MasayukiSaito

静岡県三島市出身、日本での仕事は陸自の航空科のみ。その後ロンドンに1年、パリに5年。今は長くバンコク、途中ジャカルタに1年。仕事は取材、写真、編集、アドミン。もう日本に帰りたい。

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静岡県三島市出身、日本での仕事は陸自の航空科のみ。その後ロンドンに1年、パリに5年。今は長くバンコク、途中ジャカルタに1年。仕事は取材、写真、編集、アドミン。もう日本に帰りたい。

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    生きものいろいろ、たまに食べものとかオブジェとか、写真だけ生きものとか

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    小さくて安いというだけで買った別に好きではない富士フイルムX-E4を肩からぶら下げていたらライカと見間違える人が多いことに気づいたことによる、ライカ使いのふりをして撮った写真。定期的に使わないとダメになりそうなオールドレンズの試写含む。主にフイルム調の発色をイメージ。→富士フイルムの機材を売り飛ばしてしまい、連載終了。

最近の記事

王室御座船パレード 2024年10月27日写真日記

 バンコクのチャオプラヤー川沿いの、正確には川と並行して走る道路の、昔ながらの食堂。  随分と古い映画のポスターが飾ってある。日本の仮面ライダーのポスターも。チャオプラヤー川で開催される王室御座船パレードを観に行く前の昼食。  開催3時間前。定位置に向かう御座船がちらほら見える。対岸の大きな建物はタイ最高峰の病院、王室関係者を診ることもできるシリラート病院。  タイ有数の大学、タマサート大学の食堂。王室御座船パレードを観に集まってきた人が時間を潰している。黄色は月曜日の

    • アユタヤのおばけイベント 2024年10月13日写真日記

       どうせならハロウィーンに合わせればよかったものの、気が早いのか2週間前に開かれたイベント。  一応、「身の毛がよだつ」という意味合いのおばけイベントだが、単なる寺の祭りだった。  場所は世界遺産に登録されているアユッタヤー(アユタヤ)の寺院。ちなみにこの寺院は、世界遺産から外れている。  ライティングで禍々しさを演出しているが、タイの人たちは記念撮影に夢中で怖がっていない。  タイの祭りにありがちな、と言っても最近はすっかり見かけなくなったゲーム。的にボールを当てる

      • 近所の市場と寺院 2024年9月28日写真日記

         バンコクの東側、東部サムット・プラカーン県と同チャチュンサーオ県にまたがる、プラウェート・ブリーロム運河沿いの「クローン・スアン100年市場」。車で30分はかかるので近所というわけではないが、そこで売っているピーナッツを買いたくなって、1年ぶりに行ってみる。  観光客向けというよりむしろ、現地の人向けという雰囲気だが、誰が買うのだろうという品も多く売られている。  コロナ禍前と比べるとずいぶん人が減ったが、団体客のような人たちがやってきて、運河を渡る橋がピンポイントで混

        • 在タイ中国人が日本人に謝罪

           中国からタイに亡命する者なんていなさそうに思えるのだが、バンコクに実在する。その中国人亡命者は、オヤジと呼んで差し支えない歳の、「何者だろう」と不思議な雰囲気を漂わせた風貌で、みんなからJohnと呼ばれている。米国人とオランダ人が共同で立ち上げたボランティア団体の建物の一室に仮住まいしていて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発行する身分証をしっかり所持する。  そのJohnが今朝、「すまない」といって、一枚の紙を渡してきた。日本人の子どもが中国で犠牲になった事件は、

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        記事

          ライカ風に見せて遊ぶ

           ライカカメラ自体に発色やトーンの設定があり、ナチュラル目やらビビット目やら幅広い色味を選べるのだが、日本のメーカーの機材で写真を撮っても、フォトショップなどでコントラスト高め(かすみの除去も効果的)、彩度低め、アンダーは潰れる寸前まで下げれば、たいがいは「ライカで撮ったみたい」と思ってしまう、という話。  被写体はストリート・フォトグラフィーがライカっぽい。道端の一輪の花とか、軒下の雨樋とかだけを撮るような、日本のスナップ写真とは別。  高価なライカレンズで撮ったと思わせる

          ライカ風に見せて遊ぶ

          いつもの犬

           バンコク都心部とスワンナプーム空港をつなぐ鉄道、エアポートレイルリンクの空港1駅手前のラートクラバン駅に居つく「いつもの犬」。最後にアップしたのが2月13日で、いつものように寝ていた。  2月16日。珍しく起きていた。  3月4日、この日も珍しく起きていた。誰にもらったのか、食べものゲット。  7月4日午前中。久しぶりにエアポートレイルリンクを使ったら、昼間から起きていた。誰かにもらったのか、落ちていた食べものなのか。  7月10日。ようやく、いつものとおりの寝姿。

          いつもの犬

          タイムスリム結婚式 2024年6月23日写真日記

           結婚式の朝。新郎が(新婦の名が登記されている)モスクを訪れ、新婦への愛を誓う。新婦の父親が承認の署名をする。父親が2年前に急逝しているため、新婦の兄が代理で署名。  モスクの長であるイマームの前で新郎が署名。タイ深南部のムスリムはマレー系で、隣国マレーシアと習慣を同じくするが、新婦は結婚式の際にモスクを訪れることができないという。マレーシアはほかのイスラム国同様に、新郎新婦でモスクで誓いを立てるという。  新婦が式場で(といっても新婦の実家の前)、モスクから戻って来る新

          タイムスリム結婚式 2024年6月23日写真日記

          タイ最南端へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2024年6月22日

           タイ南部の主要都市ソンクラー県ハジャイ郡からさらに南へ、タイ南部国境三県と呼ばれる地域への国道42号線を走る。山越えあり。  今年4月にも来た国道沿いの市場。2カ月もしないでまた当地に来る理由は、知り合いの娘の結婚式のため。  魚の干物、塩辛、菓子、果物など何でもありで、かなり安い。海鮮物は一袋100バーツほど(円安換算で400円超)。  市場裏のビーチ。天気が悪いので露出オーバー目で撮って、フイルム調の色味で撮る。特別な補正などせず、フォトショップ上で撮影時の色味を

          タイ最南端へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2024年6月22日

          バンコクから南へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2024年6月21日

           4月上旬に訪れたばかりのタイ南部へ再び。バンコクから車を運転する気力がなく、安易に飛行機で。夜明け前にスワンナプーム空港へ。  何となく撮らなくてはならないような気がした、チェックインカウンターに並ぶタイの鬼の1体。開港当初から設置されているので、特に珍しいわけではない。  朝6時前で人が多い国内線。保安検査が各ゲートで行われるので、国際線のような混み合いはない。  朝7時に離陸、バンコクのタイ湾側を飛行。もともと水田が多い地区だが、雨期でさらに水浸し感あり。  バ

          バンコクから南へ 45mmマニュアルレンズ写真日記 2024年6月21日

          静岡から東京へ 2024年5月5日写真日記

           タイでの日本人の知り合い(会社の元部下)が1週間前に三島を訪れていて、「富士山がきれいだった」と言っていたが、実は建物が増えすぎて三島駅周辺からきれいに眺められるスポットはわずか。写真は三島駅南口の東急ホテルから。手前は愛鷹山。  時間があったので、三島駅から実家まで30分ほど歩いてみる。富士山をどこから見ても電線が邪魔をする。  ひっそりした町で人など歩いていないのに、注意書きがある。子どもの日で休みなのに、子どもの姿などない。  実家手前の下り坂。江戸時代まで、こ

          静岡から東京へ 2024年5月5日写真日記

          徳島から大阪へ 2024年5月4日写真日記

           訳ありで高知駅を朝5時前に発車する特急に乗って徳島方面へ。大歩危駅はてっきり高知県内と思っていたら、徳島県だった。「大股で歩くと危ない」という意味らしく、「小股で歩くと危ない『小歩危』という駅もありますが…」というツッコミをよく聞く。  阿波池田駅に到着。自分が乗ってきた「特急しまんと」をよく見たら、一度は運用から外れた?2000系の車両だった。  1年半前も、高知駅から同じ時刻に同じ特急に乗ってきて、やはり同じように乗り継ぎの時間に町中を歩いた三好市池田町。  屋根

          徳島から大阪へ 2024年5月4日写真日記

          愛媛から高知へ-2 2024年5月3日写真日記

           宇和島城から宇和島駅に戻ってきて、列車の出発まで20分あったので、朝食を買って駅で食べる。おにぎり2つと、名産らしい「じゃこ天」。  「しまんトロッコ」。いい歳したオヤジが1人でトロッコを楽しむなど気が引けたのだが、窓ガラスを通さずに景色が撮れそうなので、出発直前で決める。空席が3席だけあった。  予土線を走る。トロッコに乗れるのは、高知県の江川崎駅から土佐大正駅まで。宇和島駅からは取り敢えず、普通席に乗る。  江川崎駅でトロッコに乗り換える。四万十川が見え始めると車

          愛媛から高知へ-2 2024年5月3日写真日記

          愛媛から高知へ-1 2024年5月3日写真日記

           大分県の別府港から愛媛県の八幡浜港までの夜船。2時間40分の航行で深夜2時半には目的地に着いてしまう。  通常は朝5時半まで船内で仮眠できるが、繁忙期のゴールデンウィークはそれが不可。八幡浜港ターミナルで、正座のお辞儀(座礼)の格好で仮眠する人。  熱中症に注意、という天気予報を鵜呑みにして半袖のみ用意。そしたら八幡浜港の夜は気温13度で、風邪を引く寸前だった。  「すずめの戸締まり」という映画のロケ地だったらしい。ターミナルにはドアが展示されている。  5時過ぎ、

          愛媛から高知へ-1 2024年5月3日写真日記

          バンコクから九州へ 2024年5月2日写真日記

           航空券が1カ月前の時点でもかなり安かったので(円安換算で往復5万円弱)、10年ぶりにゴールデンウィーク時期の日本へ。スワンナプーム空港もどちらかというと空いている感じ。  やはり久しぶりのLCC、タイ・ベトジェットでバンコク離陸。晴れていると思ったら、真っ黒い雲が出ていた。  食事を頼んでいた乗客がいなかったらしく、離陸してすぐに就寝モード。ほぼ埋まっていたが満席ではなかった。  スワンナプーム空港から直行で福岡空港へ。着陸前の海上。カメラ&レンズの解像度を知りたくて

          バンコクから九州へ 2024年5月2日写真日記

          タイ最南端から北上 2024年4月6日写真日記

           テロが頻発する地域ということで、陸軍車両が朝の幹線道路を警戒。昔はそこらじゅうで治安部隊の姿を見かけたが、地元住民との良好な関係を維持できず、最近は極力目立たないように振る舞っている。  知り合いの家に寄ってあいさつ。1,000キロ北のバンコクに向かう。左の姉は6月に結婚予定。  昨日訪れた海岸沿いの市場で見かけた巨大な貝が忘れられず、また寄ってみる。幅10センチほど。  ひたすら北上。パッターニー県から200~300キロのナコーンシータンマラート県辺り。海岸線に沿っ

          タイ最南端から北上 2024年4月6日写真日記

          東海岸をさらに南へ 2024年4月5日写真日記

           ソンクラー県ハジャイ市で1泊、翌日ちょっと町を回る。タイ人向け?のタイ語しか書かれていない観光促進の大きなイラストあり。  ハジャイ市から南下、ムスリムが多くを占める南部国境3県へ。テロが頻発し、「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が継続されている地域。この辺りの人は、あまり海水浴をしない(ように思える)。海岸はどこも整備されておらず、海はきれいでもビーチはゴミが目立つ。  ビーチ前の市場。むあっとするテントの下で、シーフードが売られている。ひんぱんに氷を

          東海岸をさらに南へ 2024年4月5日写真日記