私が文章を書くきっかけになった本。
いつからなのかわからないが、文章を書くことに興味が出だした。
我ながら面白い人生を送っているなと思っていたし、年を重ねるにつれ、失敗があっても「いつか本にしてやる」「ネタが増えてラッキー」くらいに思える強靭なメンタルが出来上がっていた。
それでも一向に文章を書き始めることなく、頭の中で文章が出来ては消えるを繰り返していた。
それはまるで、兄に影響され、将来の夢は「サッカー選手になる」と宣言している小学生が、実は一度もボールを蹴ったことがない姿と似ていた。
そんな中、ようやく文章を書き始める、つまりはこのnoteを書くきっかけになった本がある。
花田菜々子さんの『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』である。
知ってる、有名だよね、え、今更?と思われた方も多いかもしれない。
そう。ついに私はこの超絶有名な本を手にし、読んだのであった。
もしまだ読んでいない方がいたら、全身全霊をかけてあなたにお勧めしたい。読むべし!!
いやーなんて面白い本なのか。私が語るまでもなく、世の評価を得ているが、タイトル、そして内容、文章の書き方が面白いし、素晴らしい。
そもそも私はこの本の内容を勘違いしていた。
「出会い系サイト」と言うので、てっきり恋人募集や、性行為目当てのサイトで出会った、そういう目的で会いに来た相手へ強引に本を紹介していくネタ話かと思っていたのだ。つまり、本を紹介する場所はラブホかそういう類な場所なのかと想像していた。
読んでみて、オイオイ、全然違うじゃねーか。
花田さんはちゃんと健全な場所で「はじめまして」と本の紹介をしていた。
私も著者の花田さんのように面白い経験をして、その経験を文章にしたいし、何よりこういう面白い文章を書ける人になりたいと強く思った。
そして密かに、花田さんにいつか会いたい!!!
私にもぜひ、花田さんのおすすめ本を紹介してほしい。今も日暮里あたりで本屋を営んでいるのかしら?3年前に発刊された本書情報なので違うかな。
今は昨年発刊された花田菜々子さんの2作目『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』を読んでいる。
まだ読んで数ページなので花田さんが今どこで何しているのかの情報は手にしていない。ストーカーかよ。
とにかくこうして、「文章を書く」きっかけをくれた花田菜々子さんに感謝です。ありがとう菜々子!(失礼。)