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どうしたって無理な10のこと。【ADHD編】


⚠️これは私自身の経験に基づくお話です。すべてのADHDの方に当てはまるわけではありませんし、当てはまるからといってあなたがADHDだとは限りません。あくまで私個人の「無理無理無理!」な日常です。

無理なこと①:くつ下が片方だけ行方不明になる

毎回ちゃんと両足セットで洗濯しているのに、どうして片方だけいなくなるんだろう…。洗濯機に聞きたい。
…と思っていたら、最近は子猫がくわえて遊んでいるところを発見。実は犯人は身近なところにいたのかもしれない。

無理なこと②:ゴミ出しの曜日を間違える

「今日は火曜だよね」と思い込んでゴミを出したら、ご近所さんが全然違うゴミを出していて気づく。「あ、これ間違ってるわ」としれっと回収して何事もなかった顔をする。

無理なこと③:郵便番号、電話番号、人の名前、地名が覚えられない

スマホがあるから生きていけるけど、なくすと「ここはどこ?私は誰?」状態に。何もかも分からなくなる。暗記系のことが本当に苦手。

無理なこと④:興味のないルーティン業務は覚えられない

「絶対覚えろ」と言われても、翌日には完全にリセットされているし、そもそもやる気が起きない。どんなに周りが大事だと言っても、心の底から興味がないとどうしても体が動かない。

無理なこと⑤:小銭の計算が苦手

普段はスマホ決済とクレカ頼み。「現金のみです」と言われると、財布の中の小銭を見つめて固まり、結局「1,000円札でお願いします」となる。

無理なこと⑥:ネットで勢いで買ったものを翌日には忘れる

夜中のテンションでメルカリやAmazonを見て、「これ欲しい!」と勢いでポチるものの、翌朝にはすっかり記憶がない。数日後に荷物が届いて「何だこれは!?」とびっくりする。最近は防止策として、家族に相談して代わりに決済してもらうルールを採用中…。

無理なこと⑦:興味のあるフリをして会話をする

行きつけのお店の店員さんと軽く会話しているときに、「前回の話の続きですが~」と言われた瞬間、頭の中が真っ白になる。だって覚えていないから…。興味のあるフリで話していただけだったことがバレる瞬間が一番冷や汗もの。

無理なこと⑧:時間の管理ができない

「あと5分だけ頑張ろう」と言い聞かせて夕食を後回しにしたはずが、なぜか深夜になっている。真っ暗なリビングで、誰もいない中ひとりで冷えたごはんを食べるときの虚しさといったら…。

無理なこと⑨:予約の日時をすぐに忘れる

病院やお店の予約をその場では覚えているつもりなのに、なぜか気づいたら完全に忘れている。最近はスマートスピーカー(Amazon Alexa)にスケジュール管理をお願いして、ギリギリ何とか生き延びている状態。

無理なこと⑩:整理された空間で迷子になる

戸棚や冷蔵庫がきれいに整理された後、どこに何があるか分からなくなり大混乱。「ここにあったはずのものは…?」と探し回るうちに時間だけが過ぎる。
「醤油がない!どこに隠したの!」と騒ぐ私に、「目の前にあるでしょ!💢」と家族がイラッと返す――これが日常茶飯事。

得意なこともあるよ!

得意なこと①:集中し始めたら没頭する

一度スイッチが入れば、気分の浮き沈みもどこかへ消えて、目の前のことに全力で取り組める。周りがどれだけ騒がしくても、一人だけ深く集中して作業ができるときがある。

得意なこと②:短時間で大仕事をやり遂げる

1日で驚くほどのタスクをこなすことがある。例えば…
• 海外マニュアルを翻訳して和訳本を作成
• パソコンを解体し、修理・増設・性能テスト
• 手順をまとめて技術サイトで記事にする
この「一気にやる」力だけは、私の強みだと思っている。時間が読めないけれど、爆発力は自分でも信じているところ。

得意なこと③:大切なものだけは絶対に忘れない

例えば、猫のお世話。ごはんやトイレ掃除、ストックの管理は絶対に怠らない。
それから、自分の部屋の掃除。…でも他の部屋は気づけないので手付かずなことがほとんど。興味や重要性を感じることだけは、なぜか抜けないのが不思議。

無理なことがたくさんあって大変な日々ですが、それでも「これなら得意だ」と言えることがあるから、なんとか毎日をやりくりしています。
同じように悩んでいる方も、自分の得意なことや強みを見つけることで、少しでも心が軽くなるかもしれませんよ。

みんなの「どうしたって無理なこと」

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