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日経新聞5月9日付「コロナ5類 出社回帰―企業「方針変更」4割。対面の重要性再認識」―相談できる人の存在に気づき、1人だけで頑張らず、素直な気持ちで助けも求めよう。

こんにちは。
就活モチスキゼミの山内康義です。

皆さん、GW明けの2日目です。
日常活動に戻りましたね。
就活生は、説明会、ES提出、面接が再開しました。
新入社員は
研修や配属先の職場で、業務や専門知識を懸命に覚えていることでしょう。

就職2年目~中堅社員は、
通常業務の担当する仕事もフル回転始めたことでしょう。
身体は慣れるのは大変ですよね。

仕事のやりがい(やる気を持ち・モチベーションを高める)を
見い出しながら一所懸命、取り組んでください。

そんな皆様に贈る本日の注目記事は、
火曜日連載「医療・健康」欄「こころの健康学」の大野裕先生(認知行動療法研究開発センター理事長)の「一息つき自分を取り戻す」」です。
以下、大野先生の記事の要約です。

<現状把握>
・新年度が始まってから1カ月たったところで大型連休があるのは、
 こころの健康に配慮した素晴らしい先人の知恵だ

・特に新年度で慣れない環境に入ったときには、一息ついて
 自分を取り戻すことが役に立つ。

<問題提起>
忙しいときは
 どうしてもポイントを絞って課題に取り組むことが増えてくる。

・優先順位の高いことに集中するだけでなく、問題に気づいて同時に
 手当てすることも増えてくる。

・問題を早く見つけて対処することは大事だが、どうしても問題ばかりを
 探すようになってくる。

こころの視野狭窄(きょうさく)状態に陥り、問題がクローズアップされ 
 目がいきやすくなるのだ。
  →その結果、思うようにできないことが目に入って自信がなくなる。
  →本来持っている力を生かせなくなり、問題がますます増えてしまう。

<問題解決立案>
「木を見て、森を見ず」
 「全体を俯瞰して見る」「多面的に見る」のすすめ

 →現実の世界で解決できない問題ばかりということはない。
 →一息入れて全体を見てみると、対応できていることが目に入ってくる。

「蚊帳の外から見る」「客観的に見る」
 →相談できる人の存在に気づき、1人だけで頑張らず、助けも求められる。

「緩急自在」
 →運動ではよく知られているが、力を入れ続けていたのではいざという
  ときに力を入れることができない。

適度に力を抜きながら必要なときに力を集中して最大限の力を出すことができる。運動でも仕事でも勉強でも、緩急をつけると本来持っている力を発揮できるようになる。

そうですね。
就活生、新入社員にとって
「調べてもイメージできない」「皆目見当がつかない」こと
は、
迷っていないで、専門家や経験者、わかっている同期の仲間に聴くことが
大事ですね。
私もおすすめします。

その時、
先入観念を持たず、思い込み・信じ込みを排して、素直な気持ちで聴きましょう。
素直に聞いてくれると、教える側は意気に感じて、一所懸命教えてくれることでしょう。そうすれば、習得も早くなり、習熟度も高くなります。

ただし「緩急自在」にしようとしますが、
未経験ないし経験が少ない人は、なかなか、どこで力を抜いて、
ここ一番集中すればよいか、掴めないものですね。

これも、
自分で掴めるようになるまでは、様々な人たちから話を聴くことが
大事なのではないでしょうか。

あるある話ですが、対話、雑談から奇想天外なアイデアが生まれて、
難局に対する課題解決・絶妙な価値創造に発展するものです。

ということで
「コロナ禍のリモート勤務」「働き方改革」「効率性重視」の影響から、
お客様、社内の人たちとの
「コミュニケーション不足」「対面の重要性」が指摘されています。

5月9日付3面 総合欄
「コロナ5類 出社回帰―企業「方針変更」4割対面の重要性再認識
からも、対話、雑談の必要性が物語っているようですね。

若いうちは、
リモート勤務日でも、面倒がらずに、
積極的に対話するために出社すること、リモートでもつけっぱなしにして
雑談することをおすすめします。

※日経新聞に感謝。
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ご精読、どうもありがとうございます。
毎日コツコツ進めていきましょう!
就活モチスキゼミコーチ 山内康義

1.一息ついて自分を取り戻す 視野広げ、緩急も大切にこころの健康学 認知行動療法研修開発センター 大野裕

2023/5/9 5:00 日本経済新聞 電子版

<リード文>
大型連休で一息ついた人は多いだろう。
逆に観光業は連休中は忙しく、連休が明けてから一息つく人もいるだろう。

新年度が始まってから1カ月たったところで大型連休があるのは、
こころの健康に配慮した素晴らしい先人の知恵だ。

2.コロナ5類で出社回帰 企業「方針変更」4割対面の重要性再認識 在宅とのバランス模索

2023/5/9付 日本経済新聞 朝刊

<リード文>
新型コロナウイルスの5類移行に伴い、
企業が働き方のルール変更に動いている。

TOYO TIREが原則出社の方針に切り替えるなど、出社制限を撤廃し、従業員にオフィス回帰を促す。

一方、コロナ禍の3年余りでテレワークが働き方としてある程度定着した。「アフターコロナ」を迎えて経済活動の正常化が進むなか、企業も多様な働き方を探る。

<引用>

日本生産性本部の調査では、
働き手のテレワーク実施率は20年5月に31.5%だった。

その後、
新型コロナの感染拡大に連動して、20%前後で推移したものの、
直近の23年1月は16.8%にまで低下した。

行動制限や企業活動の自粛を伴った約3年間を経て、
企業は「対面」の重要性を再認識している。(後略)

3.生成AI利用、社内ルールは?
MIXI「社外秘」も入力OK、UUUMは画像作成NG 漏洩や著作権侵害に懸念

2023/5/9付 日本経済新聞 朝刊

<リード文>
攻めと守りをどこで線引きするか――。
質問に巧みに受け答えする生成人工知能(AI)の利用を巡り、
企業が社内ルールの策定に知恵を絞っている。

うまく使えば業務の効率化につながるが、
情報漏洩や著作権侵害といったリスクも無視できない。
先駆的に従業員向けのガイドラインを定めた企業の実情を探った。

<引用>
チャットGPTの学習データの収集をめぐっては不透明な部分が多い
「個人情報や発表前の決算情報はNG。社外秘でも契約書や組織図、
開発中のアプリケーションに関する情報ならOK」。

MIXI(ミクシィ)がこのほど定めた社内ルールでは、
従業員らが生成AIに入力してもいい社内情報の種類を具体的に例示した。

生成AIは議事録の要約や電子メールの添削などに役立つと見込まれているが、企業の間では機密情報が外部に流出してしまうとの不安が根強い。

一方で活用に乗り遅れれば、
職場の生産性の改善でライバルに差を付けられる可能性がある。

MIXIの村瀬龍馬取締役は「生成AIのリスクは多方面にわたり、対策は個人のリテラシーに依存する面が大きかった」と話す。


「従業員からは会社としての指針を求める声が寄せられていた」という。(後略)

4.経済教室人工知能と社会(下)「AI8原則」の順守を横山広美・東京大学教授

2023/5/9付 日本経済新聞 朝刊

<リード文>
すさまじい勢いで世界に広がっている生成人工知能(AI)。
社会システムを変えるほどの破壊的イノベーション(技術革新)である。

人材不足の日本には朗報となる可能性もあるが、
早くも不正行為や悪用が懸念され、これまで以上に格差を広げ、
人間の尊厳を傷つける可能性も否めない。

本来、開発企業が担うべき責任は大きいはずだが、
多くは自らの利益最大化のために責任を丸投げし、
壮大な社会実験をしている感がある。

<引用>
主要7カ国(G7)デジタル相会合では
AIの開発・利用に関して網羅的な方針が示されたが、
生成AI流行前からAIに関する倫理的な議論は行われている。

人間が生み出した科学技術は、
人間の尊厳を守ったうえで使われなければならないのが原則だ。

現状で関係するビッグテックの責任は厳しく問われるべきだが、
革新的なイノベーションに遭遇したからには、
社会がよい方向に変革できるよう、
我々が意志をもって進化を促すことが肝要だ。

そもそも、生成AIの出現によって、これだけの急激な対応を迫られている
理由は何か。
科学技術として他とどのような点で違うのか。
特徴を3つ挙げるとすれば
「多点・多目的開発」
「スピード」
「世界同時経験」であろう。(中略)

<ポイント>
○検証丸投げのビッグテックに大きな責任
○一定の未来予測に基づく予防原則が必要
○社会と企業内で倫理面の監視制度強化を
よこやま・ひろみ 75年生まれ。東京理科大理工卒、同大博士(理学)。
専門は科学技術社会論

5.「AI病院」スムーズに患者・医療者の負担減、連携を強化

2023/5/9付 日本経済新聞 朝刊

<リード文>
病院で人工知能(AI)の活用が進んでいる。
外来の問診をデジタル化して診断を支援するとともに、
ロボットの活用で業務の負担やリスクを軽減している。

医師や看護師らが患者へのケアなどの仕事に専念でき、
地域内での情報共有も進めば、医療の質向上に役立つ。

<引用>
慶応大学病院(東京・新宿)の正面玄関を入ると、
すぐに目に飛び込むのが四輪の車椅子だ

腰掛けてタッチパネルの画面で「採血」などの行き先を選べば、
院内を行き交う人や障害物を避けながら最短距離で走行する。
走行後は無人のまま元の場所に戻る。

診療科によっては受付で紙の問診表ではなく、タブレット端末を渡される。

患者は体調や既往歴など基本的な約20の質問に回答を入力すると、
回答が電子カルテに自動で転記される。

AI問診を活用する場合は
診療科別の20問ほどに答えると疑われる疾患がカルテに表示される。

同病院は内閣府が掲げる「AIホスピタル構想」のモデル病院の一つ。

2018年から本格的に取り組みを進め、複数の診療科で35のプロジェクトの
実証実験に取り組み、改良を続けている。

AIなどの活用は医療者の負担やリスクも軽減している。(後略)


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