スポットライトは誰のために。
スポットライト
自分にちゃんと当てていますか?
当ててないんじゃないかな?
みんなそうなんじゃないかな?
そんな私な、もれなく当てていません。
周りばかりに当てている。
一体なぜだろうか。
自分にスポットライトを当てればいいのにって
心では思っているんです。心では。
でもね、どうしても周りの人ばかりに当ててしまう。
淋しいなぁ。
私も少しはみんなのようにキラキラ光りたい…
と、昔はよく思っていた気がする。
周りの人ばかりがキラキラして見えていた
そんな時期もあった。
スポットライトって
舞台のある部分を特に明るく映し出す為に照らす光ですよね。
そして、私の中では主人公やその場面その場面で重要な人が
よく当てられるというイメージがあります。
さて、自分で自分にちゃんとライトを当てている人って
実際にはどの位いるのでしょう。
私は全然できていなかったですから。
周りばかりにライトを当てては
次出会った人にもまたライトを当てる。
さらに次へ次へとライトをどんどん当ていく。
スポットライトを当てられた人達は
すごくキラキラ輝いて私にはとても眩しく光る。
でもそこで思った。
見ているこちらはスポットライトを当てているから
「あ〜キラキラしてていいなぁ。」と思っている。
でもライトを当てられている人たちは
別にそんなこと、どうも思ってないんじゃないかって。
中にはそういう事を意識している人もいるかもしれないけど
周りからそんな風にされているなんて
多分思ってないと思う。
つまり、自分自らが勝手に周りの人に対して
スポットライトなるものを当て過ぎているのだ。
こちらがライトを当てればそりゃ光る。
それを見て、この人はスポットライトが当たっているすごい人
なんだと自分だけが勝手に勘違いして
私みたいにどんどん周りの人に憧れていく。
そうしていつの間にか、他人専用スポットライトの出来上がりだ。
他人専用になってしまっているから
自分のことは照らさない。
それを見てはため息をつく自分。
「あぁ…やっぱり私にはスポットライトは当てられないのね。」
なんと悲しい構図なのか。
勝手に人にライトを当てておいて、ため息とは何事か。
そう、全部自分の仕業なのです。
それならもう、やめちゃいましょうよ。
周りにばかりスポットライトを当てて生きるのは。
どうせなら、自分を照らして輝いてみる。
自分でライトを用意して、すごい光量のスポットライトを
自分で自分自身に当ててみるのだ。
今まで周りの人でしか見られなかったスポットライトの輝きを
自分に対し自ら演出するんだ。
自分自身を見つめて、ちゃんとスポットライトを当てること。
周りばかりじゃなくて、自分のことをちゃんと見てあげること。
自分をちゃんと認めて、ちゃんと輝かせること。
しっかりと
スポットライトを当ててあげましょう。
きっと、自分が輝く姿はいいものです。
そしてそのスポットライトは
いつの間にか周りを巻き込んで
あなたの周りにいる人のことも
自然と光を照らしてくれるでしょう。
そして舞台全体も大きく光が放たれて
自分もみんなももっと輝き出す。
なのでまずは自分を
スポットライトの光で
照らすことから
始めたいと思います。
ではまた。
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