#9 ブルーピリオドを読んで
こんにちは。
神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。
私についてはこちらのnoteをご覧ください。
さて今回は不定期連載の読書回、読んだマンガはブルーピリオド11巻。
今まで踏み込んだことのない芸術を通して胸を熱くさせてくれるので、毎回新刊を楽しみしているマンガのひとつ。
いつも面白いのですが、今回は違った視点で「面白い!」と感じたのでその面白さを深掘りしてnoteに書こうと思ったことがきっかけ。
それでは深掘りしていきましょう!
・あらすじ
深掘りする前に、ブルーピリオドのおおまかなあらすじはこちらから。
(※ネタバレありなので要注意)
最新刊では主人公の八虎が絵画教室にアルバイトへ行き、こども達や先生との交流を通して刺激をもらう日常巻。
その11巻を読み終えた感想はたったひとつ。「ドリームキラーは常に身近にいる」ということ。
・ドリームキラーは常に身近にいる
ドリームキラーとは「自分の夢を壊す人」のこと。よく自分の夢ややりたいことを話したとき、「辞めといたほうがいいよ」と否定する人のことです。
今回でいうと絵画教室に通っている小学生の2人のエピソードがきっかけ。
翔也くんの場合、絵のグラデーションを先生が見本として色の正解を伝えてしまうシーン。ここでのドリームキラーは先生ですね。翔也くんが答える前に正解を伝えてしまうと、どの色を出そうかというワクワク感を奪われてしまうし、何よりその色に近づけないといけない。
そして小枝ちゃんの場合は一番の味方でもあるお父さん。きたる絵の発表会に向けて挑戦する絵の難しさをお父さんに話したら、「あの子の絵とかいいじゃん!ああいう絵にしてみたら?」と言われてしまう。この一言や行動でモチベーション、そして情熱をも消し去ってしまい、行動力を奪ってしまう。
そしてこのドリームキラー達は良かれと思って伝えているところも考えさせられるポイント。
悪意がないこともわかるためはっきりと否定できず、その意見を受け入れてしまうことで自分の可能性を縮めてしまう。
おそらくこの経験は誰しもあるのではないでしょうか。
私の場合だと部下が19名いるため、もしかしたら自分も良かれと思って伝えた何気ない一言で誰かのドリームキラーとなっているのではないだろうか。
・ドリームキラーにならないためには?
では無意識に誰かのドリームキラーにならないためにはどうしたら良いのか?ぱっと思いつくのは
・相手が大事にしているものは何か?
・一番傷つけられたくないことは何か?
を見極める力が必要。もちろん自分の中ではっきり言うべき理由があればいいが、そうでない場合は相手の大事な物を見極める目利きを養い、伸ばしていくことが上司の持つべきスキルなのでは、と思う。
そのスキルの伸ばし方はまた深掘りして考えていきたいところ。
最後はまとまりがないままでしたが、これは引き続き考えてまたnoteにまとめていきます。
前回の読書回はこちらから。
それではまた!