【日常】小さな朝に咲いた、ふたつの幸せ。
自分は、料理がうまくない。
というかセンスがない。
それは子供の頃から変わらない事実で、
きっとこれからも変わることはないはず。
でも今朝は、
最近Instagramで見つけた米粉を使った
簡単蒸しパンというものを作ってみた。
心を込めて作ったものには、
必ず魂が宿ると。
そう聞いたことがある。
確かに、
完成した目の前の不恰好な蒸しパンには
自分という人間の全てが映し出されている。
欠けている部分も、
歪んでいる部分も、
見事なまでにブサイクな姿が
なんだか愛おしくさえ思える。
朝のキッチンに
自分だけの静かな満足感が広がった。
蒸しパンを連れて
車を運転しながら
いつものように幸あれこさんの
Podcastを再生した。
最近YouTubeを開くことも多いけど
これはほぼ朝のルーティン化してる。
あれこさんの声には
日常を特別な場所に変える力がある。
その時だった。
「あのね、最近また嬉しいことがありまして」
と、その言葉に続く内容を聴いた瞬間、
心臓が跳ねるような音を立てた。
なんと。なんとなんとなんと。
先日、noteで
幸あれこさんのPodcastについて
書いたことが番組内で紹介されていたのだ。
自分の言葉と想いが、
確かに届いていたとは。
朝からそれはもうなんとも言えない
幸福感に包まれた。
アホみたいにその部分を
何度もリピートして、何度も聴いて、
何度も心の中で飛び跳ねた
(みたいではなく、たぶん間違いなくアホだ)
(絶対にテンションと共に走行速度あがってた)
もちろん、実際に会ったことはない。
でも自分にとっては毎日の生活に
寄り添ってくれる大切な存在。
その人が、自分の言葉を受け取ってくれた。
この喜びはなににも例えることはできない。
それくらい、自分にとって特別な贈り物。
助手席には、愛しいカタチをした
蒸しパンが座っている。
このブサイクな蒸しパンと
あれこさんの言葉がくれた、しあわせな朝。
こんな風に心が満たされる瞬間、
あちこちに散らばる
ささやかなしあわせを見つけることができる
心の余白に、感謝だなぁ。
今日という日は、
きっと自分の宝物になる。
そんな感じ。