〔詩〕隠し味
痛みは生きている証だとしても
そんな証は欲しくない
悲しみが人生を彩ると言われても
余計な模様など邪魔なだけ
欲しい物だけを選んで
生きていけたなら
もっと幸せなのに
もっと幸せなはず
本当に?
降りかかる痛みも悲しみも
決して選んだわけじゃない
それでも
異物のままにするのはやめて
覚悟を決めて受け止めれば
私の確かな一部となって
隠し味のように
少し私を面白くする
かも知れない
痛みは生きている証だとしても
そんな証は欲しくない
悲しみが人生を彩ると言われても
余計な模様など邪魔なだけ
欲しい物だけを選んで
生きていけたなら
もっと幸せなのに
もっと幸せなはず
本当に?
降りかかる痛みも悲しみも
決して選んだわけじゃない
それでも
異物のままにするのはやめて
覚悟を決めて受け止めれば
私の確かな一部となって
隠し味のように
少し私を面白くする
かも知れない