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ストリートピアノにて、坂本龍一を悼む

ウオズミユウ
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お耳汚し失礼しました。
ひさしぶりのピアノ。

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作曲家とその作品との距離はどのようにあるのか。

わたしは、坂本龍一というひとをそんなに知らない。ぱっとタイトルが思い出せるのは、このエナジーフローや戦場のメリークリスマスくらいだ。聴いてみれば知っている、という曲はもっとあるのだろう。

無心になって弾いていると、作品の中に作者がそのものが反映されているような錯覚に陥る。どのような人となりだったのかを、音楽の中に見出そうとしてしまう。
作曲家と作品は、融合しているのか離合しているのか。

そんなことを考えながら弾いた。響きがやまないことを祈りながら。

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