられる時間が減ってしまうことを突きつけられました。今日は行動経済学についてです。行動経済学とは「人間は時に不合理な意思決定をしてしまうよね。それは心の働きによるもので〇〇という名前がつけられているよ。」というものです。不合理な意思決定とは「勉