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【ワークショップレポート】共創で未来を創る!ビジネスモデルキャンバス(BMC)を体験しよう

こんにちは、NEXCHAINです。

2024年10月16日、虎ノ門タワーズオフィスにて、ビジネスモデルキャンバス(BMC)を共通言語に、ビジネスモデルの作り方を学ぶワークショップを開催しました。ファシリテーターを務めたのは、一般社団法人 ビジネスモデルイノベーション協会の認定コンサルタントである草間隆人氏です。参加者は、実践的な共創体験を通じて、アイデアを具体的なビジネスモデルへと昇華する手法を学びました。この記事では、ワークショップの流れと成果をお伝えします。


ワークショップの目的と概要

本ワークショップの目的は、ビジネスモデルを構造的に理解し、異なる視点を統合する力を養うことです。ビジネスの全体像を描くためのツールとしてBMCを活用し、参加者同士が対話を重ねながら、実践的なアイデアを具現化するプロセスを体験しました。

プログラムの進行

1.アイスブレイクとチェックイン

参加者は、アイスブレイクとして「あなたにとって最もイノベーティブな製品は?」という問いに答え、各自の価値観を共有しました。ワークショップに参加した目的や期待する成果についても話しました。

ワークショップ開始直後の様子

2.ビジネスモデルキャンバス(BMC)の理解

草間氏による講義では、AmazonやAppleといった企業の成功事例を参考にしながら、ビジネスモデルとは何かが解説されました。BMCが提供する「可視化」の力を使い、顧客、価値、チャネルなどの9つの要素をどのように組み合わせるかがビジネス成功の鍵であると強調されました。

BMCの9つの構成要素
- 顧客セグメント(Customer Segment)
- 価値提案(Value Proposition)
- チャネル(Channel)
- 顧客との関係(Customer Relationship)
- 収益の流れ(Revenue Stream)
- リソース(Key Resources)
- 活動(Key Activities)
- パートナー(Key Partners)
- コスト構造(Cost Structure)

3.グループワーク:タクシー業界のビジネスモデルを再設計

参加者はチームに分かれ、「タクシー業界の新しいビジネスモデル」についてBMCを使って設計する課題に取り組みました。現在の課題である「乗車率の低さ」「ドライバーの負担」などを改善するための新しい視点を探りました。

BMCを使ってアイデアを検討

新たなアイデアの一例
- サブスクリプションモデルの導入で、毎月一定額で乗り放題プランを提供
- 企業パートナーとの連携により、車内広告やコンシェルジュサービスを展開
- 高齢者向け専用タクシーや「子ども見守り送迎サービス」の提供

発表とフィードバック

各チームは25分間の作業を終えた後、自分たちの設計したビジネスモデルをプレゼンテーションしました。草間氏からのフィードバックを受け、より洗練されたアイデアへと発展させるためのポイントが議論されました。

各グループのアイデアを発表

フィードバックの一部:
- 「価値提案が明確なほど、顧客セグメントとのマッチングが良くなる」
- 「リソースの活用を工夫することで、運営コストを抑えつつ収益性を向上できる」

学びのふりかえり

ワークショップの最後には、「今日の最大の学びや気づき」を各自でまとめ、付箋に記入して共有しました。参加者からは、「自分の視点だけでは見えなかった新しい可能性に気づけた」、「このような有益で学びの多いワークショップが無料で受講できるのはうれしい」などという声が上がりました。
このワークショップを通じて、BMCが単なるフレームワークではなく、対話と共創を促進する強力なツールであることも実感いただけたようでした。BMCを使えば、異なる業種の人々が共通言語を持ち、協力して価値を創造することが可能になります。

まとめ

参加者のみなさんには、ビジネスの全体像を理解し、多様な視点を取り入れて新しい価値を創造するプロセスを体験していただきました。NEXCHAINでは、今後も、こうした共創型のワークショップを通じて、さらなるイノベーションの推進を目指していきます。
業種や企業の壁を超えたビジネス共創に興味をお持ちの方は、ぜひNEXCHAINの公式ホームページよりお問い合わせください。



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