”人的資本”について私なりのとらえ方【幸福の資本論】
「人的資本」……四字熟語で書くと、
初見ではなのこっちゃ、と思います。
人としての、資本???
要は、私たちが、
この体と頭と心で、頑張っていける力
=ポテンシャル
と言えます!
「ポテンシャル」なら、なんだか耳なじみがあります。才能・能力などと言い換えても差し支えないでしょう。
人的資本は幸福になるために大切な「土台」です。
この土台の上に正しく設計してこそ、幸福がある。
それが、参考書籍『幸福「資本」論』の基本となる意見なのです📖👇
つい昨日の記事では、
幸福の「正しい設計」について
お話しています😊↓↓↓
これこそ、「人的資本」でその土台が大事!と、言いましたが、私が思うに、今の時点でその3つ(体×頭×心)が、全てずば抜けて高い能力値をたたき出している必要は、まっっったくないと思うんです。
もはや、
「ある」「いる」「存在している」
それだけで、あなたも私も
十分すぎるほどの「人的資本」と言っていい。
いや、言うべきと思っています!
素材そのものが、しっかり存在していてこその、未来です。
体が動き、頭を使えて、もの思う心がある。
それって素晴らしいことです。
筋骨隆々の筋力を持ち合わせていなくても、
明晰すぎる頭脳を誇っていなくても、
精神が悟りの境地に達していなくても、
いいじゃないですか(笑)
ポテンシャルって、才能や能力とも言い換えられると思うのですが、その「すごさ」は問題ではなく、何度も言いますが、
あなたという人間が、
私という人間が、
存在できている奇跡✨
これをまず直視して認識すること。
「ありがたや、ありがたや~」なんて、深い感謝まで感じられなくてもいいので、「よくここまで生きてこれたな~」「そこそこ頑張ってるよな」くらいに思えれば充分、感謝出来ていることにもなると思います。
自分なんか、どんなにちっぽけな存在だと思っても、そんな自分だって必死で生きて来たんだから、その人生を大切にすることです!
「人的資本」という言葉をこれからたくさん使っていくと思いますが、私なりにはこの前提『自分を大切にする視点』を挟んでおくべきかな、と判断しました。
この書籍自体には、そんな、自分を大切に……なんてことはもちろん書いていなくて、このあとすぐ金融資産や富についてのお話になっていきます。
自分には難しい……できそうもない……、そもそも才能がない……という視点でこの先を読み進めても、頭に入ってくるわけがありませんよね🥲
なので、
あくまで前向きに、
どんな人だって、幸福になれるし、もちろん僕も私も、と思いながら進んで行くべきと思いました。
挑戦することって、素晴らしいことだけど、試合本番だけでなく、普段の体力づくりやウォーミングアップだって同じくらい大事ですよね。それに、はじめはハードルを低く設定する方がやりやすいのは当然のこと。
能力を発揮しようにも、人として大きくあろうとしようとも、誰にだってはじめの一歩は小さいものです。小さくていいんです。
こんな感じで、本日は「人的資本」という考え方のハードルを極限まで下げて考えるための個人的見解をお話してみました。少しでも考えやすくなるといいな、と願っています。ということで、本日はこの辺で、また明日♪