通勤訓練日誌その2
昨日に引き続き、配偶者と同じ時間に家を出て、職場下の喫茶店に「出勤」した。
昨日は吐き気や体温低下、緊張感などが見受けられたが、今日はわりとスムーズに到着できた。
電車が遅延していたり、エレベーターで後輩と会ったりしたけれど、特段気にすることもなく会話もできた。
昨日2人、喫茶店まで顔を出してくれた同僚もおり、4月からの配属先の先輩にも連絡ができるようになるなど、進展はあったと言える。
読んでた本が面白かったこと、覗きに行きます、と言ってくれた人が何人かいたことから、結局15時前まで喫茶店にいたわけだが(その間ドリンク3杯とパスタだから売り上げには貢献したと思う)、それでも疲労感とか反動は大きくはきていない。
2日目にしてこれって、実はめっちゃすごくね?
昨日帰りがけにトイレでカウンターパートの上司と会った。休み始めるまでの間、仕事への情熱から、何度もぶつかった上司(決して悪い仲ではない)だが、こっちはフランクで向こうがどう接していいかわからない雰囲気だったので、多分それが一番「普通」の反応なんだと思う。
「精神既往歴アリ」の部下、同僚、先輩、後輩に対して、たくさんの人たちはどのように接するべきかわかっていない。自殺一歩手前まで行った人間が、普通に笑いながら話してくるなんてことは、彼らの住む世界では想像できないことだと思う。目の前が楽しければ、仲間内が楽しければそれで充実できる人生。でも、めんどくさくも世の中や人間のサガについて考え続けてしまう星の元に生まれた私は、そういう単純な世界に居場所はない。考えて考えて考え続けて、その先に人間の幸せとか、生き方とか、そういったものを見出せるんだと思う。
哲学者というには幼く、思想家というには不勉強。書生ポジションがちょうどお似合いかもしれない。
あまり気負いすぎず、一生かけて向き合っていくぐらいのつもりでぼちぼちいこかということや。