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#2 行動経済学と投資

行動経済学の核として『プロスペクト理論』があります。
これは「利益は早く獲得したいけど、
損失は先送りにしたい傾向がある
」という理論です。

人の感情に着目してみて、
1000円貰える場合と1000円失う場合では
貰える嬉しさより、
失う悲しさのほうが3~4倍大きいとされています。
人は損失を避けたがる傾向にあります。(損失回避)

誰だって損失は避けたいものですよね。
だから「必ず儲かる」という言葉に弱い人もいます。

この部分に漬け込んで
「投資の必勝法」を語る本やセミナーなどが展開されています。
これはいつの時代でも見受けられるみたいです。
それだけ客観的に見れてない人の需要があるのでしょう。

「投資に必勝法」というものは存在しません。
鉄則があるとすれば
「安く買って、高く売れ」と「分散投資」ぐらいかなと思ってます。
勉強をすれば
リスクを分散させることが出来ます。
トータルで利益が出れば良いですが
それでもどこかで負けてます。

「投資の必勝法」というワードには要注意です!

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