ねこまねき

サラリーマンしながら兼業でFX9年やってました。いつしかギャンブル依存症になってしまい、今は借金の返済中。GAに参加しながら回復を目指しています。元々研究好きな性格なのか、今は自分の脳の状態に興味津々。 書くことで頭の中を整理していくので、定期的に読み直して記事を書き直します。

ねこまねき

サラリーマンしながら兼業でFX9年やってました。いつしかギャンブル依存症になってしまい、今は借金の返済中。GAに参加しながら回復を目指しています。元々研究好きな性格なのか、今は自分の脳の状態に興味津々。 書くことで頭の中を整理していくので、定期的に読み直して記事を書き直します。

最近の記事

足るを知る という言葉に出会う。

こんにちわ、ねこまねきです。 以前書いた記事で、「願い」について考察したものがあります。 実はその後、この記事で書いた内容と同じようなことに触れている言葉と 出会えたので、今回はそのお話。 役所広司さんの渋い声で語られる「足るを知る」 先日、YouTubeを見ていたら大好きな俳優さん 役所広司さんのインタビュー動画を見つけました。 役所さんといえば 最近だとVIVANTの役がカッコよかったですよね~。 この動画はVIVANTの役どころと新映画についてのインタビューです。

    • 20記事書いたのでちょっと振り返り。

      こんにちは、ねこまねきです。 ギャンブル依存症の回復活動を始めて3ヶ月。 noteで調べた事や考えた事を書き出して、気がつけば20記事になっていました。 勢いで書いたこともあり、ここらで一度見直してみたいと思います。 まず取り組んだのは 病気について理解することでした。 ギャンブル依存症ってどういう病気なのか? どんな症状が出るのか? 脳の病気って言うけど、脳の中でどこがおかしくなるの? このようなテーマについて 調べたこと、考察したこと、自分の体験などを書いてみまし

      • 左腕に刻み込まれた封印

        こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事では中学時代に反抗期のピークを迎え、破壊衝動がひどかったことを書きました。 今回の記事ではそんな中で始まった左腕への自傷行為について書いてみたいと思います。 左腕をナイフで切るという行為に隠されたもの 反抗期の真っただ中、破壊衝動が抑えられず当たり散らしていた部屋は ひどいことになっていました。 切り裂かれたカーテン、蹴り壊された扉、投げつけられた本。 今まで散々抑え込んできた感情が一気に爆発。 行き場のない力が外に向かって放出

        • 仮面生活だった中学時代

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事では 小学校時代に周囲の人との価値観の違いに悩んだことを書きました。 今回の記事では中学時代の体験を書いてみたいと思います。 たくさんの仮面をつけた中学時代 周囲の人とうまくなじめなかった小学校時代。 このままじゃまずい。 中学に進学し成長するにつれて、私は自然とある方法を身につけるようになりました。 それは 仮面をつける という方法です。 同じ環境で育っているのに、2人の姉はちゃんとなじんで友達もいる。 どうして自分はダメな

          10代の頃に見ていた番組

          こんにちわ、ねこまねきです。 先日YouTubeで 30年以上前のNHKスペシャル 「人体」 を見つけました。 生命の誕生から脳や腸など、様々な角度から人間の身体について 深く追求した番組です。 驚異の小宇宙「人体」 このシリーズは1989年にスタート。 シリーズはⅢ部で構成されていて、1999年のパートⅢまで放送されていました。 この番組が始まった時、私は10歳。 その年齢でこのシリーズを見ていたんです、私。 10歳って・・・・・まだ小学生ですよ? 小学生が見るテー

          10代の頃に見ていた番組

          幼少期の体験が依存症に関係してる!?

          こんにちわ、ねこまねきです。 先日、YouTubeを見ていたら 「6歳時点でうつ傾向が強かった子供は大人になってからの依存症発症率が高い」 というものを見つけました。 (この動画で説明されてたのはアルコール依存症) そのとき、ふっと思い出したのは小学校に入学する頃の記憶。 あまり良く覚えていないけれど、どうも登校拒否をしていたような気がする。 幼稚園→小学校に上がるときに引越しをしたせいで、周りは誰も知らない人。 人見知りが強かったのか、誰も知らないという状況が嫌だったの

          幼少期の体験が依存症に関係してる!?

          ビックブックを読み始める

          アルコール依存症のAA、ギャンブル依存症のGA、薬物依存症のNAなど様々な依存症の自助グループがあります。 ◯A …なんとかアノニマスというのは匿名で参加する自助グループ、という形の集団。 ギャンブル依存症の私が、通ってるのはGAでアノニマスネームは ねこまねき です。 この形式のグループの始まりはアルコール依存症のAAらしい。 ここで上手くいったやり方が他の依存症グループでも、取り入れられています。 そのやり方というのが 「12ステップ」。 「12ステップ」のやり方が書

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          その願いが叶ったら手に入るものは何?

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事では ちょっとした言葉に隠れた本音について書きました。 この記事で、ギャンブルをやめるならまず「自分がギャンブルをする理由」を考えた方が良い、と書きました。 今回の記事ではそのことを少し深掘りします。 「こうなってほしい」という願いには前提条件がある。 これは私の好きな さとうみつろうさん の本で書かれていたことですが、 「こうなってほしい」と願うには前提条件があるそうです。 それは 「今はこうなっていない」 ということです。

          その願いが叶ったら手に入るものは何?

          やめたい or やめなきゃいけない

          こんにちは、ねこまねきです。 最近、ミーティングに参加して思うこと。 それは微妙な言い方の違いがある、ということ。 仲間が語る「ギャンブルをやめる話」を聞いていると A:「ギャンブルをやめたいです!」 B:「ギャンブルをやめなきゃいけないんですよね…」 この2パターンがある事に気が付きました。 同じ ギャンブルをやめる という内容ですが AとBは 言葉の裏に隠れてるものが違うと思います。 Aは「自分にとって不必要、有害だからやめたい」という能動的な気持ち。    

          やめたい or やめなきゃいけない

          「治る」って何だろう?

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事で「完治しない」は「現代の医療では治せない」ということだと書きました。 今回はそこからさらに深掘りして、「治る」とは何かを考えてみたいと思います。 (なおこの記事は私個人の意見であり、一般的な知識で書いたものです。専門的な医学知識に基づくものではありませんので、あらかじめご理解下さい。) 風邪が「治る」というのはどんな状態を指すのか 誰でも一度は風邪をひいたことがありますよね。 風邪の症状として出るのは発熱、鼻水、咳、のどの痛み 

          「治る」って何だろう?

          進行性の病気で完治はしない?

          こんにちわ、ねこまねきです。 ギャンブル依存症になったとき(なったと自覚したとき)、自助グループで説明されたこと。 「ギャンブル依存症は進行性の脳の病気で、完治はしません。回復し続ける必要があります。」 実はこの説明がずっと引っかかっていました。 病気としてのイメージがあまりにも湧かなかったからです。 だから最初から病気のことを調べたわけですが、今回の記事では、改めてこの説明のことを考えてみようと思います。 言葉を区切って考えてみる 全体像がぼやけて良くわからない場

          進行性の病気で完治はしない?

          ギャンブルをやる理由って何だろう?

          こんにちわ、ねこまねきです。前回の記事ではギャンブルのスイッチが入るトリガーについて書きました。 今回の記事では、そもそも私がFXをやろうと思った理由って何だっけ?ということについて書いてみたいと思います。 私がFXをやろうと思った理由とは 私がFXをやろうと思ったのはどんな理由だったのか? その理由を思い出してみます。 「投資の勉強」 私はそのつもりでFXを始めました。 残業が減り、収入が年収で100万ほど減って、家計の将来が不安。 これがFXを始めた理由です。つ

          ギャンブルをやる理由って何だろう?

          やる気スイッチ 1、2、3!

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事では習慣化のはじめの一歩、トリガーについて触れました。 今回の記事では、自分のギャンブルスイッチが入るトリガーについて考えてみたいと思います。 スリップとは 何日もギャンブル絶ちをしているのに、ついついやってしまった! 依存症界隈ではこの現象を「スリップ」と呼んでいます。 すべっちまった~ ということですね。 2カ月我慢してたのに、急にソワソワしてやっちまった。 ・・・もう俺なんてダメだ。ホント情けないよ。 と、まぁこんな感

          やる気スイッチ 1、2、3!

          脳の記憶のはじめの一歩

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事では、有益と判断された行動がやがて習慣として記憶されていくことを書きました。 脳に記憶されたものって変わらないのかな?今回の記事はそんなことを考えながら書いてみたいと思います。 昔は好きだったけど今は苦手。 子供の頃は好きだったんだけど、途中から嫌いになったんだよね。 そんな経験は誰でも持ってると思います。 私の場合は「生卵」。 「卵」料理は好きなんです。 でも生の状態の卵が食べられなくなりました。 子供の頃は卵かけご飯が大

          脳の記憶のはじめの一歩

          脳は習慣化するのが好きなのかな?

          こんにちわ、ねこまねきです。前回の記事では、依存症が実は「苦痛からの解放」を求めているのではないか?ということを書きました。 今回の記事では脳が作り出す「習慣」について考えてみたいと思います。 依存症というのはやめられない習慣のことであり、過去に「苦痛からの解放」を求めて記憶された行動であると考えられるからです。 (なお、この記事は私の他の記事同様に私個人の解釈によって書かれています。正確な医学的知識はありませんので、予めご了承ください。) そもそも「習慣」ってなんだ

          脳は習慣化するのが好きなのかな?

          依存症は「快楽」ではなく「苦痛からの解放」を求めているのかもしれない

          こんにちわ、ねこまねきです。 前回の記事ではドーパミンが、「快楽」の価値を下げているのでは?ということを書きました。 今回の記事はその先のお話。苦痛と安心感から依存症が始まる過程を考えてみたいと思います。 (なお今回の記事も医学知識の乏しいド素人が考えた仮説です。脳の働き等については間違っているかもしれませんが、私が無理やり納得するための仮説です。予めご了承ください。) 「快楽」の価値が下がった状態が続いてしまったらどうなる 前回はドーパミンの大量分泌によって、「快楽」の

          依存症は「快楽」ではなく「苦痛からの解放」を求めているのかもしれない