【nest news vol.1】"今やらないなら生き残れない"
会社がダメになるということは、子や孫の世代の可能性を潰すこと。
by Manjot.Bedi
この4年間で多くの企業と出会って感じたことをぜひ聞いてください。今回は、言葉を選ばず遠慮なく話をさせていただきます。
私たちの会社ができて4年が経ち、これまでいろんなお仕事をさせていただいていますが、この4年間で山形の企業の課題が非常に明解に見えてきました。まず、95%の会社は自分たちの3〜5年先のことを不安がっていました。その95%の会社の半分以上が、経営者と従業員が逆の方向を向いていることが多かったです。経営者が、経営がうまくいかないことを人のせいにしたり、行政のせいにしたり、時代のせいにしていることがほとんどでした。時代の変化の中で自分の会社が5年後も生き残るためにも、今、今日ここで自分が立ち止まって企業そのものを見直さない限り、会社の経営も厳しくなりつつ、ステークホルダーが誰もついてこないことになってしまいます。そこに気づいていないことが、自分の会社を潰すことと同じであることが残念です。どの経営者も、毎晩寝る前に、朝起きた時に、試験の前のようなドキドキを感じているはず。もしそうしていないなら会社のことを真剣に考えていないということです。GDPが4位になって社会には頼れません。企業が社会を変えるという強い意思を持ち、経営の考え方が変わらない限り、会社は成長しません。会社がダメになるということは地域がダメになること、悪い影響を起こすこと、その地域からみんな離れていくこと、自分や社員の子供や孫の未来の可能性や選択肢を潰すこと。それでいいんですか?そんな会社で本当に従業員やステークホルダーは満足しているでしょうか?
人のせいにせず、今できることをやらないといけない。ここまで読んでくれた人たちは、きっとスイッチが入ったと思います。さあ、その考えの変化を、行動の変化にしていきましょう。
■地域が元気になるには企業から。企業が元気になるには儲けから。
企業は地域を構成する非常に重要な存在です。地域を良くすることも、悪くすることもできます。もし地域をもっと元気にしていきたいのなら、次の世代に引き継いでいきたいのなら、企業が元気にならないといけません。そして、企業が元気になるには儲けしかありません。日本人はどこか儲けという言葉に遠慮を抱きますが、綺麗事はさておき、儲けなくして成長はあり得ません。ここでいう儲けは、金銭的なものだけではなく、知名度やブランド力の向上などの目に見えないことも含みます。地域の企業が儲ければ、給料が増えるかもしれない、法人税が増えて行政がインフラに投資できるかもしれない、その姿を見て他の地方に出ていた人が帰ってくるかもしれない。地方創生が叫ばれる今こそ、シンプルに企業が儲けることを考えていかないといけないのです。
■Start with WHY
企業が儲けるための方法論として、核になるのがゴールデンサークル理論です。コミュニケーションをWHY/HOW/WHATで考えたとき、多くの方がHOW/WHAT、つまり「何をどうやっているか」は説明ができます。木材を仕入れて家具を作っている、道路工事や建設をやっている、etc。しかし、WHY、「なぜ」を説明できる人はほとんどいません。しかし、この「なぜ」のみが人に共感を抱かせることでき、その人のパッションを結びつけることができるのです。行動を変えるためには、考え方を変えなければいけません。目先の変化を作り出すことに捉われず、自社のWHYをしっかりと考える時にきています。
■BrandとBrandingは違う
企業のこの先を考えた時、まずはスタートラインを決めなくてはいけません。今、現在、この瞬間、なぜこの会社は存在しているのか?という企業のWHYがスタートになります。そして、WHYに基づく目指すべき姿・ゴールも設定しなければいけません。ここなら安心して買えると思ってもらえるお店、ここでなら働いてみたいと思える会社・・・その姿は企業によって様々でしょう。そして、このゴールに向かうまでの間に様々なことを行うはずです。体制を変える、社長が話す言葉を変える、ロゴを変える、社員の制服を変える・・・その手段は無限に広がります。このようにスタートからゴールに向かうために行うすべての活動を「ブランディング」と呼びます。-ing:現在進行形です。そして、ゴールに到達することで、あるいはゴールに近づくことで生まれる信頼を「ブランド」と呼びます。ブランドはブランディングの結果であり、それそのものが先にあるわけではありません。意図したブランドを作るには、スタートとゴールの設定、そしてそのために何を行なっていくのかが重要になります。
■マンジョット実績
■私たちについて
株式会社next is eastでは、企業のパーパス策定からビジョン設定まで、ブランディングの軸となる部分の構築を経営者目線でサポートしています。また、ブランディングにおいて重要な要素となるコミュニケーションにおいても、人の心を動かす映像から企業ロゴなどのデザイン、社長のスピーチ原稿に至るまで、企業のWHYからブレることなく制作を行なっています。
株式会社next is east
お問い合わせ:info@nextiseast.jp または https://nextiseast.jp/contact/
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