猫又の本のススメ その1『向日葵の咲かない夏』
はい。最近ですね、読書ブームが来てるんですよ。
個人的に。
昔はよく本を読んでいて、本屋さんにもよく行ったし、ブックオフで働いてたってのもあって本に触れる機会も多かったわけです。
何故だか漫画家になってからあまり漫画を買わなくなったし本も殆ど読まなくなったんですね(0ではないけれど)
ですが最近また本読み始めたので折角だから読んだ本を紹介していこうかと思いまして。
前置きが長くなりましたが今回紹介する本はこちら!
どん!!
『向日葵の咲かない夏』道夫秀介
こちらの本は、最近見ているYoutubeの「ほんタメ」でたくみさんがしょっちゅう好きな本として薦めていた本。自分も以前から気になっていました。
で、読んだ感想を一言。
「なんだこのイカれた本は!」(褒め言葉)
もしこの本の帯書いてくれと言われたらこの一文にしますね。
■ネタバレ無しの本の内容紹介~。
小学四年生の主人公の少年が学校を休んだ同級生のS君の家にプリントを渡しに行くと、なんとそこには首を吊って死んでいたS君の死体が!
ところがそのS君の死体が忽然と消えてしまったと言う。
本当に死んでいたの?
誰かが持ち去ったの?
それなら誰が?
そんなある日家に死んだはずのS君があるものに姿を変えて現れてこんな事を言う。
「僕は殺されたんだ」
その日から主人公と妹のミカ、そしてS君とで事件を追い始める…。
所謂「イヤミス」と言われるジャンルです。
イヤミスと言うのは「嫌な気持ちになるミステリー」。
そしてこの作品は賛否両論!
ですが、個人的にはめちゃめちゃ面白かった!
好き嫌い分かれるのもわかるし、ある事実?を受け入れられるかどうかで評価も変わりそうだけど書き方が上手いからすんなり受け入れられた。
終わり方に関しての解釈が「4パターンある」みたいな事たくみさんが言ってたんだけどすんなり1パターン位しか思いつかなかったな。
他にどう言う解釈あるのか知りたい。
サイコパスな内容で、正に「イヤミス」だし気持ち悪いと思われる話だけど後半は先が知りたくて頁を捲る手が止まらなかった。
いやーミステリって本当にいいものですねぇ。
どんでん返し、かつイヤミスが嫌いじゃない人にはおすすめ。
読んだ後も余韻が残る、確かに忘れられない一冊になりますね。
良くも悪くも(俺は良かった)
↑アフィじゃないけど気になった人向けにリンク貼っておきます。
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