懐かないかのじょ。(いくたはな)を読んだので感想
いくたはな先生の作品は「懐かないかのじょ。」が初めてになります。
めっちゃ良かった……
朝からとても満たされた気持ちになったので、溜まってる課題頑張ろうと思います。
以下、ちょっとした感想。
都さんはマンガのなかでは冴えない地味系(素朴系)ということなのだけれど、私の好み的に一番この作品ではかわいい魅力的な女の人に映りました。ストーリーを読み進めていくなかで、かわいいと思えたのではなくて(もちろんそれもめっちゃありますが)、初めから、絵柄というか目がクリクリしているところとか。そういうところがとってもいいなって。
マンガを読んでてよくある、「かわいくない設定」なのにめちゃくちゃかわいいんですけど!のあれです(笑)
でもあれかな。実際に周りから可愛くないとか、そういうふうに思われてるわけではなくて、あくまでその可愛くないは都の内面で作られたコンプレックス的な側面もあるわけで。作中にそうした直接的に言われているような描写はなかったような……
だからストーリーが進むにつれて、都がじぶんのコンプレックスと向き合って、旬くんと一緒に頑張っていこうとする姿は本当に良かった……
旬くんも旬くんで、キスを大事にしているってところがとても良かった。クズ系男子と言われていても、こころまでがクズなわけではない。行動というかたくさんの女の子と関係を持っているという状況は確かに一般的にはクズかもしれないけど、そこらへんのクズ系と一緒にしてもらっては困る。
旬くんは根っこは優しい人で、人の内面を見てくれる。顔で選ばない。相手の嫌がることはしない。紳士的なクズ系。あとは案外ちょっとしたことを気にするタイプ。
もうこの作品を読んでしまっては、旬くんのことクズとか言いたくなくなるのだが、そういうキャラ設定な感じだと思う。
あー。こういう作品もっと接種したい。
懐かないのは彼女もそうだし、一定の距離をとって彼女を自分の居場所にしていた旬くんもそうだし。そういうお互いの秘め事というか、近くにいて近くにいない距離感とか。そういうところが最後に一気にぎゅっと縮まるところ最高だし……
もう全てが癒しです。
ありがとう。
今日も今日とて……
楽しんでいきますよー!!!