No.2 超絶ブランクありDTPデザイナー。「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#02デザインを1000例、集めろ!
こんにちは! 九州でDTPとWEBのデザイナーをしているNenpa_です!
ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第2回目。
#02デザインを1000例 、集めろ!
ピンタレストにアカウントを作る
デザイン事例の画像をありとあらゆるところから集める(印刷物・看板・お店のロゴなど)
ボードに1000例になるまで貯めよう!
ねらい: まずは膨大な量のデザインのシャワーを浴びること!
はい、わかりました!!! …といっても私、実はそもそもコレクト魔でして、血筋でしょうか、母はスケジュール帳に予定をビッチリ、数十年保管。祖父も日記を書く癖があり極小の文字でしたためた物を数十年保管、私はSNSのツイートやNotionにメモとスクラップ、その上ピンタレストには過去4年間のスクラップが気味悪いくらい収集されているという始末。
… それがコチラ! どっバァぁぁーーーーーーン!!!
ちなみにこれ、ボードの中にさらにボードが「入れ子」になっておりまして
まだまだ先の深ーーーいふかーーーい構造になっております。
「笑」や「CUte」はたまた「キャッチコピー」や「Akira Toriyama」「江口寿史」「AKIRA」「インスタレーション」「収納」などなど関係ないものやミクロ視点のものまでごちゃ混ぜでして、もう魔窟。
さらに「雰囲気」や「ジャンル」に分ける
例えば、ボードの「広告デザイン」などの中は、さらに深ぁぁーーーく項目に分けられ、こんな風に分けています。
雰囲気で分ける
男性向け
女性向け
真面目
かっこいい
かわいい
用途で分ける
パンフ
名刺
ロゴ
新聞広告
求人広告
方法論で分ける
イラストとデザイン
写真にかぶる文字レイアウト
わかりやすいデザイン
目立つ広告
飾るデザイン
などなど。
やってみると見えてくるもの
こちらは日々の習性的にコツコツと積み上げたもので、ここ数日で完成したわけではないので、焦らず集めていただきたいのですが、膨大なシャワーを浴びることで見えてくるものとして、以下の効果があると思います。
デザインの引き出しが増える
目が肥える
細かなディティールに気づく
自分の趣味嗜好(または偏り)に気づく
雰囲気で項目に分けると「かっこいいって何だろう」「かわいいってどうだろう」「女性向け・男性向けの違い」「製品による見せ方の差」などを意図的に捉えることができる
鉄板のデザイン、王道のデザインがつかめてくる
昔話になりますが、ピンタレスト登場前は足でお店に印刷物を拾いに行き、ブックにスクラップしたりノートにストックして、パンパンになっていました。実物を見て実寸の文字サイズや印刷の雰囲気を見るのはもちろん大事ですが、数を見ることができなかったので、短期間で目を肥やすことは今よりは難しい時代。Pinterestさんの1−3の効果にひたすら驚き、デザインを志すものとして大変感謝しています。
ここに注意
しかし、トラップとして4の「偏りに気づく」ここがあり、どうしても同じような画像を引っ張ってきてしまうので「全体的に近いデザインばかりになる」ということがあり、日を変えて少しずつ集めたり、全く違うキーワードで検索したりなど、あえて偶然性を高め、引き出しを増やす努力は必要かなと思っています。
編集後記:箸休めのウェブサイトを置いておきます。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
箸休めに私のWEBサイトを置いておきます。見ていってくださいね!😉
写真も撮っています。お仕事、ぜひぜひ。