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「考えすぎ」はある程度コントロールできる
どうも、トニーです。
物事を考えすぎる人っていますよね。
目の前のことに没頭すればいいのに、あーだこーだ考えてしまってるうちに手が止まったり。
相手が何を考えているかを考えすぎてそのことで頭が一杯になっちゃったりとか。
気にしない人からしたら「そんなの気にしすぎ」「考えすぎだよ」と言われるのですが本人からしたら「勝手に考えちゃうのだから仕方ないじゃん!」「自分からしたって思考がうっとおしいよ!」みたいな。
これは割とHSPや感受性の高い人にあるあるなのかもしれません。
僕も割と今までそう思ってましたし、考えすぎる部分は性質として強くあるよなぁと感じます。(ちなみに僕もHSPです)
ただ・・・
最近ふと、この「考えすぎ」の性質は変えられないものの、ある程度コントロールが出来るかもしれない。と思えてきました。
今回はそんな「考えすぎの性質」を利用するお話を。
「考えすぎ」の性質を利用する為に出来る2つのこと。
結論からお伝えすると、「考えすぎ」の性質を利用するために最近やっていることは2つです。
①自分に入ってくる情報量を減らすこと
②考えすぎてるときに、「今考えていることは「何のために」考えているのか?」と問いかけること。
これをやってみていて、少なくとも1,2年前よりも自分の使い方が上手になっている感覚があります。
詳しく解説していきますね。
制御法① 自分に入ってくる情報量を減らす
これはHSPの人には特に大切でして。
1の情報を聞いた後、20の事柄を考える
のがHSPの人に共通しがちな特徴だからです。
HSPってメンタルが弱い、とか神経質。とかそういうイメージがありますが、そこが特徴ではないんですよ。
もちろん人によって違いはあるし、そういった側面も出やすいのですが、HSPに共通している要素は「刺激に敏感」なのです。
なので、例えば「ニュースで台風が迫っている」という情報を見た際に
・そうすると近いうちに低気圧が来て、体調不良になるのかな?
・自分は平気でも、周りのあの人も体調崩すかも?
・やばい、予定入れてた日に近いからその日雨だ。連絡入れたほうがいいかな?
・でも連絡入れて「会いたくない」と囚われたらどうしよう。逆に連絡いれないほうがいいのかな?
と、これだけのことが一気にバーッっと勝手に考え出てくるのがHSPの特徴です。
よく「空気を読みすぎるがあまり空回りする人」っているじゃないですか?
(僕もそう)
あんな感じですね。
なので1の情報を聞くだけで20の事柄を考える人にとっては、自分に入ってくる情報量を減らすのは「考えすぎの防止」に友好な手段です。
具体的に言えば
・無意識にニュースを見るのをやめる
・無意識にSNSを見ることをやめる
・無意識なネットサーフィンをやめる
・上記の情報取得の時間を決めて行う
のがおすすめです。
要は「情報を集める時間はこの時間!」と決めて、それ以外の時には情報は集めないようにするんです。
こうやると頭の中に入ってくる情報量が圧倒的に減るので考えすぎることが少なくなります。
制御法② 今考えていることは「何のために考えているのか?」と問いかける
で、上記の①をやることで「勝手に考えすぎること」は日常生活から減らすことが出来ます。
ただ、これだけだと「考えすぎ」をコントロールしてることにはならないんですよね。
根本的な「余計なことまで考えすぎる状態に陥りやすいこと」は変わりないからです。
その「考えすぎ」の性質をコントロールする上で重要なのが「考えすぎている時」に今考えていることは「何のために考えているのか?」と問いかけることです。
「考えすぎ」を無理に止めようとするのは逆効果
ちなみに「考えすぎる人」に対して、「考えすぎをやめよう」なんてアドバイスをする人がいますが。
これ、少なくともHSPの人には逆効果です。
なぜなら、HSPの人の考え過ぎは「考えたくて考えている」んじゃないんですよね。言ってみれば自動で脳みそが考える処理をしまくってる状態です。
脳は全力でアクセルを踏み込んでいるので、その状態に無理に頭でブレーキをかけようとするのはおすすめしないです。
アクセルとブレーキ両方を全力で踏み込むことになるので、頭にも脳にも負担がめちゃくちゃかかりますし、下手したらぶっ壊れます。
その上、落ち着いた後もなんにも前に進んでないと言うね。
無理に考えすぎを止めるのは良い事が何も有りません。
なので、「考えすぎている時」は「なんのためにこの事柄を考えているの?」と問いを自分に投げてみましょう。
大事なのは「なぜ」ではなくて「何のために」を考えること。
ここでのポイントは自分への問いかけを「なぜ?」じゃなくて「何のために?」を考えることです。
「なぜ?」だと理由を問う質問なので
嫌なことがあったから
こういう性質だから
なぜ嫌なことがあったのか?なぜこんな性質なのか?
と過去の出来事に振り返って堂々巡りになる場合も多いんですよ。
反面「なんのために?」を考えると、方向性が未来に向きます。
お金を稼ぐため
自分らしく生きるため
楽しくするため。
などなど、誰しも何かしら自分がやりたいことは存在すると思いますが、その「やりたいこと」が「今の考えすぎ」とリンクしてるのか?を考えることが出来るんですよね。
で、今考えてることが「何のために」に違っていればその事柄に関して考えるのを辞めてくれますし、必要ならば未来に対して脳が勝手に考えてくれているのでその考えすぎを止める必要はありません。
イメージとしては、ブレーキをかけるのではなくてコースを整備してあげる感覚です。
先程話したとおり、走り出した車に無理にブレーキをかけようとしても脳は勝手にアクセルを踏んでいるのでただエネルギーを使うだけで疲れてしまうことは多々あります。場合によってはぶっこわれかねません。
ただ、コースを整備して、こっちの方向に走って!と伝えることは可能です。
少なくとも無理にブレーキ踏むよりかは疲れないで済みますね。
「考えすぎ」を変えなくとも、ある程度活かすことはできる。
そんなわけで「考えすぎ」はある程度はコントロールできるようになるよ。
というお話でした。
勝手に頭を使っちゃうならば、勝手に未来に向かうように設定したら「ふははー!勝手にアイデアも浮かぶし、勝手に行動しちゃうぜー!!」って状態になれるんじゃないかなぁと思いまして。
1を聞いて20考える性質を変える方法は正直僕もわからないですが、方向性を変えるのは日々の意識である程度コントロールが出来るようになるな。と実感してます。
どうせ考えすぎるならば、良い考えすぎをしながら生きたいなぁと感じますよね。
ご参考になれば幸いです。
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フォーマルな文章は苦手分野ですが「わかりやすく伝える記事を書く」「想いを伝える言葉を出す」のは得意分野なので、そのノウハウをまとめました。
発売5日間は無料で読めるようにしますので、ぜひ読んでみてください。また告知します。
来週中に「文章の書き方」に関しての電子書籍が出版されます。
— トニー@フリーランス作家 (@neetnohonne) September 10, 2021
テーマは「一つのブログ記事を書く5ステップ」
noteに関しての書籍を書くつもりが、文章パートがやたらとボリュームが増えたのでその部分をそっくり抜き出して加筆修正しました。
ブロガーさんやnoterさんの参考になれば幸いです。
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