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【夜宵★紀行】秋田の旅①<角館編>
2024/11/2~3
ツレの野望「日本全県制覇」のため駆り出された夜宵★。
今回は秋田の旅一泊、一日目は角館だ。
それではGO!
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✦角館とは
角館(かくのだて、秋田弁:かぐんだで、かぐだで)は、
秋田県仙北市の地名、および国の重要伝統的建造物群保存地区の名称。現在も藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷等の建造物が数多く残されており、「みちのくの小京都」とも呼ばれる。
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✦武家屋敷通り
角館駅から徒歩15分、突如として武家屋敷通りが始まる。
思ったより道幅が広くとってある。
時刻は10:30、しとしとと降り続く雨のこととて、閑散とした通り。
紅葉は半分くらいか。
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✦石黒家(市指定史跡)
武家屋敷通りの北端に位置する石黒家は、上級武士の格式高い屋敷で、江戸時代そのままの姿で主屋、門、塀、土蔵などが保存されています。道路面にはのぞき窓を付けた黒板塀がめぐり、現存する武家住宅の中でも最も古いものです。
薬医門には文化六年(1809)4月27日銘の矢板があり、その古さと重厚さをしのばせています。門を入ると正玄関と脇玄関があり、二つの玄関を持つことは身分の高い武士の証でした。主屋は萱葺きで、庭には水に見立てた苔が簡素な佇まいのなかに武家の格式を漂わせています。
まずはここだ、と見学に入る。
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無料ボランティアさんが数人スタンバイしていて、建物の要所を的確にかつ端的に説明してくれる。
これはありがたい。
石黒家は、角館武家屋敷の中では唯一、直系の子孫が母屋に住み続けているという。
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影が壁に映ることまで計算された美しさ
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3月は雛人形など
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堅実で重厚な中に、美意識を感じさせる武家屋敷であった。
✦岩橋家(秋田県指定史跡)
芦名氏の重臣で、芦名氏が絶えた後は佐竹北家に仕えた家柄です。
屋敷は江戸時代末期に改造、屋根も茅葺きから木羽葺きに変えられ現在の形になりました。角館の中級武士の屋敷として、間取りなどに典型的な形を残しています。樹齢300年前後と推定される柏の木がこの家のシンボルです。
映画「たそがれ清兵衛」撮影場所、ということでミーハーで見に行った。
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私らが行ったときはまだここまでの紅葉ではなかった
しかし、映画を観ていない私らには、いったいどこが映画に出てきたのやらわかりはしない(←予習しとけ)。
なんでも、主人公の幼なじみの朋江の実家として、特徴的な表玄関の飾りが出てくるとのこと。
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武家屋敷通りをひとしきり練り歩き、
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お昼にすることに。
✦「土間人」
武家屋敷通り近くで秋田の名物をなにか食べられないか。
ということで、「土間人」さんへ。
比内地鶏の親子丼を頂く。
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薩摩揚と昆布の味噌煮みたいな
塩分しっかり味なのは、お酒を出すお店だから?東北だから?
比内地鶏は弾力があって食べ応えのあるお肉だった。
食べられて満足。
✦西宮家
西宮家の先祖は慶長7年(1602年)に、秋田へ移ってきた佐竹氏の家
臣でした。(中略)その今宮武士団の生え抜きに西宮織部と言う人がいます。この人が西宮家の祖となる人です。(中略)明治後期から、大正時代にかけては地主として最も繁栄し、その時代に建てられた5棟の蔵と母屋は西宮家の栄華を今に伝えています。
角館は内町の武家屋敷通りが有名だけど、外町側の田町武家屋敷もある。(上記地図の下の方)
そこにたたずむのが西宮家。
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母屋は食事処になっていて、米蔵は物販、北蔵はレストラン、文庫蔵は収蔵品展示。
私らは文庫蔵のみ見学。
数々の道具や文献が見られた。
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収蔵品のほんの一部
心ゆくまで武家の建築や生活様式に触れた私らは、今だ雨に濡れる角館を後にしたのだった。
✦「ダイワロイネットホテル秋田」チェックイン
角館から新幹線で1時間ほど移動し、秋田に到着。
JR「秋田駅」西口より徒歩約14分の「ダイワロイネットホテル秋田」チェックインする。
だいぶ練り歩いたので、2時間くらいデフォルトタイム。
おいしい秋田の地酒を検索するなどして過ごす。
<日本酒覚え書き>
・角衛門 ・春霞 ・一白水成 ・まんさくの花
・雪の茅舎 ・花邑 ・太平山 ・栗林 ・ゆきの美人 ・刈穂
✦「北洲」
ツレが予約してくれていた夕ごはんのお店へ。
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ホテル近くで、地酒ときりたんぽ鍋が食べられるという点で選んだ。
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先刻調べたお酒があったから頼んだ。
まんさくの花と雪の茅舎。
どちらも甘口でフルーティでおいしかった(←正直言うと味は忘れた)。
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気が利いてる
きりたんぽ鍋は、思ったよりきりたんぽがほろりとほぐれていた。
あぶってあるので香ばしさがあっておいしい。
汁はしょうゆベースか、シンプルで素材のおいしさを引き立てる。
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比内地鶏ではないけど、ブランド鶏と思しき鶏肉もチョイス。
味わい深くおいしくいただいた。
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大人はこのくらいの酒とごはんでちょうどいい。
ほろ酔いの手前くらいの足取りで店を後にした。
途中コンビニでデザートを買うのを忘れない二人であった。
【夜宵★紀行】秋田の旅②<秋田市内編>へつづく
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