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バンコク最南&最狭の場所 2024年11月10日写真日記

 バンコク南端のバーンクンティアン区。車で南下して走れるところまで走り、駐車場に車を停めてそこからは1回40バーツのレンタル自転車で、マングローブ林の細い道をもっと先に進む。

 運河が張り巡らされている地区。運河自体はタイ全国どこにでもあって、珍しくない。

 自転車がボロい。自分が乗っているのはハンドルが曲がっているから、まっすぐ走らない。

 電動自転車のレンタルもあるが、急な坂だとウンウン唸って登るのに一苦労している。

 普通の自転車の方が良いかも。日が傾いてきて暑さも和らいできた。なので人が多い。

 自然に触れられて良いのだが、運河と道路しかないので、何を撮って良いのか分からない。

 ほとんど何もない。水と土と空しかない。タイらしい景色のような気もする。でもここまで来るのに、民家を数軒見かけた。生活が不便そう。

 いい加減疲れてきたのだが、片道3.5キロあるらしく、なかなか終点に着かない。

 というか、終点に何があるのか分かっていない。やっぱり電動自転車の方が良かったかも。

 ようやく終点。自転車を下りる。日本の中古自転車で、防犯ステッカーに「警視庁」「南千住」と書かれている。

 終点は、この辺りにありがちな遠浅の海岸だった。潮が引くとドロドロの海底がはるか向こうまで続く。潮が満ちていて良かった。

 この辺りが構図として最もまとめやすいような気がする。安いレンズなのにゴースト(太陽の反射)が出ないで済んだ。

 場所を5メートル移動したら、やっぱり構図をまとめにくかった。取り敢えず撮っておく。

 漏斗というかスポイトの先というか、バンコクの南端が極端に狭まってかろうじて海岸を確保している辺り。

 「バンコク海」と書いてある。バンコク都内の海岸線は多分4キロぐらいしかないので、この名称に意義がある。観光名所としての魅力は少ない。

 帰り。延々とマングローブ林の中を走る。写真には撮れなかったが、バッテリーが切れた電動自転車が立ち往生していた。あの人はどうやって帰ったのだろう。普通の自転車を借りて良かった。

 帰りの写真が何もなかったので、取り敢えず撮っておいた日没後の風景。あまり意味はない。

 自転車を店に戻す。ベンチに小さな犬がいた。タイではかなり上品な部類。おとなしかった。

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