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#人間関係

会いたいと思った人が好きな人

40代の友人が、ある男性を好きになった。 趣味の集まりで久しぶりに顔を合わせた彼女は、屈託のない笑顔を向けながら 「しんどいときも多いけど、楽しいの」 と事情を話してくれた。 相手は同じ40代のバツイチの男性で、お子さんはすでに成人して独立済み、彼自身は「定年退職までのんびりと仕事をして暮らせればいい」といつも話すそうで、写真を見せてもらったが年齢よりずっと若く見えた。 最初から好意があって近づいたのではなく、数年ほど友達としてほかの人たちも含めたつながりで仲がよく

”今”を大事にしていると、”素敵な未来”は勝手にやってくる

「人生のなかで1番幸せを感じるのは、ホッとしてる時間なんですよね。例えば時間帯で言うと、夜とか。曜日でいうと金曜日とか。」 私がそう話したら、 「ってことは、いつも緊張してたり、ホッとできない時間が多いってことですよね。」 と言われてハッとした。 そうかもしれない。そうだったのかもしれない。 思えば私は、ずっと不安だったような気がする。 見えない未来を心配したり、過去の嫌な経験を思い出しては苦しくなったり。 いつも何かに焦っていたし、 常にこのままじゃダメな気がし

好きを好きという言葉以外で伝えようという気概

「誰かを大事にする」というのはどういうことか。疑問をnoteで記事にされていた方がいて、めちゃくちゃに触発された。時間をとる意義がある問いだなあと思った。なので、便乗して、私なりの「大事にする」をなんとか言語化してみたい。 去年の春か夏に書いた記事は、少し主題が似ているかもしれない。ただ、明文化しようという試みではなく、当時の気持ちをごちゃごちゃといろいろ吐き出しているうちに、たどり着いた言葉が「大切」だった。その時の心の動き方はよく覚えている。あの時の「大切」は感情だった

動物的トリガーで人を好きになる。

「好きになった人がタイプです」と言うと、「ハァ?」と言われるらしい。 けど、私には分かる。 めちゃくちゃ分かる。 好きになった人がタイプです。 好きなタイプを日本国憲法並みに細かく定めている私は、どういうわけか好きなタイプとは全然違う人を好きになる。 たとえば、茶髪猫っ毛、178cm、私服モノトーン系、デザイナー(笑うと目尻にシワが寄る人)がタイプなのだが、 黒髪クセ毛、169cm、私服ダサめの笑わないサラリーマンを好きになったりする。 え、一つもタイプじゃない

「真面目が一番」の時代はいつ終わったんだろう

「あなたが人生で経験した一番の修羅場はなんですか」 この言葉は、私が実際に就活生だったときに面接官に投げかけられた質問そのままである。 エンタメや広告系の就活において、こういった突飛な質問はかなり多かった。まあわたしは、結局全然違う職についたわけであるが、友人の1人、今年就活生であるCちゃんから寄せられた悩みは「真面目に生きていて何が悪い」というものだった。 ーー修羅場なんて、今までなかったよ。 そう泣きながら話すCちゃんは、1年間海外留学に行っていたため、私含む大学