私がそのカフェに通うのは、

今の美容院に通い始めてから、
帰る前に必ず立ち寄るカフェがある。

初めて入った時、目の前にバリスタがいる席に通された。
その店のバリスタは、ハッキリ言って、
イケメンだった。
清潔感があり、顔も髪型もきれいな男性だ。
（まだ誰もマスクをしていない頃、懐かしい）

目の前で、きれいな男が働いてる姿をチラ見しながらランチするのも、なかなかいいもんだ。
と思った。

私の食後のコーヒーを、目の前なので
バリスタの彼が直接持って来てくれた。
えへへ、やったー。

次の美容院後も、同じカフェに入った。
別にイケメンのバリスタ目当てで行ったわけではない。別に。

前回と全く同じ、バリスタの目の前の席に通された。
その日のバリスタはポチャっとモサっとした青年だった。

この前の人じゃないんだ…とシュンとしたのは一瞬だった。
モサッとした男の子が、ドリンクを捌いていく姿をチラ見しながら過ごす時間もとても良かった。

次に行った時も、同じ席だった。
その席はおひとり様が通されやすい席なのだ。

その日のバリスタはパリッとした感じの20代の女性で、
その次に行った時は、私より歳上の女性だった。

私はバリスタ前の席に通される事が楽しみになっていた。
空いているからと言って４人席に通されるより、ちょっと待ってでもその席に座りたいと思うほどに。

どうやら私は、バリスタがイケメンだから良かったのではなくて、誰であっても、働いている姿を見るのが好きだし、愛しく感じるのだということがわかった。

美容院に行くのも癒しだし
その後のカフェも最高だし
その日丸ごと　ご褒美である。

※ ※ ※

私が唯一
ひとりで外食を楽しむ大切な時間です。

本当はいろいろ歩き回って他のいろんな
可愛いお店とかおしゃれなお店とか
見つけたいけれど、

そして実際、
おしゃれで美味しそうな素敵なお店は
たくさんあるけれど、
働いているスタッフさんたちや
お客さんの層もなんだか落ち着くので
結局いつも同じカフェに行ってしまいます。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました☕️

【本日のヘッダー写真】
　　ランチ後のカロリーオーバータイム

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