消せないもの、守りたい気持ち
昨日は通院日で、隣県の病院に行ってきました。
朝はあれだけ楽しみにしていた水出し緑茶もあまり味わえないくらい調子が良くなかったのですが、時間には遅れず何とか到着できました。
ぼんやりした頭で主治医に現状を話し、質問等を受けながら、今はまだ働ける状態ではないという認識で一致しました。
さらに1ヶ月、休職期間を延ばすことになりました。
先々のことを考えると不安な気持ちが強いですが、身体はとても言うことを聞きそうにありません。どこかほっとしたような気持ちもあります。
病院が終わって安心したのも束の間、この日最大のミッションである【上司に電話】が待っていました。受診結果を伝えるためです。
現在職場に関することほぼ全てに拒否反応が出るような状態の私には、難易度が高すぎるものでした。
しかし背に腹は代えられず、勇気を出して恐る恐る電話をかけると、すぐに繋がり約1ヶ月ぶりに上司の声を聞きました。
するとそのときに限っては拒否反応は出ず、むしろほんの少しですが「ああ、まだこの職場の一員なんだ…」と嬉しさを感じるくらいでした。
たぶん、対人関係とか一切の悩みを忘れることができれば戻りたいのです。
採用を伝えられたときの喜び、お世話になった上司や先輩方、努力を重ねて一生懸命仕事に取り組んできた日々。。簡単に消し去ることはできません。
先日母にぽろっとこぼしたのですが、例えば対人関係でこれからも悩んだとして、「他人や何かのために自分が犠牲になって、悪い方の選択肢を選ぶ必要はないよね」と。
体調が落ち着いていたのでこんな風に言えたのかもしれませんが、ふとした瞬間に言葉にできたこの気持ちは守りたいです。
苦手な人や環境のために私が仕事を辞める必要はない。ネガティブな理由で辞めてしまったら、いつか後悔する。
書きたかった思いが溢れて前述の電話の件が消えかかっていましたが、上司は体調を気にかけてくれて、前回の休職時と同様、怒ったり急かされたりもありません。色々な管理職や会社が存在する中、それだけで恵まれているのかなと思います。ミッションを無事にクリアしました。
辞めること自体はきっと簡単です。でも、決断するにはまだ早い。
これからの1ヶ月は、引き続き無理のない範囲で自分と向き合いながら気持ちの整理をして、まずは好きなことを100%楽しめるようになるといいな。
大丈夫、きっと大丈夫。