ウオズミユウ

モットー:車輪の再開発を恐れない。書くことと歌うこと、ときどきピアノ。美容部員のはじっこ。

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マガジン

  • 【共同運営マガジン】頑張る隊

    • 40,244本

    ここは自分らしく頑張る人たちが集まるマガジンです(*´ω`*)決して人に強要するわけではなく、自分らしく自分のペースでほんの少し前向きに生きようと頑張るマガジンです(*´∀`*)共感してくださるかたはぜひご参加お待ちしています✨

  • もの思う美容部員の記録

    日々の美容の仕事の中で考えたこと。気づいたこと。 また、気づきやヒントになった記事をまとめています。

  • 思考の海のさかなたち

    考えたことを書いています。生きることが大変だなと思っているあなたへ。

  • 本とか音楽とか

    読書記録、音楽の活動についての記録。好きなものが一緒、というひとに出会いたい。

最近の記事

ひとりごと

そんなに急がなくていいよ そんなに焦らなくていいよ みんなより早く、と思わなくていいよ みんなよりたくさん、とも思わなくていいよ 眠っていいよ しずかにしていていいよ 黙ってていいよ 走らなくていいよ 疲れた、って言っていいよ 笑わなくていいよ 涙とめなくていいよ あるままでいていいよ 波にさらわれていいよ そのまま どこか遠い 知らない街に流されて 光がまぶしいなら 砂に埋もれて還っていいよ おやすみなさい

    • 何故か涙が頬をつたう

      一度下を向くと、次に顔をあげたときの眩しさがひときわ強い。ほんの少しのお休みのつもりで目を伏せると、まるで重力の抵抗が変わってしまったかのようにまぶだが開かない。そんな感じ。まわりがどうしたって眩しく映る。みんなが、眩しい。 カウンセリングだった。今回は、あまり感情が揺らいでいない感覚がある。こまごました直近の出来事と、抽象度が高めの内容に終始したからかもしれない。カウンセリングを終えてから頭がぼやっとしている。過眠気味だし、生活は送れているけれど、noteで文章を書くこと

      • わたしへ あなたへ

        バスを待っていた。時間帯なのか、バス停にひとは少なく、わたしはひとり本を読んでバスを待っていた。その日外は暑くも寒くもなく、首の日焼けと、自分をまもる透明のベールとして身につけていた薄手のスカーフがちょうどよかったのだった。そんなときだった。 「ねえあなた、わたし○○まで行くんだけど」 初老の女性がわたしに近づいてくる。わたしに向かって放たれたその言葉は、最初、わたしへ向いていると気がつかなかった。 「ねえ、あなた」 二度目の声掛けで、それがわたしに向けられたものだと気づき

        • 出会ったり、去ったり、またつながったり

          少し前、よく目にしていたフォロワーさんがnoteを退会されていた。 退会されていたことに気づいたのは、わたしの記事のコメント欄を見返したときだった。コメントの数は、いただいたコメントにこちらが返信して完結する、というパターンが多く、たいてい偶数になる。が、たまたま見返した記事のコメント数が奇数になっており、気になって見返してみたのだった。そして、その方のアカウントがなくなっていることに気づいた。 どうしたんだろう。あんなに、毎日のように日常を書いてくれていたのに。 not

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        記事

          昨日の夜中から、ゴタゴタ。またか、と思う。 気持ちが乱れながら仕事。切り替えなきゃと思いながらの仕事。制服に着替えて笑顔貼りつけてたら、脳はだまされる。よしよし。 感情忙しかったけど、ほっとする連絡やつながりがあったり、晩ごはんはおいしいと思えたりしたから、大丈夫。がんばれる。

          昨日の夜中から、ゴタゴタ。またか、と思う。 気持ちが乱れながら仕事。切り替えなきゃと思いながらの仕事。制服に着替えて笑顔貼りつけてたら、脳はだまされる。よしよし。 感情忙しかったけど、ほっとする連絡やつながりがあったり、晩ごはんはおいしいと思えたりしたから、大丈夫。がんばれる。

          雨の日の弱音

          雨が続いている。 雨の日は、気持ちの落ち着くこともある。つよい光に負けそうなときは雨が心地よいこともある。 きょうはだめだった。昨日から、かな。 昨日は朝方にわるい夢をみてしまい、ああ、とひっぱられてしまったのだった。そこへ低気圧の頭痛がやってきて、いつものことだからとだましながら仕事へ行った。 きょうは夜、小さなホームパーティーに招かれていたのだけれど、動けそうになく、あきらめることにする。 持ち寄りのそのパーティーは、楽しみ半分、不安半分といったところだったのだけど、行

          雨の日の弱音

          エネルギーのつかい方

          十月は、めずらしくひとと会う予定を詰め込んだ月になった。初めての場所にも行ったし、初めてのひとにも会ったし、親不知も抜いたし(これは二度目)、そういう小さなイベントを詰め込んだ月になった。親不知って、処置後の経過は本当にひとそれぞれなのだな。わたしは、処置には小一時間かかったものの、一週間程度腫れて痛む(けど、ロキソニン飲めばなんとかなる)、という程度で済んだ。出血が続き寝込むレベルの痛みが何日も続くひともいれば、歯医者さんを出たその足で焼き肉を食べに行けるような人もいる。

          エネルギーのつかい方

          ウィークエンド

          十月初め、長い夏の終わり。「まだいけるかな?」もなかちゃんが言った。 「まだ花火いけるかな?」 「いけるかな、って? 見に?」 「いや、できるかな?」 わたしたちはひさしぶりに二人で街に出ていた。どこもかしこも人の賑わう週末。今年の長い長い夏もそろそろ終わろうとしていて、夕刻に差し掛かった時間帯、日傘も不要になり、わたしたちは長袖を着ていた。もなかちゃんはやさしい茶色のカットソーに、黒のプリーツスカートといういで立ち、わたしは大きな花柄のロングワンピース。 「うん、じゃあ、

          ウィークエンド

          わたしを拾ってくれたひとへ⑤

          抱えておくことがしんどいときは、こうやってnoteに頼ることにする。 ☆ 同じできごとに遭遇しても、ひととわたしは同じ反応をするとは限らない。身体的にも精神的にも、それぞれできごとへの捉え方は違うし、反応の出方も違う。全体を大きくみれば傾向はあれど、個々が違っていることが当たり前。 反応がどの程度なのか、どのくらい続くのか、それらも個々で違う。 文章にしてみれば何ということはない内容なのに、実生活ではなかなかそれを受け入れてもらえないことがある。「このようなことが起こっ

          わたしを拾ってくれたひとへ⑤

          うまく説明できないけど、ただ好きなんだ

          このしばらく、バッハのモテット「Jesu, meine Freude」を練習している。代表的なドイツ・コラールであり、作曲はヨハン・ゼバスティアン・バッハ、いわゆる「大バッハ」「音楽の父」と呼ばれるバッハの曲である。曲番号はモテットBWV227。 「Jesu, meine Freude」は、日本語訳をすると「イエス、わが喜び」(Wikipediaより)。歌詞はキリストへの強烈な愛を語っている。作詞者の個人的な色合いも強いらしく、ルター派の教会では歌うことが阻まれることもあっ

          うまく説明できないけど、ただ好きなんだ

          いいじゃないこれで

          一生懸命になればなるほど、それが裏目に出てしまうことがある。多々、ある。 先日、仕事で大きな研修があった。わたしは受講するだけでなく、進行や前で話す時間もあったため、たぶん他の人より緊張してその時間を迎えたし、準備もいつもより入念におこなった。タイムテーブルを何度も確認し、不安要素はひとつでも少ないほうがいい、と隅から隅まで資料を読み込んで、不明点は先輩たちに尋ねて確認させてもらった。「こんなこと聞くの、恥ずかしい」いつもならそう思って流してしまうことも、ええいこの際、と思っ

          いいじゃないこれで

          右と左とわたし

          わたしはどうやらずいぶんとアンバランスだから、些細なことが刺激になったり、逆に大変な刺激が感じられなかったりするらしい。多くのひとがたやすくできることが困難だったり、かと思えば、ひとよりするする理解して打ち込めることもある。あんまり多くはないけれど。 ☆ カウンセリングの後、また、眠ってしまっていた。疲労によりすやすやと気持ちよく眠れたわけではなく、身体がゆっくり潰されるみたいにして眠っていた。少しずつ意識が薄くなって、身体の両側がゆるく混ざっていく。意識と無意識の境界が

          右と左とわたし

          九月二十六日、十一時すぎ。

          つい、自分のことをわかってもらいたいと思ってしまう。この人ならわかってくれるのではないか、と期待してしまう。 自分のことを理解してもらいたい、わかってもらいたいという気持ちがあまりに強いと、人間関係はうまくいきにくいのだという。たしかにわたしも、「聞いて聞いて!」と自分の話ばかりする人は苦手だ。 通常のわたしは、おおかた聞き役だと思う。美容部員という仕事を長くしているおかげで、にこにこしながら人の話を聞くことは板についた。と思う。ある意味でそれは技術のひとつだし、身につけて

          九月二十六日、十一時すぎ。

          【カウンセリング振り返り】ドラマトライアングルとトラウマ的結びつき

          今回は、少し丁寧に先日のカウンセリングの振り返りをしてみようと思う。カウンセリングの際に出てきたキーワード「ドラマトライアングル」と、かねてより自分の行動に関係しているのではないかと感じてきた「トラウマ的結びつき」の二つの概念を自分なりに説明・解釈し、わたしのエピソードを交えて記録に残してみる。 ※以下はわたしが個人的にまとめたものです。解釈には学術的な点での間違いがあるかもしれないことを先に述べておきます。 ※後半部分に個人的なことに関わる内容を含んでいるため、有料設定

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          【カウンセリング振り返り】ドラマトライアングルとトラウマ的結びつき

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          おかえり夜

          月がまるい。やっと夜が来た。夜が来ると安心するようになっていることに気づく。昼のひかりだって好きだよ。明るいうちのお昼寝は心地よいし、暗闇が怖かった時期も長い。 月がまるくて明るい。あしたは満月なんだって。中秋の名月か、とスーパーマーケットの中で思う。陽が沈むのも早くなり、用事を済ませ夕飯の買い物に出たら思っていたより陽が落ちていた。たぶん、車のライトをつけるかつけないか迷うくらいの。 夜が安心するのはなんでだろう。このところ買い物をしていなかったから冷蔵庫はからっぽに近

          嘘・解釈・見極め

          よく立ち寄る図書館に行った。二時間あまりをそこで過ごしていたら、閉館のアナウンスが流れ始めて席を立った。 かばんに本やノート、筆記具をつめ、立ち上がる。閉館時間が迫っているにも関わらず、わたしはなぜか中央の出入り口に直行せず、ぐるりと遠回りした。 雑誌とそのバックナンバーが並ぶコーナーを抜ける。人文学系の専門書のコーナー。哲学や心理学といったジャンルの本が並ぶ。特に何かを借りようと思っていたわけではなかった。何かヒントになるような言葉を拾いたくて、十分程度の立ち読みをして帰ろ

          嘘・解釈・見極め