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JTC等で働く予定の新人さんへ ③お昼休みの過ごし方
はじめに
前回の記事では、午前中の過ごし方についてまとめました。
今回の記事では、お昼休みの過ごし方に注目して、
新人さんが「損をしない」ためのアドバイスをお送りします。
昼食のスタイルを決めておく
多くのJTC等では、昼休みは45分か60分しかありません。
昼休み前におおよそのプランを決めておく必要があります。
考えておくべきことは、次の4点です。
外食するか、外食しないか。
外食する場合、どこで食べるか。
外食しない場合、どこで食べるか。
1人で食べるか、複数名で食べるか。
昼休みに突入してから「何しようかな」では、時すでに遅し。
昼休みの過ごし方は、午前中の内に決めておくべき重要事項である。
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外食するか、どこで食べるか
休憩時間や勤務地によっては選択の余地がない場合もありますが、
いずれにしても大きな指針だけは午前中の内に決めておく必要があります。
休憩時間45分の場合
勤務時間が8時間に満たない職場では、休憩時間が45分かもしれません。45分休憩の外食は非常に難しく、上級者向けです。
新人さんの内は、チャレンジしない方がよいかもしれません。
12:00から12:45まで昼休みと仮定します。
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食事として実際に食べる時間が15分程度必要な人であれば、
職場から10分圏内、注文後10分以内に提供されるお店が必要です。
私は人より早く食べるので、もう少し時間の余裕が生まれます。
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注文後から15分くらい待てると、麺類や定食屋で外食することも可能となります。
45分休憩の職場で外食する場合、🍔🐓🍟🍩ファストフードが定石。
客数が少なければ提供の速い定食屋(やよい軒等)も選択肢となるが、
提供の遅い定食屋(大戸屋等)は危険領域。
麺類は要注意。客数と注文状況により提供時間が大きく異なる。
45分休憩で外食するのはタイトなスケジュール管理が必要ですので、
新人さんの間は、お弁当や軽食で様子見しつつ、
職場に慣れてきたら外食を検討してみることを推奨します。
個人的には外食せず、職場内で昼休みを過ごすことを推奨します。
外食しなければ、自由時間を30分近く確保できるからです。
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45分休憩の職場は「15分早く帰るため」と割り切り、
昼休みには何も望まないことを推奨したい。
休憩時間60分の場合
多くのJTC等で採用されている60分休憩です。
60分休憩であれば、落ち着いて外食することもできます。
12:00から13:00まで昼休みと仮定します。
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60分休憩であれば、職場の超近隣店舗だけではなく、移動に10分前後の時間を費やしても間に合うので、店舗の選択肢が広がります。
注文してから最大20分くらいは待つことができるため、人気のラーメン店、ジョリーパスタなどの提供に時間が掛かるチェーン店等も選択肢に入ります。
外食しないという選択
お弁当を持参する、
軽食(🍞☕🥪🍙)を昼食とする、
職場にある社員食堂やカフェ等を使用するという選択肢となります。
自席で食事を取るべきではない
お弁当持参又は軽食テイクアウトの場合、職場のどこかで軽食を取るということになりますが、自席で食事を取ることは推奨しません。
今でも覚えている、私が20代の若手職員と雑談したときのことです。
若手「あーうざ」
係長「どうしたの?」
若手「自席でSNS見てたら課長が後ろから何か話してきたんです」
係長「はあ」
若手「イヤホンしてたから、課長の声が聞こえなくて」
係長「うん」
若手「無視してんじゃねーよ、みたいに嫌味言われて」
係長「なるほど」
若手「休み時間くらい好きにさせてくれって感じです」
係長「それはね、君が悪い」
若手「はあ?! 係長まで何っすか」
係長「職場の人と関わりたくないなら、昼休みはどこかに逃げなきゃダメ。自席でスマホ見てもいいけど、外の声が聞こえない音量はダメ」
若手「この職場にそんなルールあるんですね」
係長「ルールという表現は違うと思うけど、まあいいか。少なくとも、ここはJTCで、年功序列の世界で、ルールを作るのは50代・60代の管理職や役員さん達なのは理解できる?」
若手「はい」
係長「50代の課長が、いっちばん下っ端の君に声を”かけてくれた”の。それに、本当に『無視してんじゃねーよ』って課長が言ったの?」
若手「……いや、なんかそんな感じのようなことを……」
係長「『あ、課長。お疲れ様です』と返事する位の気持ちがないなら、明日から昼休みはどこかに行きなさい。こんなつまらないことで評価下げたくないでしょう」
若手「だから係長はいつも外食してるんですか?」
係長「そうかもしれないし、違うかもしれないね。そういう質問をすること自体がナンセンスだよ。僕が課長に声を掛けてほしくないみたいに聞こえるでしょ。『係長は外食が好きだから』ってことにしといて」
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1人で過ごすか、誰かと過ごすか
私や上記の若手職員さんのように1人で過ごしたい人もいれば、
同僚たちと共に過ごしたい人もいるのがJTC等という組織です。
1人で過ごしたければどこかへ逃げよう
自席に座り続けながら「声をかけてくれるな」は無理だということを理解いただけたでしょうか。
組織の中にはコミュニケーションを取るのが好きな人もいるので、
スマホを見ていようが読書していようが、あなたに声をかけてきます。
お金がないならお弁当を作り、空いてるベンチで食べていればいい。
外にでるのが億劫なら、人目につかないどこかでSNSでもしていればいい。
職場に残るということは、交友関係を持ちたいと思われても仕方がない。
誰かと過ごす
1人ごはんが恥ずかしいという人もいますし、
誰かと話をしていることでリフレッシュになるという人もいます。
私は全く理解できませんので、陽気な先輩方にアドバイスを頂いて下さい。
次回の記事
次回の記事は、JTC等で働く予定の新人さんへ④(午後の過ごし方)を予定しています。