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new education LittleTree コラム

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私たちは今、新しい時代を迎えています。 その時代を生きる私たちの人生とは頂上ののない成長の山を登るようなもの。   子どもも大人も楽しみながら、外側も内側も成長していく新しい教育…
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2018年2月の記事一覧

ありのままで・・

ありのままで・・

実は私は昔から蝶が苦手でした。

小さな頃に蝶を捕まえ、母に見せに行ったら「うわっ、それ蛾だよ」と言われ、慌てて放したその手には、蛾の鱗粉がついていたのです。

それから、“蝶も蛾も同じ、鱗粉がつくのが嫌”という理由から、蝶も蛾も苦手になりました。

でも何年か前、オーストラリアに行った時のこと。

3才くらいの女の子が、大きな蛾を手に乗せて

「かわいいでしょ。私のペットなの」

と言って見せて

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信頼と肯定的な世界

信頼と肯定的な世界

保育現場で多くの子どもを見ていると、その家庭環境や親のあり方によって、子どもの育ち方が大きく違うことをしみじみ感じます。

伸び伸びしている子。

大きな声、大きな仕草で注目を集める子。

大人しいけれど、周りの様子をよく見ている子。

などなど・・十人十色です。

今は多様性の時代と言われていますが、子どもの育ちにもその多様性を生かした関わりが大切なのだと感じています。

以前、本当に心も体も伸

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子どもを通しての体験

子どもを通しての体験

以前こんな相談を受けました。

「子どもとどう接したらいいかわからない。遊んであげなくちゃと思うけど、向き合うのが怖いんです。」

初めての子どもだと、子育ても初めて。

戸惑ったり、不安になったりすることもあるでしょう。

保育士にも稀に同じ様な悩みを持つ人がいます。

なぜ怖くなってしまうのでしょう?

子育ては頭で考えてできるものではありません。

本を読んだり、勉強をしたり、人から聞いた概

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大人の都合

大人の都合

先日書いたブログ『感情を表現する』に関しての感想を頂いた中で、数名の方から「大人の都合…」という言葉が出ました。

『子どもにとって何が最善か?というと“子どもが自由であること”が良い事で、“大人の都合を優先すること”は良くない。』

そんな雰囲気があるように感じます。子どもとより良い関わりをしたい人が増えているということかもしれません。

“大人の都合を優先すること”は本当に良くないのでしょうか

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感情を表現する

感情を表現する

以前フェイスブックで、『4月に入って、幼稚園が新しいクラスに変わってから子どもの夜泣きがひどい。子どもなりに新しい環境で昼間頑張っているからだろう。でも親も寝不足で参っている』と言う記事がありました。

きっと子どもも神経が高ぶって、眠いのに泣き止めない、親は泣き止まそうと思ってもどうしたら良いのかわからず、その泣き叫ぶ声に途方にくれているのでしょう。

4月の保育園・幼稚園でも、あちらこちらで泣

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感じるということ

感じるということ

子どもたちと散歩へ出かけると、その豊かな感性に感動することがあります。

子どもは五感を全開にし、本当に様々なものを肌で感じています。

触れてみて、ツルツル、ザラザラ、ヌルヌルなどの感覚を体験します。

冬の寒い日だからこそ、陽の光の温かさに気づきます。

風に運ばれてきた花の匂いに気づきます。

樹の上の鳥の声に驚きます。

きっとこんな体験は誰でもあるでしょう。

「豊かな感性を育む」という

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言葉のエネルギー

言葉のエネルギー

アインシュタインが証明したように、この世界は全てエネルギーでできています。

目の前にあるコーヒーカップも机も、静止しているように見えるけれど、それもエネルギーで分子の世界でいうと常に動いている・・波動で物質ができていると、科学の世界では当たり前の話です。

最近では、心(思考と感情)もエネルギーであるということが証明されたとか・・

冒頭に書いた「楽しんでいる」という状態は、時間も体の疲れも感じ

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あり方・質を育む

あり方・質を育む

「あり方・質を育む」とはどういうことでしょう?

そもそも「あり方」って?「質」って?

英語で言うところの「Be」=存在です。

「Be」は、ある・存在する。行動「Do」ではありません。成果「Have」でもありません。

でも世の中「Do」と「Have」で溢れています。

「サッカーをすると、鍛えられていい」とか「バレーを習うと、背筋が伸びてスタイルが良くなるからいい」とか・・行動「Do」をさせ

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新しい時代の新しい教育

新しい時代の新しい教育

今の時代は、これまでの2000年間人間が築き上げてきた、政治・経済・教育等のシステムが上手く機能しなくなってきています。

それは“新しい時代”(アクエリアス星団のエネルギーを地球が受け始めた)へ移行しつつあることの現れです。

この“新しい時代”を生きる子どもへの“教育”を、大きく変化させていく時です。

今までは、強いリーダーシップのある人について行くという時代でした。

“新しい時代”は、ひ

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