ワインに含まれるコハク酸を測った結果を見て、料理と一緒にワインを飲み比べてみた
日本酒にはコハク酸が多いことがわかっています。コハク酸は、ほんのりとした酸味とともに、口の中で広がるコクのある旨味と、少し苦みがあります。このため、料理や飲料に深みを与え、全体の味わいを豊かにする役割を果たします。コハク酸は、貝類に多く含まれており、魚介類の素材を使った料理との相性が良いとされています。
ワインにもコハク酸が含まれています。そこで、ワイン中のコハク酸を測定してみました!
そして、その結果を参考に、料理とワインのマリアージュを試してみました。
#おうち居酒屋やってみた
・飲み比べたワイン
1.まるき葡萄酒 ベーリーA 2021 日本
2.クリスタルム ピーターマックス ピノノワール 2020 南アフリカ
3.マルティン・ヴァスマー マルクグレーフラーラント・シュペートブルグンダー2019 ドイツ
・ワインとツマミとマリアージュしたみた
シーフードをいろいろと取り揃えればよかったと思いますが、今回は、家にあるもので試してみました。
シーチキン
マルキ・ベーリーA:おお~。美味しい。
ピーターマックス:う、ダメ。生臭くはないけど、合わないかな。
マーティン・ヴァスマー:う、ダメ。生臭くはないけど、合わないかな。
かつおと昆布で煮込んだピーマン
マルキ・ベーリーA:邪魔はしない。
ピーターマックス:悪くない
マーティン・ヴァスマー:悪くない
味の素:ツマミじゃないですが、、、(笑)
マルキ・ベーリーA:イマイチ
ピーターマックス:あら~、美味しいわ~。飲んだ後に、綺麗な酸が伸びる
マーティン・ヴァスマー:あら~、美味しいわ~。飲んだ後に、綺麗な酸が伸びる
海苔
マルキ・ベーリーA:邪魔はしない
ピーターマックス:苦くてダメ
マーティン・ヴァスマー:苦くてダメ
つくね
マルキ・ベーリーA:ダメ
ピーターマックス:ダメ
マーティン・ヴァスマー:ダメ
鶏皮
マルキ・ベーリーA:残念だけど、ダメ
ピーターマックス:邪魔はしないけど。。。
マーティン・ヴァスマー:邪魔はしないけど。。。
鶏モモ
マルキ・ベーリーA:合わないのね。。。
ピーターマックス:合わないわけじゃないけど、合わないかな。。。
マーティン・ヴァスマー:いいんじゃね。酸が伸びるし、味のインパクトが増す感じ(^▽^)/
・コハク酸を測定したワイン
これまで赤ワインと白ワインと泡も合わせて数値を並べていたのですが、やはり赤と白と分けてくれないとわからないというご意見を頂戴しました。そこで、今回は赤ワインだけに絞ってみました。
・コハク酸の測定結果
なんと、日本ワインは、コハク酸多いんですね。
上のリストの中で、一番多かったのは、島根ワイナリーさんのマスカットベリーAでした。
マルキ葡萄酒さんのベーリーAも上のリスト中で3番目に多い値でした。
日本酒にはコハク酸が多いことを考えると、そういう乳酸菌や酵母がワインでも働いてる傾向にあるということでしょうか?
ごめんなさい。すべての比較値を示したグラフは、投げ銭をよろしくお願いいたしますm(__)m
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