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人の怒りの根源を知れば、無敵かも、という話


他人の怒りに巻き込まれたとき、客観視できれば最強ですよね。怒りの深層心理を分析してみましょう。

怒られていい気になる人なんてほとんどいないですよね、私もです。
でもたまにいるじゃないますよね、無駄に怒ってる人。

怒ってる人に対して完全無視できればいいですが、やっぱりイライラしてしまいませんか。(怒っている人に対してイライラするのってかなり無駄なことだと思いますけどなかなか難しい話です。。)
自分の怒りをコントロールできない人間に対して、いちいち自分も怒っていたら人生のエネルギー無駄だなぁ、、どうやったら回避できるんだろう、、って思ったわけです。

怒らないことって長寿に繋がりますからね。平均寿命7年くらい変わってくるらしいです。

そこで、考えたわけです。
【怒り】という感情自体を客観視することができれば、たとえどんな怒りに巻き込まれても平然としていられるのでは、と。

というわけでまずは、怒りの特性を知っておきましょう。

怒りの特性とは?

【怒りの5つの特性】

①怒りは高いところから低いところへ流れる
 
強い立場から弱い立場の人へ怒りが向けられやすい。
②怒りは身近な対象ほど強くなる
 身近な人は「コントロールしやすい 」という思い込みと
自分のことを「わかってほしい」という欲求が原因。 
③怒りは矛先を固定できない
  いわゆる八つ当たり。
④怒りは伝染しやすい
 結果としてイライラはその場の雰囲気全体を悪くする。
⑤怒りはエネルギーになる
 唯一の怒りによるプラスの効果。
怒りによってやる気を出す。

怒りはこれら5つに分類できるわけです。
⑤以外の怒りの価値を見出せませんね。。。

では、なぜ人は怒ってしまうのでしょう?

そもそも、怒りの正体ってご存知ですか?
実は怒りって【防衛感情】なんです。

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怒りとは、第二感情です。この感情は単独では発生しません。

【悲しい、寂しい、苦しい】といった第一感情が許容量を超えたときに
怒りとなって表れます。

怒りは心の中にある蓄積された第一感情によるストレスを発散する役割を持つという側面もあるのです。

つまり怒ってる人は、第一感情の抑制力が弱いまたは許容量が小さいということ。

この許容量は、思春期までに決まるとされています。
子の感情表現は原則、「親のコピー」ですから、怒りっぽい親に育てられた子は、怒りっぽくなる傾向が高いです。幼少期の養育者による愛着形成が、怒りやすさに影響してくるのですね。

怒りっぽい人の特徴とは?

・幼少期の愛着形成が安定していなかった人
・怒りっぽい養育者に育てられた人
・寝不足、体調不良の人
・酒、薬物をたしなんでいる人

怒りは脳の「前頭前皮質」の働きとも関係しているようです。
前頭前皮質とは行動の判断をする場所で、この部分の働きが悪いと「やってはいけない」というブレーキ判断がきかなくなってしまいます。
寝不足、体調不良、酒、薬物によっても、この働きは鈍化します。

まとめ

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怒りについて長々と分析してきましたが、
怒っている人にとって「怒り」とは、

矛先の一個人に対して、嫌いとか憎いといった類の「憎悪感情」というわけではなく、自己表現のための一種ツールになっているだけ

と考えることもできます。

怒りのコントロールができない人は、自己管理能力が低いことを他人に自ら露呈していることと同じです。

もしあなたが他人から過剰な怒りを買ってしまったときは、「あー、キャパが超えてしまって怒ってるんだろうなあ、、」とか「昨日飲みすぎたって言ってたし、ブレーキきいてないんだろうなあ、、」と捉えることができれば完全に無敵です。
事象に対して、客観的に生きていきたいところですね(笑)

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