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🇮🇹イタリア旅行記① 人生初のロストバゲージ

去年行ったヨーロッパ旅行の余韻に未だに浸っている。
ゴールデンウィークに、イタリア・スイス・フランスへ女二人で行った12日間(飛行機移動日含む)の旅。
交通機関と宿泊場所、絶対に行きたい施設のみ予約した完全個人手配の行き当たりばったり旅がなんとも良かったのですこしずつ記録に残していく。


韓国人の綺麗なお姉さんに応援されてダッシュ

ヨーロッパまでの直行便は高い。それにGWというただでさえ高い時期に直行便なんて選べなかったので、仁川国際空港(韓国)で乗り換える航空券を購入。ただ1つ気になっていたのは、乗り換え時間が50分だということ。国内線でも乗り換えしたことないのに、いきなり海外でしかも短時間乗り換え!?焦って調べまくったところ、同じ航空会社同士の乗り換えだから大丈夫そう、公式HPにもこの時間の乗り換えが記載されてたから正式にOKされてってことよね?ってことで「まあなんとかなるっしょ~」マインドで当日を迎えた。

予定では、

11:00 仁川国際空港着
11:50 仁川国際空港発

だったのだが、到着が10分遅れてしまい、乗り換え時間が40分という激ヤバ展開。アナウンスか何かで、11:20までに搭乗してくださいって言われているのが聞こえて震えた。だがしかし、手荷物検査は長蛇の列。さすがにやばいので、韓国人の綺麗なお姉さん(スタッフ)に航空券を見せたら、割とマジな顔で搭乗口に走るように言われたので、空港内を徒競走ばりに走った。

少しでも韓国来たぜ!って写真が撮りたくて、走りながら撮ったやつ。
こんな写真撮ってたって知られたらお姉さんに怒られそう。

11:40 搭乗口に到着

普通出発10分前に搭乗口に来たヤバ客なんて通さないかと思いきや、急ぎ搭乗手続きしてくれて予定通りの飛行機に乗せてもらえることに。もしかするとこの乗り換え時間だからこういうのは日常茶飯事なのかもしれない。

12:30 仁川国際空港発

結局40分遅れで出発。私たち以外にもギリギリ客がいたけど、明らかに私らのせいでこの出発遅れたよな………..と申し訳ない気持ちになった。いやでもこんなに乗り換え時間短いのOKしてるのなんで???

長距離フライトはフードファイト

初めての長距離フライトでびっくりしたのは機内食の多さ。約12時間のフライトで2食+軽食がでてきた。

全然動かないのにおなかがすくわけがないだろーーーーー

と思いながらも、

タダ飯だから全部食べないともったいないよね????

という貧乏性なところがでてしまい死にそうになりながらフードファイト。今度乗るときはパンは持ち帰ろうと思う。

機内食①昼食
機内食②夕食
軽食

フライト中面白かったのは、ストレッチしよう!みたいな動画が流れてきたこと。これは長距離フライトならではなんだろう。あとはフライトの最後にユニセフの寄付を呼び掛ける動画。英語で何言ってるかわからなくて、強制的に寄付するやつなのか?と思ってたけどどうやら違うみたい。日本人と比べて海外の方は寄付をする文化があると聞いたことがあるから、こういうのがあるのだろうか。日本の飛行機ではみたことないやつだった。

荷物が出てこない事件

18:20 イタリア フィウミチーノ空港着

うわ~~~無事着いた~~~~!初ヨーロッパ!!!!とテンションあがって、呑気に空港の写真をパシャパシャとりながら、預け入れした荷物が出てくるのを待っていた。

空港がきれいだった

あれ??????

一緒に行った友人の荷物が一向に出てこない。
もう同じ便に乗っていた乗客はほとんどいなくなっていた。

同じように荷物が出てこないっぽい旅行客発見。その人たちが問い合わせをしていた空港カウンターで私たちも聞いてみた。

「まだ韓国に荷物がいますね」

………….!!!! 

なんと、人生初の海外空港での乗り換え、人はギリギリ乗り換えできたけど荷物は乗り換えできなかったようです!!!!!!そりゃ50分の乗り換えむずかしいよね!!!!!うん、特定の荷物だけ別の飛行機に移すの難しそうだもんね!しょうがないしょうがない!!!!….と思うしかなかった。

その後空港カウンターで、泊まるホテル、パスポート情報、連絡先を渡すという事務手続きを済ませた。あとは無事届くことを祈るだけ。明日の同じ便でやってくるらしい(ほんとに来るんかいな)。

これ、感謝したいのはロストバゲージした当事者の友人が落ち込みすぎず明るく振る舞ってくれたこと。私なら割とショックでテンションだだ下がりしそうなんだけど、「ワロタ。まあ明日来るならいっか」みたいな感じでいてくれたおかげで、その後は忘れて旅行を純粋に楽しむことができた。

「乗り換えする場合は余裕のある便を選ぶこと」。この旅で得た一番の教訓かもしれない。

googleのAIに聞いたら最低でも2時間は必要と言われた。
はいすみません、次から気をつけます。

夜のローマでさまよう

フィウミチーノ空港 → テルミニ駅

ローマの中心駅、テルミニ駅へはイタリア版新幹線に乗って移動。

特に迷わず切符を変えた。ここまでは順調。
荷物置きスペースが広い。日本の新幹線にもこれほしい。

テルミニ駅はローマで一番大きそうな駅なのに、既に飲食店がほとんどしまっていて人もまばら。日本くらいだよな、夜遅くまで店を開けて仕事しているのは。このくらいでいいよ~と思いつつも、まだ空いていたパン屋に感謝しパニーニを買って腹を満たす。

駅構内が暗い

さあホテルに行こう、と思ってGoogleマップで検索すると地下鉄で行けることが分かった。だが、地下鉄のホームが全然見つけられない。ぽいところがあったがなんだか行けなさそう。東京だったら人の流れについていけば、ぽい入口や出口にでれることがあるが、人が少なすぎてその作戦が使えない。駅員みたいな人に聞いたら地下鉄はクローズしたと言われてしまった。地下鉄チャレンジ失敗。この時間だからなのか、工事か何かで地下鉄がそもそも使えないのかよくわからないが、地下鉄は諦めてバスでホテルまで行くことに。

ただ、バス停も迷った。Googleマップは優秀だからバス停の位置まで正確に教えてくれるんだけど、指示してくれるところにたくさんバス停があってどのバス停にのればいいのか本当にわからなかった。

バス停たくさんありすぎてわからない事件

結局、一番ぽいやつに乗って、本当にホテルの方向に行くよね??ってGoogleマップの位置情報を常に追いかけて、ホテル近辺の停留所で下車。運よくホテルまでたどり着けた。

さまよっていたらいつの間にか深夜になってしまっていたが、イタリア人オーナーが笑顔で出迎えてくれた。優しい…。イタリア人はニコニコしてるけど、本心が見えない。日本人全然時間守らないじゃないかと怒ってたりして。私たちのせいで日本人のイメージが悪くなってたらごめんなさい。

初日からいろいろあったけど、旅ってこんなもんだよな~~どたばた旅くらいがおもしろいよね!!!と思いながら、長距離フライトといきなりのアクシデントで疲れた体を休めるべく、シャワーして服を洗濯してすぐに寝た。

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