【終了しました】11月キャンペーン 本屋店主の推し本と本の楽しさを再発見できる「みんなに届け!ぼくの推し本」
SANJO PUBLISHIGでは11月1日から11月30日の期間中に、本の楽しさを再発見してもらうべく、「みんなに届け!ぼくの推し本」キャンペーンを行います。
“ぼく”とは、SANJO PUBLISHIGの本屋店主である町田が、今の時代になぜこの本が必要なのか。作者はなぜこの本を書いたのかを熱く、深く、面白くお伝えするものです。その月におすすめの1冊を選び、強く、そして熱っぽく推すというキャンペーンを開催しています。「みんなに届け!ぼくの推し本」をきっかけに、本の楽しさを多角的に知る機会を作っていきます。
※当店で推し本を購入してくださった人には、オリジナルの栞とポストカードをプレゼント!
ぼくの“推し本”第1弾 『うしろめたさの人類学』著松村圭一郎
その第一弾として今月推しているのが『うしろめたさの人類学』です。
この本は、町田自身が青年海外協力隊(現 JICA海外協力隊)としてエチオピアに赴任する前から読んでおり、赴任中も、そして日本に戻っての赴任後も何度も読んでいるバイブル的な1冊です。
この本に書かれている「構築人類学」という考え方を、著者のエチオピアというフィールドでの体験と、日本という社会で生きる中で感じる窮屈さや息苦しさなどを再解釈し構築しなおす試みは、現代社会を動かしていくのにきっと必要なヒントを示してくれるはずです。
※推し本については本屋来店時、またはネットショップでも購入可能です。
オンライン読書会「人と人、社会とのつながりを再構築するためのヒント ~『うしろめたさの人類学』」
SANJO PUBLISHINGでは月に2回ほど、テーマを決めた本を持ち寄る読書会と、課題本をみんなで読んできてその本について話す読書会を開催しています。今回は、課題本を設定して行う読書会の特別バージョンを企画。
ミシマ社から刊行されている松村圭一郎著『うしろめたさの人類学』を読んで人と人や人と社会のつながりについて考えます。著者の松村先生にもご参加いただき、熱く、そして深く議論できたらと思います。
著者の松村さんとの議論になる関係上、議論に参加できるのは6人となります。ですが、聴講のみの参加でも気になった点や感想などをコメントでいただければ、議論の中で少しでも反映できたらと思っております。
ぜひご参加お待ちしております。
イベント概要
日時:2022年11月21日(火)19:00から20:30(予定)
形式:オンライン
定員・料金:
議論参加者:6人 1,500円(税込)
聴講のみ:制限なし 500円(税込)
ゲスト:松村圭一郎さん(岡山大学文学部准教授)
参加条件:
・『うしろめたさの人類学』を読んだうえで参加する(未読の方は郵送も可能ですので、その旨お伝えください。)
・zoomを利用できる環境がある
主催:NCL三条
当日の流れ:
19:00スタート
1)導入ーゲストの紹介など
2)参加者の簡単な自己紹介
3)ゲスト松村先生にこの本を書くきっかけなどインタビュー
4)参加者の質問/議論
5)松村先生による講評
6)クロージング
ゲストのプロフィール
松村圭一郎(文化人類学者、岡山大学文学部准教授)
1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。
申し込みはこちら。
〈新潟・三条市のまちの本屋と考える〉人と人、社会とのつながりを再構築するためのヒント ~『うしろめたさの人類学』オンライン読書会~ ゲスト:著者 松村圭一郎さん
『うしろめたさの人類学』を刊行するミシマ社さんにも、関連書店イベントとしてご紹介してもらいました。
当日のイベントレポートはこちら
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