[人生手帳]#23 幸せになるために、知るべき2つのこと
皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。
[人生手帳]では、幸せになるための知恵や助言など、人生に役に立つコンテンツを紹介しています。
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幸せになりたいが、幸せになれないのは、なぜか?
こんな疑問をもったことはないだろうか?
この世の中には「幸せ」を説く数多くの本が
溢れている。
すでに、宗教や哲学、心理学などの分野では、
様々な方法も提示しているのにだ。
そこで説いてることも、「感謝しなさい」
「隣人を愛しなさい」「人生の目標を持ちなさい」など、比較的かんたんにできそうなものだ。
それなのに、世界中で自殺者が年々増え、
毎日のように犯罪のニュースで賑わっている。
つまり、幸せに関する方法は提示されているが、
現実生活の適用が簡単ではないということだ。
ぼくの知人にもネガティブ気質の強い人がいて、
自分の性格を治そうと努力したが難しかったと言っていた。
わかっていても、不平不満が口から出てくるのだという。
それでは、どうしたらよいか?
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この問いに対しても、すでに宗教や哲学などで教えている。
しかし、まだ知れ渡っていないので、ここで説明してみたい。
禅語には「随処作主、立処皆真」という言葉があるそうだ。
「今置かれた環境で、自分が主人公になり、精一杯取り組めば、どんな所でも自分がいる所が真実となり、道が開ける」という意味だ。
ここでは、「人生に対する自分の姿勢」を正せと、明らかにしている。
それでは、どう正せばいいのか?
ここでキーワードになるのが「主人公」という言葉だ。
主人公という言葉は、
「他人に依存せず、自分の人生を生きろ」と教えている。
わかりやすく言えば、
自らの人生は、自分で考え、自分で決定し、自分が実践すること。
結果に対しては、人のせいにするのではなく、自分が責任を持つこと。
この自覚があるかどうかが、人生に大きな影響を与える、と言っているのだ。
つまり、これまで、幸せに関するさまざまなメソッドがあっても、うまく利用できなかったのは、他人に依存した人生観が土台にあったからだと、指摘しているわけだ。
いくら「隣人を愛せよ」という言葉を実践しようとしても、他人に依存した状態では、喜んでできない。
それだけでなく、愛せない人が出てくると、
原因をその人のせいにしてしまう。
それで、ぼくの知人のように、いつまでもネガティブな気質が改善されないのである。
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今日から、他人に依存することはやめよう。
具体的には、
・悪いことは「人のせいにしないで、自分で責任を持とう」
・良いことは「分かち合う」
たった、この2つの戒めを守ること。
自分が責任を持つと決めるだけで、
難しいことにも前向きに取り組め、
実力も高まり、生きがいも出てくる。
良いことを分かち合うようになれば、
人や環境に対する態度も変わり、
どんな人でも愛せるようになる。
これだけは、幸せになるために、
必ず知っておくべきことだ。