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睡眠負債!?そっちも借金かよ・・・
こんにちわ、ねこまねきです。
前回の記事ではつまらない昼間の代わりに睡眠時間を削ってしまう
「リベンジ夜更かし」について書きました。
今回の記事では私のリベンジ夜更かしがいつごろから始まったのか
その起源について考えてみたいと思います。
ギャンブルが原因で不眠になった?
ギャンブル依存症の特徴の一つとして、不眠気味になるというのが挙げられます。
では私の睡眠障害もギャンブルが原因なのでしょうか?
結論から言うと、NO です。
確かに、ほぼ24時間取引できるFXで睡眠時間が減りましたが
私の場合はもともと少なかった睡眠時間が、更に少なくなっただけです。
睡眠負債 という考え方
負債。
あぁ、なんて嫌な響き。
借金ってことでしょ?負債って。
ただでさえリボの借金背負ってる私としては、
あんまり聞きたくない単語です。
「睡眠負債」という言葉があるそうです。
睡眠の借金?
毎日ちょっとずつ足りない睡眠時間。
それが積もり積もって借金のように返せなくなっていく。
1日1時間だったとしても、1週間で7時間。
1カ月で31時間。
これが何年も続くと、返済できない借金のようになり
身体を蝕んでいく。
そんな状態のことを 「睡眠負債」と呼ぶのだとか。
私の睡眠負債は一体どれくらいあるのでしょうか。
子供のころから寝ない子だった
私の睡眠不足歴(そんな言い方ある!?)は子供のころから始まります。
記憶にある限り、多分最初の睡眠不足の原因は
「読書」です。
うちの両親の教育方針だったのか
マンガダメ。ゲームダメ。お笑いダメ。テレビは基本的にNHK。
とまぁ、娯楽的なものがほとんどない家庭だったんですね。
唯一与えられた娯楽グッズが 本 でした。
多分最初はお決まりの絵本スタートだったんでしょう。
やがて文字が読めるようになると
ほとんど挿絵のない 活字タイプの本が与えられるようになりました。
おそらく、想像力を養うため とかそんな思惑だったんでしょう。
親の目論見通り、私はばっちり本の世界にのめり込むようになりました。
だって、他に楽しみ無いんだもん。
そりゃ、ハマるしかないですよ。
ちなみに小学生のころ読んでた本は
「ナルニア国物語」
「指輪物語」
ミヒャエルエンデの
「モモ」
「ジム・ボタンシリーズ」
「はてしない物語」
どの本も母のおすすめだったのですが
改めて考えると、恐ろしく先見の明がある親だなぁと思います。
指輪物語は「ロードオブザリング」の原作
はてしない物語は「ネバーエンディングストーリー」の原作
他の作品も全て映画化されています。
世間で新作映画として話題になったころ
懐かしいなぁ、と言って周囲の人から変な目で見られてました(笑)
特に はてしない物語はミヒャエル・エンデ作品の中でもお気に入り。
主人公のバスチアン少年のように毛布にくるまって
懐中電灯の明かりで夜中に本を読む
これが多分、夜更かし生活の第一歩です。
就寝時間が早く決められていたので、電気を消されてしまう
誰にも邪魔されないで本の世界に入っていたい。
たぶん、そんな気持ちから編み出した方法だったのでしょう。
夜中が神聖な時間になっていく
布団の中の読書からスタートした 夜更かし生活
やがてゲームが解禁されると、当然のように夜中のゲームが始まります。
昼間は学校
帰宅してからも勉強、ピアノの練習
テレビは両親や姉の見たい番組で独占されるので使えない。
仕方がないので全員が寝静まったころに起きてきて
ゲームをやるしかない。
もし、昼間テレビが空いててやれたとしても
時間制限をつけられて思うようにやれない。
どこまでいっても親の中では「ゲームは悪」だったのです。
好きで始めたピアノも自宅の練習は苦痛でした。
父の監視のもと、ちょっとでも間違うとすぐ指摘される。
好きな曲を弾きたかったのに
つまらない練習曲ばかり。
2年くらいやってたけど、結局嫌になってやめちゃった。
その後は、部屋に父が使っていた電子ピアノがあったので
夜中にヘッドホンつけて好きな曲を弾きまくってましたけどね。
読書、ゲーム、ピアノ。
これらに共通するものは何か?
それは
親に妨害されるから夜中にやってた、です。
そうなんです。
自分の中で、夜中というのは特別な時間で
親には邪魔されないで楽しむことができたんです。
昼間=つまらない世界。苦痛な世界。親に邪魔される世界。
夜中=別の世界に旅立てる特別な時間。本当の世界。楽しい世界。
この世界観が子供のうちに出来上がってしまったんですね。
どんどん増える睡眠負債
子供の頃に出来上がった世界観。
楽しいことは夜中にやればいい。
この考え方ががっちり根付いてしまったおかげで
慢性的な寝不足になっていきました。
普段、寝るのは早くても0時。
遅いときだと3~4時。
好きなことに没頭してしまうと、そのまま徹夜ということもしばしば。
4時間睡眠くらいが多いですかね。
ショートスリーパーなどではなく、ただの寝不足です。
本格的に睡眠不足になったのが高校生くらいからだとして
もう30年くらいそんな生活をしてますね。
クレジットリボの借金は5年で返済できるけど
睡眠の負債は多分、一生かかっても返済できないんだろうなぁ・・・
がんばって寝る、という努力
寝るのって頑張ってやること?とよく突っ込まれますが、
意識して寝るようにしないとすぐ夜更かししてしまいます。
「夜中に楽しいことをしなければならない」
「昼間の分を取り戻さなければならない」
「何か特別なことをしなければならない」
これも一種の強迫観念なんでしょうかね。
なかなかこの考え方から抜け出せません。
最近では瞑想アプリを使ったりして寝るようにはしてますが
精神的に不安定な時はやはり夜更しをしています。
ちなみに現在時刻は 1:47
あぁ、また夜更しをしてしまった・・・。
早く寝なければ、と思いつつ
まだこの世界から抜けたくないと思う自分もいたりする。
せめて今夜は悪夢を見ないと良いな、と思いながら
がんばって寝る準備をしたいと思います。