潰瘍性大腸炎のおはなし
前回までのおはなし
人間ドックで便潜血陽性。
1週間後、大腸カメラの検査を受けました。
そこで、「潰瘍性大腸炎の疑いがあります。」
と告げられました。
検査時に生検を実施。結果は1週間後。
今回は疑いのある
「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」を
知りたくてまとめてみました。
潰瘍性大腸炎とは
初めて聞く方も多いかもしれませんが、
この病気は大腸に炎症が起きてしまう慢性的な病気です。
具体的には、大腸の内側の粘膜が炎症を起こし、
潰瘍ができることがあります。
これは免疫システムが誤って自分の腸を攻撃するために
起こると考えられています。
潰瘍性大腸炎の症状
下痢: 特に血便が出ることが多いです。
腹痛: お腹が痛くなることがあります。
体重減少: 栄養をうまく吸収できなくなるため、体重が減ります。
疲れやすさ:炎症や血便の影響で疲れを感じやすくなります。
発熱: 体が炎症に反応して熱が出ることがあります。
わたしの症状
血便(ちょっと。日による。)はありますが、
下痢ではなく、むしろ便秘です。
腹痛はありますが、大腸のせいかどうかがよくわかりません。婦人科系疾患あり。
(たまに「痛い」ってなるけど、
1,2分すればおさまります。)
体重は増えてます。増やしたいのは笑顔です。
すごく疲れやすいです。子供の頃から。
発熱はありません。
発熱は人生で20回あるかないか。
(風邪ひいても出ないから
学校や会社を休めない。
今でも毎日熱を計りますが、
ないので休めない。
毎朝がっかりして1日がはじまります。)
難病としての潰瘍性大腸炎
原因が不明確:潰瘍性大腸炎の正確な原因はまだ解明されておらず、遺伝的要因や環境要因、免疫システムの異常が関与していると考えられています。
慢性的な経過:症状は慢性的であり、寛解(症状がない状態)と再燃(症状が再び現れる状態)を繰り返すことが多いです。
治療が難しい:現在のところ、完治させる治療法はなく、症状を管理するための治療が中心です。
生活の質に影響:症状のコントロールが難しいため、患者の日常生活に大きな影響を与えます。
治療法
薬物療法:炎症を抑える薬(抗炎症薬)、免疫抑制剤、ステロイドなどを
使います。最近は生物学的製剤という新しいタイプの薬も使われています。
食事療法:特定の食べ物を避けることで症状が和らぐことがあります。
手術: 薬が効かない場合、大腸の一部や全部を取り除く手術が
必要になることがあります。
日常生活での工夫
ストレス管理: ストレスが症状を悪化させることがあるので、
リラックスする方法を見つけるのが大切です。
規則正しい生活:規則正しい食事や十分な睡眠が症状のコントロールに
役立つ場合があります。
noteでもたくさんの方がこの「潰瘍性大腸炎」について、
おはなしをしています。
知らなかった人も、この病気を知るきっかけになって
健康管理に気を付けていただけたらと思います。
ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。